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2019年02月05日

学生時代のバイト(ラウンジ)

輸入商社のバイトをクビになり、そのころはダイエーのバイトも辞めていたか。家庭教師は続いていた。
週2の家庭教師以外に夜のバイトをしようと思い、大学の掲示板(当時は大学の掲示板にバイトが斡旋してあった)で探した。
喫茶店で時給は600円だったか650円だったか。

喫茶店のチーフと面接した。「多分、夜の方の店に入ってもらうと思うよ」
大阪郊外の開発が進んでいた街の中心的なビル。居酒屋もあり、喫茶店の横には「夜の店」があった。喫茶店とその「夜の店」は同じ経営だった。

いつママと面接したかは覚えていない。なんかママと会ってその日から働いたような気がする。
夜の店のチーフは違う人だ。昼は左官をやっているという。夜はアルバイトで、お金を貯めていつか自分の店を出すのが夢だと言っていた。小山チーフだ。
ママは大阪の新地近くでスナックをしていた。ここは2店舗め。早い時間はいるが、21時過ぎには新地の店に行く。他に女性が1、2名いた。

僕は何をするのかというと、まず出勤したらミネラルウォーターの空き瓶に水道に付けてある浄水器の水を入れる。満タンに入れて、割りばしで輪ゴムの付いた位置まで瓶に突っ込む。それで半分折れたフタを止める。そうすれば新品のようなミネラルウォーターの瓶になる。フタは半分開いているが。
ここでは2時間飲み放題をやっていた。3000円だ。
飲み放題のオールドのボトルに取っ手のついたホワイトを入れるのも仕事だった。
水商売ってこんなものかと思った。

色んな事があった。
仲良くなった女の子にカセットデッキを貸したら、そのまま返されることなく辞められたり。
カラオケは1曲100円入れる機械なのだが、1000円両替して歌いきれず残った小銭をプールして小山チーフと店が終わった後にお好み焼きを食べに行ったり。

色んなお客さんが来た。その頃の就職人気No.1の世界的コンピューター企業の採用担当者Nさんがいた。Nさんさんとはよく話した。Nさんの出張した海外の話とかは聞いていて楽しかった。
カウンターの接客は僕や小山チーフ。小山チーフは結構無口だったので僕がよく話した。
就職活動中の時期だった。そんな人気企業は思いもしなかったし、僕はアパレル1本に絞っていた。
その超大手企業の方に資料請求のハガキを出すよう言われていた。当時はリクルートが発刊するぶ厚い会社一覧があり、それに付いているハガキで企業に資料請求、または電話をして就職活動が始まる。

当時、コンピューターは家庭にはなかった時代だ。
Nさんに何度か言われた。「まだハガキ出していないな」さすがコンピューター企業だ。何万とくる応募ハガキもコンピューター管理されているのだろうと思った。今では当たり前の話だが。
Nさんは関西では京大・大阪大・神戸大しか採用する気はないようだった。ただ、今後の企業を考えたらキミみたいな人が必要だと言ってくれた。「キミみたいな」が気になったが。

Oさんは製薬会社で新薬の動物実験をしていた。毎日モルモットと相手だと言う。Oさんはかなりの酒豪だ。また、僕にも酒を勧めてくれる。二人でボトル1本半は空いた。
また、音楽の趣味も合った。Oさんに教えてもらったElbow Bones & The Racketeersのアルバムは今でもお気に入りだ。

近くに本社のある電機メーカー。たまに何人か来ていた。今は上場している。
ある日、鼻血を出した人が何人かの部下らしき人と来た。眼鏡も割れている。どうも店の前の居酒屋で部下と口論になり部下に殴られたようだ。サラリーマンでもこんなことがあるんだと思った。

結局ここには卒業するまでバイトした。週に3日だったのが、家庭教師が無くなり毎日行っていたようにも思う。卒業する年の初めで辞めたのだったか、記憶が定かでない。
卒業し、就職して2年目。寮の後輩を連れて飲みに行ったことがある。その時にママから1か月だけ手伝ってと言われた。何を思ったのか、1か月だけ手伝ったことがある。
仕事のストレスから逃げるために、居心地の良かった場所に居たかったのかもしれない。
ただ、その1か月(だと思うが)の店での記憶が全くない。

今日も身体の調子はいい。先週の鍼で坐骨神経痛の右お尻と腰に多く鍼を打ってもらったことが良かったように思う。右足の痺れも穏やかだ。
手の痺れも使えないほどではないから良しとしよう。
posted by shigenon at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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