ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

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　3月末での投資成績を公開します。

　今月はなんと、利益はまさかの100万超え。
　・・・と素直に行けばいいのですが、もちろん種明かしがあります。

　ソーシャルレンディングなどの利益は源泉徴収されて振り込まれます。
　損失があった場合でも、一度源泉徴収された所得税額は申告しないと戻ってきません。
　その分の、言わば「公的な損害補償」が振り込まれたので、一時的に利益が大きくなっているだけです。

　　・（参考記事）ある意味「公的な損害補償」。確定申告の還付金が振り込まれました。


　今回の確定申告により還付された所得税は、総額で約101万円。
　ここからソーシャルレンディングによる損失額相当分を抜き出すと、約84万円になります。
　（住民税も還付を受けますが、これも繰り入れるのは面倒なのでスルーします）

　税金は取る方だけ自動で取って、還付は面倒な手続きを経ないといけない・・・というのは税金関連の話で
　良く耳にする意見ですが、逆に考えれば「手続きをすれば戻ってくる」ということです。
　知らなければ損をするのは税金に限ったわけでもありません。
　愚痴を言っても制度が変わらないなら、勉強した方が合理的だと思います。


　今月末時点での投資状況は下記の通りです。

　今月の投資総額は約8,390万円となっています。
　確定申告による還付分は、一番下の「貸倒・投資終了分合算」の欄に繰り入れることにしました。

　


　各投資口座のキャプチャを公開します。

　
　
　
　
　
　


　3月末時点における投資状況は、以下の通りです。


　　・ソーシャルレンディングへの投資総額：約8,390万円

　　・投資利益：約103.6万円

　　・これまでの累積利益：約812万円


　現在もいくつかの案件で遅延は起きていますが、損害が確定しない限りは累積の利益には入れません。
　これはあくまでも「現在確定している内容」を公開するためです。

　ソーシャルレンディング（広義で言えば、クラウドファンディング）が優秀なインカムゲイン投資であると
　いう考え方は変えていませんが、投資先の吟味がより重要になっていることは論を待ちません。
　経営母体が上場しているSBI SLやオーナーズブック、そして匿名化に関する金融庁の見解後、真っ先に実名
　化対応を行ったSAMURAIやFundsへの投資を加速していく予定です。


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　貸付ファンド「Funds（ファンズ）」の話題です。

　明日、Fundsでは新しい案件の募集が始まります。
　今回は以前に提携の話があった、「明豊エンタープライズ」の案件。

　　・貸付投資の「Funds(ファンズ)」が明豊エンタープライズ(​東証JASDAQ上場​)と事業提携


　このニュースは3/4のものですが、その当日に明豊エンタープライズの株価は急上昇。
　以前のデュアルタップ（3日連続ストップ）と言い、Fundsと絡んだ企業の株は高確率で上がるという傾向が
　あるようです。
　（アイフルは出来高が多く上がらず、フィル・ハーモニーもストップではないですが多少は上がりました）

　ソーシャルレンディングのみならず、株をやる人もFundsに会員登録をして情報を取れるようにしておくと
　いいのかもしれません。


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　さて、新規の案件は本日の夕方から募集開始です。


　・世田谷区MIJASファンド#1

　　募集開始：2019/4/3 18:00〜
　　予定利率：5%（配当は満期一括）
　　期間：9ヶ月
　　貸付総額：7,920万円
　　担保：無し

　　


　明豊エンタープライズ社は1968年設立。創立50年超の会社です。
　JASDAQ上場で、最近は投資用アパートの開発に力を入れているそう。
　「M-Lots」という、一口500万円の投資用案件もありました。こういう案件を手がけているだけに、Fundsと
　の親和性は高いのだろうと予測できます。
　
　　・M-Lots　田園調布


　明豊エンタープライズの財務情報はこちらで見られます。
　ここのところ売り上げ・利益ともに右肩上がりですが、今年は少し苦戦しています。
　相続税対策の一巡や、投資用不動産を巡る問題が足を引っ張っている、ということでしょうか。

　もっとも、第一や第二四半期で赤字になるのはこれまでもあった事ですし、流動比率や自己資本比率も悪く
　ないので、大きな問題ではないと考えています。
　（こういう需要の落ち込みを見越して、Fundsとの提携を進めたのかもしれませんが）


　今回のスキームは、通常のFundsのものと変わりはありません。
　投資対象になっている「MIJAS Okusawa」の運営がどうあれ、明豊エンタープライズ社とその子会社である
　明豊プロパティーズ社が吹き飛ばなければ元本は欠損しない仕組みになっています。

　　


　また、明豊エンタープライズは「売りっぱなしにしない」「底堅い案件を狙う」不動産開発が売り。
　このあたりはさすがに老舗、まじめな経営を行っているという印象を受けました。
　詳しくは下記の記事も合わせてご覧下さい。

　　・需要が底堅い物件を。明豊エンタープライズが手掛ける不動産のこだわり　（Funds）


　明豊エンタープライズが手がけるMIJAS（ミハス）シリーズは、スペインのアンダルシア地方にある白い街
　「ミハス」をモチーフにしている、白を基調とした高いデザイン性で差別化を図っています。
　2018年10月時点での稼働率は97.0%と高水準であり、店子の入りに心配はいらないでしょう。

　1棟あたりの売却金額が平均2.6億円という高級投資用物件に、少額から投資できる今回の案件。
　こういう小口投資ができるのが、クラウドファンディングの醍醐味だと思います。
　正直、相当の激戦が予想されますが、参戦してみようと思います。


　Fundsへの会員登録について、興味のある方は下記の記事も参考にして下さい。


　　・Funds（ファンズ）の会員登録方法を解説。個人的に大本命のサービス！


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