ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　SBIソーシャルレンディング（SBI SL）から、恒例のオーダーメイドファンドが登場。
　明日の月曜日、明後日の火曜日と二日連続の募集となります。

　まず最初、月曜日の募集分はバイヤーズローンファンド。
　最近オーダーメイドの利率が上昇気味ですが、これもその例に漏れず9%という破格の利率となっています。


　・SBI不動産バイヤーズローンファンド29号

　　募集開始：12/10　10時〜
　　予定利率：9%
　　期間：10ヶ月
　　貸付総額：3億10万円
　　担保：対象不動産に第二順位の抵当権を設定
　　　　　評価額11億800万円、先順位5億2,300万円
　　LTV：74%

　　


　バイヤーズローンファンドというと、以前に元本の一部損害が起きたことで痛い目を見たという投資家も
　いると思います（というか、私もその一人ですが）。

　その貸付先は今回、当然含まれてはいないでしょうが、似たような事が起こらないとは限りません。
　特に、通常であれば7%程度の利率であるバイヤーズローンファンドが利率を9%まで上げてきたというのは
　何らかの事情があると思った方がいいでしょう。
　やはり通常の案件に比べ、利率の分リスクは少し乗っている、と考えるべきではないでしょうか。

　とは言え、この高利率は魅力的。貸付期間も10ヶ月と比較的短いことから、資金の一部をこちらに投資する
　というのは検討の余地があると思います。
　（SBI SLへの投資額が少ない人向けには、12/11に募集するPlusファンドの方がおすすめできます）


　一つ注意すべきは、本案件のLTV。
　紹介ページでは約51.3%と説明していますが、これは先順位を引いたものです。

　

　LTVの解釈は色々ありますので、これが一概に間違いとは言えません。
　ですがリスク方向に振った考え方をするのなら、下のような計算をするべきだと思います。

　　（先順位5億2,300万円＋今回貸付3億10万円）÷（評価額11億800万円）＝74%


　ソーシャルレンディングで不祥事が続く中、事業者の信頼性がさらに重視されるようになったのは確実。
　SBIグループの名前を背負うSBI SLは、何事にも慎重なところはありますが、事業者としての信頼性ならば
　おそらくは日本のソーシャルレンディングでトップでしょう。
　ソーシャルレンディング投資を行うのなら、ここへの口座開設、分散投資は欠かせないと考えます。

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　SBI SLでは最近、各種の実績を分かりやすく表示しています。
　その実績が、11月末の最新版にアップデートされていました。

　

　10月時点の実績は下の通り。
　融資残高＋22億円、会員数＋1,400名と着実に成長しています。

　特に融資残高307億円は、公称値であればmaneoの最新の融資残高を超え、日本のソーシャルレンディング
　において第一位となっていると推測されます。

　


　実績という意味でも、バックの安定性という意味でも、SBI SLには投資をする価値があると思っています。
　もちろん私自身も、SBI SLは主力投資先の一つ。
　下の画像の通り、約1,250万円を投資中です。

　


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