2018年11月20日
クラウドクレジット 新登場の気になるファンドの紹介。これは結構いいのでは?
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海外案件専門のクラウドクレジット
クラウドクレジットは、色々な国の事業者や小口債権が対象のソーシャルレンディング事業者。
世界的な資金の需給ギャップ解決、という目標を掲げています。
他の事業者ではまず取り扱っていない国の小口債権などに投資ができるため、資産の分散先としてはかなり
重要な事業者だと言えるでしょう。
ただし案件によってはリスクが高いものがあり、また大半の案件が外貨建てな事には注意が必要です。
そんなクラウドクレジットから、今回は新登場の気になる案件を紹介します。
・【ケニアシリング建て】東アフリカ金融事業者支援ファンド1号
予定利率:12.5%
期間:約25ヶ月
貸付総額:1,000万円(当初)
担保:無し
小口分散債権で保全
クラウドクレジット初の東アフリカ案件。
ケニア、ウガンダ、タンザニアの3ヶ国で、個人や中小事業者向けのローンを扱っている事業者への貸付を
行うものです。
通貨はケニアシリング。
利率は12.5%、運用期間は25ヶ月。
為替レートを無視すれば、25ヶ月で投資資金は約1.25倍(税前)となる予定のファンドです。
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案件紹介
案件に関する基本的な情報は下記の通り。
・貸付先は個人、中小向けノンバンクで、業歴は15年。
・売上高57億円、税前利益16億円。
・ノンバンクセクターでケニア、ウガンダのマーケットシェア5位、タンザニアで7位。
・個人向け貸付は、一定の所得水準以上が対象であり、給与からの天引きで返済を受ける。
・中小向け貸付は、基本的に担保や連帯保証の提供が条件。
ということで、これだけを見る限り堅実な事業者向けの貸付と思われます。
一方で、新しく登場したファンドというのはそれだけでリスク。東アフリカという地域も、今後大化けする
可能性のある場所とは言え、現状ではまだカントリーリスクはあるでしょう。
カメルーン案件の遅延多発を浮け、ファンド組成時のチェックは改善したとは思うのですが、やはり海外の
貸付は、国内に比べ大きなリスクがあると思われます。
一方で、12.5%の高利率は魅力。
外貨建て案件には為替リスクがつきものですが、ケニアシリングのチャートは、けっこう安定していました。
(https://www.xe.com/ja/currencycharts/?from=JPY&to=KES&view=5Y より引用)
上記はここ5年のケニアシリング−日本円レート。フレはおよそ±10%程度でしょうか。
今後はどうなるか分かりませんが、これまでの状況が続く限り、為替リスクによって利益がマイナスになる
ということは防げそうです。
ちなみに、この案件の利率は12.5%ですが、ケニアの政策金利は9%。
つまり、リスクプレミアムは3.5%しか乗っていません。
しかし、リスクプレミアムの話は、その通貨に容易にアクセスできることが前提です。
ケニアシリング建ての外債や外貨商品を豊富に選べるのであればともかく、そうではない現状では、この
商品はケニアシリングにアクセスできる貴重なものだと言えるでしょう。
ということでこの商品、けっこういいのではないかと判断しました。
少額を投資するかどうか、検討してみます。
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posted by SALLOW at 09:00
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