毎年2回は仕事で札幌に来るが、仕事のアポよりもホテルの確保が大変。今回の出張も3月の頭に予約していた。インバウンドは相変わらず出張者を苦しめる。会社の規定内で泊まるには苦労する地域が多くある。
札幌では営業所の社員と一緒に行動する。今の駐在員は3代目だ。
歴代の駐在員をジンギスカンに連れて行っている。そのジンギスカン屋も8年位の付き合いになる。
受傷前はジンギスカン食べ飲み放題→ラーメンと当たり前のコース。「泣くまで食べさせてやる」といつも言ってつれ回していた。これは立派なパワハラだ。
受傷後も変わっていない。前回ここに来た秋までは。ジンギスカン→おにぎり屋にコース変更したが。
ただ、今回はジンギスカンだけで腹一杯になって、おにぎりを諦めた。
とにかく大食いだったのは昔のこと、歳をとったのだろう。
仕事はきっちりこなした。今日の午前の予定が無くなったが。
3泊だ、会社の付き合いは1日で十分。後は久しぶりに1人のすすきのを楽しんだ。まあ詳しい内容までは書けないが。居酒屋だけの話を書こう。
ジンギスカンの後、すすきの西側をグルリと一周した。昔、30年前に住んでいた時からある店もある。昔よりはだいぶ少なくなったが、呼び込みも多少はいる。
呼び込みのオッサン(といっても僕より若いか)に気軽に入れる居酒屋を聞いておく。
2日目は前日のジンギスカンと昼飯のラーメンで腹が減っていない。
かといって賑やかな街に泊まっていて、外に飲みには行きたい。結局は焼き鳥。
3日目、昼に回転寿司を腹一杯食った。ぼたんエビも食べたし、ツブ貝、ホッキ貝も食べた。海鮮は今回はこれでいい。うろうろして気が向いた店に入ろうとしていた。
ただ、いつも年賀状をくれる小さな料理屋に行こうか悩んでいた。そこは気軽な値段ではなかったような記憶がある。
そしたら声をかけられた。1日目に会った呼び込みのオッサンだ。
「オイラは顔を覚えるのは得意だから」と言う。大したものだ、杖でもついていたら覚えているだろうが、杖なしだ。あっ、白髪だからか。まあいい。
「こうやって会うのも縁だからね」と言う。呼び込みの勧める風俗に行く気はない。ただ、もう一度居酒屋を聞く。
縁か、年賀状をいつもくれる居酒屋に行くか。オフィスの住所も変わった、今年の年賀状は転送されてきた。
来年、同じ住所に出してくれたら戻るだろう。年賀状が欲しい訳ではないが、全然来ない客に律儀に年賀状を出してくれているのだ、新しい名刺を渡そう。
すすきのは料理屋も風俗も同じビルに入っている。その居酒屋もそう。メインの通りから見えるエレベーターだ。
風俗に行くと思われるか気にする歳でもない。
3年ぶりか?いや、受傷する前だった。5年前だ。一緒に飲んだ得意先の人と浴びるほど日本酒を飲んだのだ。その人はその会社をその後すぐ辞めたが、入院した噂を聞いて東京の他の用事のついでに見舞いに来てくれたのだ。
その居酒屋は家族でやっている。オヤジ、奥さん、娘。娘はすぐに帰ったが。
気さくな夫婦だ。娘に「親父さんと奥さんによく似てるね」と言って嫌われた。
屈斜路湖の姫鱒、きんめの半身の煮付け、ビールと酒は北海道の酒を各種・5合くらい飲んだか。飲み過ぎだ。
こういうカウンターで親父さんと奥さんの店では、「オレはそこそこ呑めるよ」モードを出してしまう。これだけは'元通り'の自分だ。
まあ、楽しい出張だった。もちろん仕事もちゃんとした。
こうやって書いている内に空港に着いて、空港のレストランで生ビールセットを頼んだ。
いつもは人気のエビラーメンに並ぶが、時間がある。
帰るだけだ。まだ飛行機には時間がある。早い時間に変えるのも面倒くさいので軽く飲んで過ごそう。
身体の調子、これだけ酒を飲んでるから調子いいのか。いや、痛み・痺れからの逃避なのか、ただの酒好きなのか。
今週は右脚のふくらはぎからアキレス腱までが痛い。初めての感覚だ。
まあ、何とかなる、明日は筋トレと鍼だ。
あと一時間、ちょっとだけ仕事の資料をつくるか。
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