ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　Pocket Fundingに会員登録をすると、投資はしなくともメルマガが送られてきます。
　このメルマガがかなり面白く、興味深く読んでいます。

　内容としては、沖縄ならではのネタが多く、最近で言えば例えば

　　・沖縄県のクルーズ「東洋カリブ構想」
　　・沖縄県の高公示価格地域のレポート
　　・沖縄県のコンビニエンスストア　−セブンイレブンの進出

　などの話題が取り上げられていました。

　そんな中で今回取り上げられたのは、「法人名義でのソーシャルレンディング」というもの。
　Pocket Fundingは、ソーシャルレンディングの業界ではまだ少数派の「法人名義を積極的に受け付ける」
　という事業者です。そんな事業者ならではの話題と言えるでしょう。

　　・法人名義でのソーシャルレンディング　（Pocket Funding）


　　



　では、内容の紹介です。
　個人ではなく法人でソーシャルレンディングを行う利点は、主には節税です。

　ソーシャルレンディングによる収益は、雑所得に分類されます。
　もしかしたら主たる収入源がソーシャルレンディング、かつ事業規模と判断されれば事業所得になるのかも
　しれませんが、サラリーマン兼業投資家である以上は雑所得で間違いないでしょう。

　雑所得は給与所得などと同じく総合課税となります。
　その税率は累進課税となりますので、課税所得が多ければ多いほど高くなります。
　（ソーシャルレンディングは最初から20.42%の税率が引かれていますが、あれは「とりあえず引いた」と
　　言うものであり、確定申告をすることで正しい税額になります）

　


　これに対し法人の場合、小規模企業で所得が800万円未満なら法人税率は15％、800万円超でも23％。
　個人の所得税率と見比べると、課税所得金額900万円で個人／法人の税率逆転が起こります。
　さらに法人の場合、役員報酬を損金繰入できたり、経費として認められる範囲が広がったりします。
　こういった観点から、法人成りのメリット・デメリットを紹介した記事となります。


　以下は所感です。
　では、課税所得900万円で法人化を考えるべきかと言うと、兼業投資家の場合そう単純ではありません。
　一般論ですが、副業での利益が500万円を超えなければ、個人事業主から法人成りするメリットはあまり
　ないのではないか、とも言われています。

　法人成りをするには面倒な手続きがありますし、経費もかかります。
　私の場合、ソーシャルレンディングとその他副業を合わせれば、税引き前の利益で500万円には届きそう
　ですが、今のところは法人成りについては検討の域を出ていません。

　というのも、個人事業主でも節税の方法は色々とあるからです。
　節税方法については、記事のアップデートを行っている最中なので旧版記事になりますが、よろしければ
　こちらをご覧下さい。
　ブログの収益や費用が、ソーシャルレンディングと同じ雑所得に相当する事を利用した節税方法です。

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　Pocket Fundingのオンラインセミナー、7月は7/25に予定されています。

　　・セミナー情報　（Pocket Funding）


　Pocket Fundingの経営母体は、ソーシャルバンクZAIZENという金商業者です。
　沖縄地場の会社で、私の情報の限りでは特に悪い噂はないようです。
　TDB企業サーチで調べてもみましたが、利益も自己資本比率も健全と言えるレベルでした。

　沖縄は地価の面から見れば、ゆいレールの沿線駅前の地価が全駅上昇するなど、景気は良い様子。
　Pocket Fundingの案件は、これまでのところ全て不動産担保型ですので、地価上昇は追い風です。


　Pocket Fundingへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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