ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　9/7　18:55更新：

　9/7、GIL社から連絡がありました。
　今回も進捗は無し、ということです。

１．経過と回収見込み
該当投資家の皆様あてに9月5日に「延滞発生に関するご連絡」を送付させて頂きましたように返済期日が到来した延滞元金が901,800,000円ございました。

当社では引き続き、グリーンインフラレンディング社を介して、最終資金需要者の売却状況の把握に努めておりますが、現時点では確定した回収額をお伝えするに至りません。
一刻も早く、投資家の皆様に償還・分配を実施できますよう、グリーンインフラレンディング社と協力してまいります。
投資家の皆様には、お待たせいたしておりますことを改めてお詫び申し上げます。

２．今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等と合わせまして、業務改善計画の取組に関する進捗状況につきましても、定期的にメールにてご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
今後、適時に状況をご報告いたします。

　グリーンインフラレンディングからお知らせメールがありました。

　前回のメールについて、「休前日のメールは印象が良くありません」と書きました。
　まさかそれを見ていたわけではないでしょうが、今回は水曜日、ウィークデイのメールになっています。
　もっとも、営業時間外のメールであることには代わりありませんが。これも印象は良くないです。

　そしてその内容ですが、今回も残念ながら進捗は無し。
　再生可能エネルギー案件は一朝一夕にExitできるものではないとしても、前回のお知らせから1ヶ月は経って
　いるのですから、わずかでもいいので進捗しているところを見せて欲しいものです。
　まさか、何も努力していないわけではないでしょうし。


　

１．融資案件の概要
（１）返済期日が到来した案件の概要
ファンドＩＤ件数　41本
延滞元金総額　　　901,800,000円


（２）返済期日が到来した案件の詳細（抜粋）
ファンド名　　【第2弾】バイオマス発電ローンファンド（第1次〜第28次募集）
融資金総額　　601,200,000円

ファンド名　　【第2弾】貸付残高100億円突破記念ローンファンド（第1次〜第13次募集）
融資金総額　　300,600,000円


（３）支払利息の遅延
8月31日を支払日とする以下のローンＩＤの利息の支払いがございませんでした。

ローンＩＤ件数　1,227本
利息金額合計　　146,167,382円


（４）延滞元金及び支払利息の遅延の状況
I. 返済期日が到来した案件の延滞元金
7月31日　1,061,360,000円
8月31日　 901,800,000円

II. 遅延中の利息金額
7月31日　152,031,193円
8月31日　146,167,382円


２．経過
対象ローンについて返済期日が到来致しましたが、最終資金需要者の返済原資となる開発案件等の売却が行われておりません。
改めてグリーンインフラレンディング社を介して状況を確認致しましたが、本日までに返済金の入金日について確定的な回答を得られませんでした。
また、2018年7月2日返済分の元金及び利息の償還及び分配の留保につきましても引き続き留保とさせて頂いております。


３．回収の見込み
グリーンインフラレンディング社を介して、最終資金需要者の売却状況の把握に努めております。現時点では確定した回収額をお伝えするに至りません。
一刻も早く、投資家の皆様に償還・分配を実施できますよう、グリーンインフラレンディング社と協力して参ります。
投資家の皆様には、お待たせ致しておりますことを改めてお詫び申し上げます。
本件につきまして、今後、お伝えすべき事実がございましたら、速やかにホームページ上で公表させて頂きますと共に、対象投資家の皆様にもメールにてご報告をさせて頂きます。


４．今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。

　色々長く書いてありますが、要は

　　・8月の利金は、7月に続いて延滞
　　・元本についても、7月、8月ともに延滞
　　・売却については、本日時点で確定した事は何も言えない

　ということで、7月に続き現状維持、具体的な進捗は無しということです。


　グリーンインフラレンディングの案件が金融庁から指摘されたのは、貸付先であるJCサービスにおいて
　資金の分別管理が十分に行われていない、という点です。
　表現こそ「十分に行われていない」とぼかして書いていますが、おそらく個別の案件に貸し付けられた
　資金をごちゃ混ぜにして管理していたのではないか、と推察します。

　こういう状況では、例えばある案件について元利の一部が返済できるとしても、それを投資家に配当する
　ことは難しいと思われます。
　なぜなら、その案件に使われた資金は、「本当にその案件用に集められたか分からない」からです。
　投資家への配当が行われるとしたら、それは全ての案件が片付いた時。
　おそらくグリーンインフラレンディングの一件は、かなり長引く事になると予想されます。


　人ごとのように書いてはいますが、私もグリーンインフラレンディングに数百万円投資している身ですので
　人ごとどころか当事者の一人です。
　maneoでリファイナンス案件を募集することはできないようですが、maneoマーケット（何なら大本の
　親会社であるUBIあたりもあわせて）ががっつりコンサルに入り、Exitまで手を引いて誘導してやるくらいの
　サポートを望みたいところです。
　さもなければ、一部を除いたmaneoファミリー全体の信用問題にも発展しかねません。



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