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しゃちくん
結婚3年目 妻子持ち 学歴:日東駒専 元某メーカー人事(日経225銘柄) 毎日深夜まで残業し、かつ残業代もつかない様な環境に耐え切れず、 「(部署によっては)まったり」「世間体がよく」「おもしろそうな」仕事をしたいと考えた結果たどり着いた公務員に挑戦しました。 ツイッターでも就活、公務員試験、その他どうでもいいこと呟いてます https://twitter.com/natsuking2017?lang=ja なお、記事内の情報については私の経験則100%なので、 実際の法律等に対し誤っている部分があるかもしれませんのでご留意ください。
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2018年01月08日

非正規雇用の闇 〜ロンダリングの沼〜

ma.jpg



今日は非正規や派遣社員という働き方について、

私見を書こうと思います。


というのも、これは「公務員浪人」「就活浪人」と密接に繋がった話です。


就活に失敗しました!けど単位は取り終えたので、卒業します」

「親にも頼っていられないので、派遣でつなぎます」


経済的にもこれは仕方のないケースです。

けどこれが実は凄い泥沼への一歩だったりする。




そもそも派遣社員とは。

「派遣会社に所属する、一般企業へ派遣されて雇用の調整弁となる助っ人」です。


巷では「正規社員への直接雇用の可能性もある!」と謳う会社もありますが、


ま〜、基本あてにしてはいけません。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171219-00010003-huffpost-soci

最近こんな記事をみました。

17年勤務した派遣社員が、58歳で雇止め。シングルマザー。

突然2か月に契約更新をしない旨を通知されたとのことです。



これって、普通にありえるんですよ。

3か月なり、半年なり、契約更新のたびに雇止め(解雇)の可能性がある。

会社が派遣会社に求めているのは

「正社員が抜けちゃって、人手が足りないから、埋まるまで繋ぎの人ください」
「今だけ注文が多くて忙しい時期だから、一時的に人が欲しい」


こういった声です。


正社員は会社として非常にコストがかかります。

事務的な労務はもちろん、厚生年金などの掛け金、賞与、退職金、昇給など。

しかも現在の法律では、余程のことがないと正社員をクビには出来ませんし、補償もんです


はっきりいって、安定度はアルバイトと何ら変わりません。





派遣社員の闇@〜長く働けば正社員になれる?〜


「同じ職場で3年以上派遣社員を雇い入れる場合は、直接雇用しなければならない」

という法律がありました。2015年に一部改正され、その後は知りませんが基本的には変わってません。


要は、「長年同じ仕事をする派遣社員はお前んとこの戦力になってるから雇えよ!」って法律なんですが、


この「同じ職場」ってのが抜け穴で。


部署ごとにカウントされるんです。

例:2014年4月に1人目の派遣社員を雇い入れ→カウントスタート

途中3か月間、派遣が0人になればリセットです。


つまり、かなりグレーではありますが、

2014年4月に雇った人を、2017年2月末に別の部署へ異動させ(契約変更)し、

2017年6月に元の部署へ戻してまた3年働かせることが可能です。。。


このクーリングオフ(3か月)を利用すれば延々と派遣社員を搾取できることになります。



もっと悪質(かなりグレー)なところでは、

最初は「営業1課第1グループ」で契約した派遣社員に対し、

会社の組織変更により、部署の名前が変わって「営業推進1課」になったとしても、

「別部署」として、年数リセットになります。



長年働けば正社員(直接雇用)になれる! というのは


本当ですが、必ずしも実現しない






派遣社員の闇A〜就活、転職の妨げになる?〜


話は戻って就活浪人、公務員試験浪人、または転職により、

一旦腰掛で派遣社員で食いつなぐという戦略ですが、

派遣社員は勤務形態にもよりますが、フルタイムのものが多いです。


フルタイムで働きながら、正社員の求人のため就活をするのは非常に難しい。

現派遣先は人が足りてないので派遣を使っているという背景があるので、

就活の面接やなんかで度々休まれるとたまりません。

かなり休みはとりづらいと思ってください。


派遣の仕事が忙しいために就活(転職活動)、試験勉強がおろそかになり

中々正規の職につけず、

低賃金なため派遣を辞めることもできず、

年だけとっていき、ますます正規の職に就きにくくなる。


このデススパイラルの結果、

多数の30代後半、40代フリーターを生み出しています。



元々小泉内閣の派遣法緩和が元で、

おかげで企業はやすやすと労働力を都合よく使えるのでいいのですが、

こういったワープアのような人を生み出す原因にもなりました。(自業自得な人も多いけど)



私が担当した派遣社員でも、

50歳前で、2人の子持ちなのに派遣社員として入社し、

年収200万強を稼いで(奥様も非正規)育てている方もいました。


その根性は尊敬ものですが、目指したい姿ではありません。




以上を通して私がいいたいのは

新卒者へ
「よりごのみ、高望みせず、妥協してでもまず正社員の職で経験を積むこと」

新卒時にNNTの人が翌年大手企業から内定の出る可能性は低いです。

それよりまず正社員として働けるところを、極論、興味なくてもキープするほうが賢いと思う

非正規はあくまで補助人員なので、非正規での経験は全然評価されません。

既卒浪人は本当に厳しいので、まず正社員で腰を据えて多少の経験を積み、転職活動をオススメします。



公務員浪人へ
「落ち続けてから民間いけると思ったら大間違い。早めに就職しながら勉強して試験を受けて」

公務員浪人は魔境。

面接試験は運や資質により、落ちる人は一生落ちます(対策しても)


2年や3年までなら問題ないのかもしれませんが、

3年間公務員試験の勉強しかしてない人を民間は要りません(飲食介護は別)

複数年、浪人するなら公務員と心中です。

年齢制限まで受からないときは非正規のデススパイラルを覚悟してください。


転職者へ
「在職中に転職活動をしろ」

これに尽きます。

もしくは、派遣などしなくても転職活動に打ち込める生活資金を用意してから退職すべき。


退職して金がないから派遣で食いつなぐような人は、足元みられます。計画性の無さに。

どんな経験していても、マイナスからのイメージを持つと思います。





リーマンショック後の氷河期時期の就活経験、

またはその後の採用担当としての実体験から書きました。

ちょっと繋ぎ、の派遣社員は落とし穴でもあるので、

期限を限定して働かないとヤバイです。

間に合わなく前に気づいてほしい。正社員の価値に。


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