2018年08月18日
「中小企業支援型ローンファンド第384号」に関して、クラウドバンクから回答がありました
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珍しく長期間のファンドです
クラウドバンクから、あまり見ない長期間の案件が登場しました。
・中小企業支援型ローンファンド第384号
予定利率:6.2%(元利均等返済)
期間:34ヶ月
貸付総額:1,000万円
担保:集合債権譲渡担保、第三者連帯保証
中小企業支援ファンドで年利6.2%というのは、クラウドバンクの通常の範囲です。
珍しいのは、34ヶ月という長い投資期間と、元利均等返済であるということ。
元利均等返済は元本の一部も毎月返済されます。
その分だけ運用中の資金は減ることになるので、利率は表示されているものよりも落ちます。
(この案件ですと、3.4%くらいになると思います)
スキームとしては、あまり特徴的なところはありません。
第三者連帯保証はしょせん個人なのでお守り程度ですが、リースに対する支払債権に関して担保を取って
いることから、安定性はそれなりにあると判断します。
(ABL=Asset Based Lending、動産・債権担保融資という方法です)
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気になった点と、クラウドバンクからの回答
このファンドを読んでいると、気になった点が一つ。
実際にどのように分配や償還が行われるかのスケジュールを見ていて、ふと気がつきました。
・本融資案件による分配・償還スケジュール
この表は、投資1万円あたりの分配と償還を示したものですが、償還の合計が8,000円しかありません。
ということは普通に考えて、投資金額の20%は別の相手に貸し付けているということ。
そのあたりについて、貸し付け条件などをクラウドバンクに聞いてみました。
答えは下記の通りです(前後のあいさつ、定型部分はカットしてあります)
クラウドバンクファンド第1194号につきましては、「本融資案件による分配・償還スケジュール」の償還額の合計額が8,000円となっておりますので、**様のご認識のとおり、本ファンドの応募資金の80%をもって主要な融資先(AD社)に対する融資債権を取得することになります。
また、クラウドバンクでは、主要な融資先以外の融資先につきましては、可能な限りファンドを機動的かつ効率的に運用してファンド収益の最大化を図るため、貸付条件等の具体的な記載を行っておりません。
誠に申し訳ございませんが、ファンドの募集ページに記載されていない情報につきまして、お問い合わせいただいた特定のお客様のみに公開することはお客様の公平性に問題が生じますのでお答えすることができません。
ということで、貸し付け割合については予想通りでしたが、赤字の部分は少し意外でした。
そのまま解釈すると、クラウドバンクでは主要貸付先以外については時々で変えている、ということです。
さすがに案件募集時に貸付先が決まっていないというのは無いでしょうが、多くのソーシャルレンディング
事業者が案件を(匿名ながら)表記する中、クラウドバンクはこういう方法を選んだようです。
しかしこれ、匿名性が解除された後はどうなるのでしょうか。
案件の詳細を説明するのは義務ではなく、「匿名化しなくてもよい」という運用になると思いますので、
クラウドバンクとしては匿名化解除後も、主要貸付先以外は条件の明記を行わないのかもしれません。
いずれにせよ、問い合わせから数時間という迅速で、かつ適切な回答をいただきました。
私のクラウドバンクへの投資額は現在800万ほどですが、ソーシャルレンディング事業者の選択を行うに
あたって、投資の集中を進めていきたい事業者の一つです。
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posted by SALLOW at 08:25
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