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2018年09月28日
オーナーズブックで一案件終了。そして新案件が登場。
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期限前償還がありました
オーナーズブックで投資していた案件が終了を迎えました。
・杉並区新築マンション第2号ファンド第1回
確定利率:5.2%
期間:13ヶ月→6ヶ月
貸付総額:3億1,000万円(主部分のみ)
担保:物件に対する第一順位の抵当権 評価額3億9,100万円
LTV:79%
当初貸付機関は13ヶ月でしたが、結果は6ヶ月での期限前償還となりました。
竣工後にExitしたのか、それとも金融機関からより低利での借り換えに成功したのかは分かりませんが、
ともあれ無事に償還完了となり、何よりです。
全ての案件というわけではないかもしれませんが、オーナーズブックでは3ヶ月ごと(4、7、10、1月)に
3ヶ月分の配当が支払われます。
ということは、来月は10月で配当月。
ざっと計算すると5万円前後の配当が入ることになり、今から楽しみです。
期限前償還がありました
さて、この償還された資金ですが、タイミング良く次の案件が登場しました。
・渋谷区商業ビル第3号ファンド第1回
募集開始:9/28 18:00〜
予定利率:5.0%
期間:14ヶ月
貸付総額:6,000万円(主部分のみ)
担保:物件に対する第一順位の抵当権 評価額7,520万円
LTV:80%
渋谷区にある商業ビルの区分所有案件です。
現在はテナントが入っていない、さらに不動産事業者は設立1年未満とリスクが高くなっています。
ただ、幡ヶ谷に第一順位抵当権付きの担保を持っていることは事実。
幡ヶ谷の地価はここ数年、年率数%で上昇傾向にありますので、担保価値が一気に落ちてしまう、という
事態にはならないのではないかと思います。
募集総額が6,000万円と少ないので、投資できるかどうか分かりませんが、とりあえず参戦します。
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただければ幸いです。
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posted by SALLOW at 14:15
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| 投資案件紹介
【解説含む】LCGFは本当に安全性が高いのか? 質問してみました。
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LCGFの話題
今回は「SL初心者向け情報」のカテゴリです。
最近、LCレンディングではLCギャランティーファンド(LCGF)が多く募集されています。
このLCGFについて、その性質などを初心者の方向けに説明していこうと思います。
LCGFはLCレンディングを代表する案件。
その最大の特徴は、LCホールディングスの連帯保証が付いている、という点にあります。
ソーシャルレンディングにおける連帯保証、特に個人連帯保証はほとんどお守り程度の気休め。
例え法人の連帯保証が付いていたとしても、その法人の規模が分からない以上、保証の程度はお察しです。
しかし、その法人がJASDAQ上場企業であるLCホールディングスであれば、話は違います。
上場企業は財務情報などを公開していますので、保証の堅さも調べる事ができるでしょう。
LCGFの一つの例を挙げます。
・LCGF443号
予定利率:6.25%
期間:12ヶ月
貸付総額:1,450万円(案件単独)
担保:北海道の副業商業施設に対する第二順位信託受益権
このファンドでは、北海道にある複合商業施設が対象になります。
この商業施設に対して信託受益権(賃料など、不動産から得られる利益を得る権利)が設定されています。
しかしその順位は2位で、もし商業施設の経営が行き詰まれば、返済されるとは限りません。
さらに評価額17.1億円の不動産にローン総額が17.87億円と、オーバーローンになっています。
普通であれば色々ツッコむべき案件なのですが、LCホールディングスの連帯保証が付いていることから、
万が一商業施設がどうにかなっても、LCホールディングスが健全である以上は支払いは続きます。
こういった性質から、LCGFは「LCホールディングスの社債」に似た性質を持つことになります。
社債のリスク
LCGFをLCホールディングスの社債と見なした場合、そのリスクは何でしょうか。
一般的に社債のリスクとして挙げられるのは、以下の4つのようです。
@信用リスク
社債を発行している会社の経営がおかしくなった場合、あるいは倒産した場合などに、本来の利息が
払われなくなったり、元本が損害を受けたりするリスク
A流動性リスク
一度購入した社債が売買できない、あるいは中途で売買すると元本割れするリスク
B金利変動(債券価格変動)リスク
金利が上下に変動することにより、債券価格が逆の方向に変動するリスク
C途中償還リスク
当初予定されていた期間が前倒しされ、社債が償還されるリスク
これらのリスクを、ソーシャルレンディングに当てはめてみましょう。
AとCについて、ソーシャルレンディングでは投資家側からの中途解約はできず、事業者側からの期限前
償還はありますので、社債と同様リスクはあります。
Bについては、金利や価格の変動はソーシャルレンディングにはありません。
そして、言うまでもなく最大のリスクは@です。
10年変動国債の利回りが0.1%以下、一部上場企業の社債が1%を軒並み下回るような超低金利の世の中に
おいて、1年6.25%などという金利は破格中の破格。
破格の金利の裏には、LCレンディングが多くの大企業ほど規模が大きくない、というリスクがあります。
LCGFの安全性について
さて、それではLCGFの安全性についてです。
最近のLCGF募集の多さからふと気になり、LCレンディングに質問をしてみました。
Q:現在のLCGFの貸付残高はどの程度になっておりますでしょうか?
A:LCホールディングスが連帯保証をする「LCGF」の残高は、およそ31億円となっております(2018年8月31日時点)。
実際は8月末から追加でLCGFが募集されていますが、残高は30億円半ばくらいとみていいでしょう。
一方、LCホールディングスの6月末時点における現金はおよそ40億円あります。
(前年度に比べて現金が減っていますが、借金も減っています)
また、純資産も52億円ほどあります。
手元現金、及び純資産がLCGFの貸付残高を上回っていることから、少なくとも現時点においてはLCGFの
安全性はそれなりに高い、と言えるのではないでしょうか。
(無論、一部上場会社の社債などに比べてリスクが大きいのは当然です。その分利率も高いわけですから)
私のLCレンディングへの投資額はおよそ1,000万円。
投資の増額を含め、今後のLCホールディングスの財務情報や経営業績を見ながら検討していく予定です。
その他、私が実際に投資し、お勧めできる事業者については、下記の記事もご覧下さい。
・(2018年9月版)SL初心者にお勧めの事業者
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posted by SALLOW at 09:15
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