2018年11月22日
もう一つの新しい事業者FANTAS、相違点や決算などの紹介です。
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今回はFANTAS Funding
最近、立て続けに二つの不動産投資型クラウドファンディング(CF)事業者がサービスを開始しています。
そのうち、以前はCREAL(クリアル)を紹介しました。
・新しい事業者の紹介です。第一号ファンドがいきなり大型案件。
・CREAL 募集予定の第1号ファンドの内容紹介。投資家優待もあります。
今回紹介するのは、もう一つの不動産投資型CF事業者。
FANTAS Technologyが運営する、FANTAS fundingです。
前回CREALを紹介したということで、今回はFANTAS fundingの紹介を。
CREALと何が異なるか、という切り口も交えて行っていきたいと思います。
FANTASのトップページがTATERUとそっくりな理由
FANTAS fundingのトップページを見て、誰もが気づくことが一つあるでしょう。
「これ、TATERU Fundingとそっくりじゃないか?」
というものです。
(↑FANTAS funding)
(↑ちなみにこちらがTATERU Funding)
ページのソースを眺めても明らかに似ている、というかほぼ一緒なのですが、その理由はこれですね。
TATERUが、プラットフォームのOEM受託をやっているらしいです。
ということで、FANTASはTATERUに発注してプラットフォームを作成したのでしょう。
・人気の不動産クラウドファンディングプラットフォーム構築のOEM受託を開始 (TATERU)
類似点と相違点
FANTASとCREAL、不動産投資型CFという点では同じです。
投資家が優先出資、事業者側が劣後出資。つまり何かが起こって不動産の価値が減じることになった場合、
その被害を真っ先に被るのが事業者だという仕組みも同じです。
FANTASの場合、その劣後出資の割合は2割。
CREALは1割ですから、この部分は相違点となります(ちなみにTATERUとRenosyは3割)。
ただし、FANTASはCREALと投資対象が異なります。
CREALは実績があり稼働予定のホテルを購入し、その利益を分配するもの。
FANTASは中古不動産や空き家の再生。一般的に考えれば、FANTASの方がリスクが高いのではないかと
思われます(それは、お互いの案件の利率の違いにも現れているでしょう)。
会社の決算・評判と所感
その他気になるのは、会社の内容です。
FANTAS Technologyは非上場会社ですが、決算情報はネット上にありました。
(https://kessan.laboneko.jp/settlements/3183 より引用)
2017年11月の発表で、当期純利益が約1.87億円。健全な利益を出しているようです。
会社そのものについても、スタートアップらしい勢いが感じられ、福利厚生などはまだまだこれからですが
それほどブラックな情報はありませんでした。
・株式会社Fan’sはブラック企業?平均年収や評判・口コミ (年収チャンネル)
ということで、FANTAS fundingの紹介でした。
個別案件については、また別の機会に記事にしたいと思います。
CREALと比べると利率が高い分、相応にリスクはあるのかな、というのが所感です。
ただ、FANTASの目指す空き家再生や中古物件のバリューアップは、今後日本でさらに深刻化する問題と
なっており、投資には社会的側面もあります。
そういった意味で、今後はこういった事業者がもっと増えてくれる事を望みますし、もちろん私もFANTAS
での投資を積極的に検討していきたいと思っています。
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posted by SALLOW at 09:00
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