2018年07月30日
マザーズ上場 GA Technologyがクラウドファンディングに参入。内容の解説です。
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GA Technologyが不動産投資型クラウドファンディングに参入
7/25にマザーズに上場し、その2日後にいきなりストップ高を付けたGA Technology。
そのGA Technologyの不動産ポータルサイトである「Renosy」から、不動産投資型クラウドファンディング
が登場しました。
・Renosy
サービス提供会社であるGA Technologyは、上記の通りマザーズに上場したばかり。
しかし、GA Technologyの提供する不動産投資家向けアプリの利用者数は、2017年第一四半期の2,000人から
2018年第二四半期には20,000人近くになるなど、人気のほどが伺えます。
自然、今後の事業拡大はほぼ間違いないと言えるでしょう。
GA Technologyは2013年に設立された、まだ若い会社です。
しかし役員構成には、データ活用業界の顔とも言える橋本武彦氏や、SCE社の元CEO、プレイステーション
を作った立役者の久夛良木健氏も参画しており、今後が楽しみな会社だと思います。
ちなみにモーニングスターによるレポートはこちら。
株主構成の中にTATERUも入っていますね。
・IPO銘柄:GA Technology
GA Technologyの投資商品詳細
では次に、GA Technologyの投資商品を見ていきます。
GA Technologyのクラウドファンディングは、不動産投資型クラウドファンディングという形式となり、
TATERU Fundingの商品と同種となります。
上の図で言う現物不動産は、TATERU Fundingの場合はTATERU本体でアパート経営をする大家さんの物件
であり、その大家さんに売却することでExitとなります。
GA Technologyの場合も同様に不動産本体の売買を行っていますので、同じスキームなのでしょうか。
このあたりは一度聞いてみる必要がありそうです。
また、投資家が優先出資者、GA Technologyが劣後出資者となるスキームも、TATERU Fundingと同じです。
何か問題があれば、先にGA Technologyの出資分が損害を受けることになりますので、投資家と事業者の
間で利害関係は一致していることになります。
GA Technologyの劣後出資割合は30%。これも、TATERU Fundingと同じです。
要はTATERU Fundingのスキームをそのまま真似したということなのですが、TATERUはGA Technologyの
大株主の一つですので、TATERUも承知の上なのでしょう。
第一号案件は
そして最後に、第一号案件の紹介です。
・Renosy キャピタル重視型 第1号ファンド
予定利率:8%
期間:3ヶ月
貸付総額:1,540万円
担保:現物不動産に対する区分出資
投資対象は「東京都品川区の鉄筋コンクリート造のワンルーム物件」。
私はまだ出資者登録をしていないのでこれ以上の情報はないのですが、出資者登録をしていれば詳しい情報
を見られるのかもしれません。
目を引くのは、何と言っても利率8%。
さらに、貸付期間が3ヶ月ということは、おそらくExitは既に見えているのでしょう。
最初の案件からコケる事もできませんし、所感案件で開店大サービスを行うのは基本の経営戦術ですので、
お勧めできる案件だと思います。
一方気になるのは、やはり「募集方式:抽選式」です。
抽選式では、抽選発表まで資金を用意すべきかどうか分からず、資金回転効率が悪化してしまいます。
最初はTATERU Fundingも抽選式でしたが、後になって先着式に切り替えました。
このあたり、不動産CFの先輩に倣って、早めに先着式に切り替えてもらいたいものだと思います。
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posted by SALLOW at 13:45
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