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2019年01月24日
ガイアファンディングとmaneoから債権回収の続報
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問題はまだまだ続きます
グリーンインフラとmaneoマーケットへの行政処分に端を発する、一連の問題の続報です。
まずはガイアファンディング。
全案件遅延という前代未聞の状況となってしまいましたが、フタを開ければ中継会社の資金ショート。
さらなる情報で、「そもそも満期一括返済の案件をむりやり、毎月返済するmaneoのプラットフォームに
当てはめてしまったことで不具合が起きた」と分かりました。
ガイアファンディングのローンチ当初、大々的なソーシャルレンディングのプラットフォームはmaneoの
ものしかなかったとは言え、見直しを行わなかったのは大問題。
さらに、大家のmaneoマーケットについても「知らなかったからうちは関係無い」とは言えないでしょう。
プラットフォームを貸し付けてお金をもらっている以上、責任は当然負うべきです。
そのガイアファンディングからの続報は、あまり良い知らせとは言えないものです。
今月に着金するはずの資金が、まだ届いていないというものでした。
ガイアファンディングからのお知らせと所感
ガイアファンディングとmaneoマーケットからのお知らせは次の通りでした。
(以下、ガイアファンディング社からのメール文の抜粋)
【案件概要】
案件所在地は、カリフォルニア州マリーナ・デル・レイです。
当該案件は2018年9月に、仕入れ資金(物件購入代、工事費等)として融資した「カリフォルニアローンファンド27-38号」の販売期間延長に伴う借り換え資金として募集いたしました。
【現状および今後の計画】
物件はすでに完成しており、販売契約も締結しています。
現在、買主に引き渡す前の最終検査を実施しております。最終検査が終了次第、売却並びに返済となります。
返済時期に関しては、予定通り2019年1月18日を見込んでおります。
(ガイアファンディング社からのメール文の抜粋、ここまで)
上記のとおりガイアファンディング社のメール本文には1月18日に返済を見込んでいるとの記載がございました。
当社におきましては、1月18日の見込みに従い、着金確認をいたしておりましたが、返済指定口座への着金はございません。
本件につきまして、ガイアファンディング社に確認いたしますとともに、確実に分配および償還ができる状況の確認が当社でも取れましたら、該当投資家の皆様にメールにてご報告いたします。
遅延が起きた際、maneoマーケットはガイアファンディングの全案件について書面調査を行っています。
その上でプロジェクトの実態はあると結論したわけですから、この案件についても販売契約の締結は実際に
行われているのでしょう。
ということは、最終確認が遅れているのか、入金の手続きが遅れているのか。
契約手続きに何らかの問題があったのではなく、単なる手続きの問題ならいいのですけど。
今の所は静観するしかなさそうです。
(それにしても、アメリカと日本間の送金・着金くらいはすぐに分かりそうなものですが。
間に何社か挟んでいる仕組みが全体を複雑にしているようにしか思えません)
maneoの続報
maneoの遅延案件についても続報がありました。
11月1日付【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=7549
1.回収活動状況について
本件融資の担保対象となる不動産は、神奈川県川崎市内の土地及び建物です。
前回までにご報告いたしました東京都内の大手不動産会社の系列企業、
医業経営コンサルタント会社より紹介された医療法人、学校法人が引き続き購入を検討中であるほか、
1月9日以降につきましては、新たに医療福祉事業者に検討いただいております。
なお、本件売却活動とは別に、対象不動産に対する競売の申立てを行っており、開始決定通知書を受領いたしました。
引き続き、投資家の皆様に少しでも多くの配当を一刻でも早く実現できますよう、
事業者C社から定期的な回収活動の報告を受けるとともに、協力してまいります。
この件、元のリンクを見ると
「すべての担保不動産の任意売却による売却代金をもってしてもmaneo社への元利金全額を支払うことが
困難であるとの認識に至り」
という一文がありますので、元本の一部が削れるのは覚悟すべきことでしょう。
元本が削れることは投資の世界では当たり前のこと。ソーシャルレンディングだからという理由で、特段に
騒ぎ立てるものではありません。そのリスクを呑み込んで投資したわけですから。
ただ、実際には担保価値に余裕があったはずなのに元本損害を招いた。この部分についてmaneo社に対し
今後の再発防止対応、リスクの明確化対応を求める事は正しい行為だと思います。
(実際に、私もそのようにするつもりです)
所感
少し前までソーシャルレンディングの雄と言えばmaneo社でしたが、最近は潮目が変わりましたね。
(全部ではありませんが)maneoファミリーと言われた事業者への信頼性は大きく傷つきました。
一方で老舗であるSBIソーシャルレンディングは躍進し、クラウドバンクは見事に復活。
新しい事業者も着々と実績を積み、不動産クラウドファンディングも登場しました。
maneoが日本初のソーシャルレンディングを始めてから10年。
10年一昔と言いますし、栄枯盛衰の第一ラウンドが回り始めたのかもしれません。
もちろん私も最近の潮目の変化に沿って、各社への投資金額を見直していくつもりです。
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posted by SALLOW at 09:40
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| 投資の話題
2019年01月23日
Funds(ファンズ)注目の案件は瞬間蒸発。予想は大当たりでした。
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予想通り蒸発しました
さて、注目の事業者「Funds(ファンズ)」の第一号案件が登場しました。
かなりの反響を呼んでいた事業者のわりには、最初の案件はどちらかと言えば小粒。
3つの案件を合わせて、募集金額は7,320万円と1億円にも達しない状態。
案の定、瞬間蒸発していました。
瞬間蒸発する順番も、予想通り。以下のような順番で蒸発していたようです。
@利率6%、募集額700万円 → 開始数秒で蒸発
A利率5%、募集額約2,600万円 → 開始1分以内で蒸発
B利率1.8%、募集額5,000万円 → 開始数分で蒸発
@は募集額が少ないのも理由でしょうが、利率の高い方から埋まっていくのはソーシャルレンディングの
いつもの光景。今回も例外ではなかった、ということのようです。
ちなみに開始2分くらいの状況がこんな感じでした。
アイフルの1.8%案件以外は既に埋まっています。
全てのファンドに「#1」の表記がありますので、すぐに次の案件が出てくることでしょう。
「Funds」の場合、預かり金がなくても投資ができますので、まずは会員登録をして準備しておくのが良い
と思います。
・(参考記事)Funds(ファンズ)の会員登録方法を解説。個人的に大本命のサービス!
Fundsでの口座開設は、こちらからどうぞ(アフィリエイトリンク)
私の投資記録
私は今回、預かり金は入れずに投資しました。
Fundsでは預かり金を入れても入れなくても投資できますので、投資できなかったことを考えると預かり金
を入れるメリットはないと考えたためです。
(出金手数料はゼロですが、出金のタイムラグはあるので)
案件が蒸発する順は上記の通りだと思っていましたので、激戦区と思われる6%700万円はスルー。
デュアルタップとアイフルの案件に分けて、合計300万円の投資を行いました。
午前10時半という時間もあったのでしょうが、サーバが重いという印象もなく、投資は成功です。
・アイフルビジネスローンファンド#1 200万円
予定利率:1.8%
期間:12ヶ月
貸付総額:5,000万円(主案件)
担保:無し
・大田区XEBECファンド#1 100万円
予定利率:5%
期間:12ヶ月
貸付総額:2,620万円(主案件)
担保:無し
今後のためにも、まず登録を
Fundsの第一回案件は、評判の割に地味な出だしとなりました。
もっともソーシャルレンディングはそもそも地味な投資なのですから、このくらいの出だしがちょうど良い
というものなのかもしれませんが。
ソーシャルレンディングで様々な問題が起きている中、Fundsが行う関係会社貸付やその他の特徴は現状の
問題を解決するための処方箋となると考えています。
今後の投資案件についても、引き続き投資増額を進めていく予定です。
Fundsの特徴については、下記の記事でまとめてあります。
これまでの問題を解決する方法を引っ提げて登場した「Funds」。検討する価値は十分にあると思います。
・(参考記事)ソシャレンが抱える問題への処方箋は「関係会社貸付」。いきなりの大反響です。
・(参考記事)Fundsの特徴を紹介。投資単位は? 手数料は? 預かり金口座は?
・(参考記事)Funds(ファンズ)の会員登録方法を解説。個人的に大本命のサービス!
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posted by SALLOW at 17:00
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