ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　オーナーズブックから次の案件が登場しました。
　本日、7/13の18:00からの募集開始となります。


　・杉並区新築マンション第3号ファンド第1回

　　募集開始：7/13　18:00〜
　　予定利率：4.2%
　　期間：25ヶ月
　　貸付総額：2億円（総募集金額・主部分のみ）
　　担保：物件に対する第二順位の抵当権
　　　　　評価額4億4,200万円　先順位1億5,000万円
　　LTV：79%

　　


　今回は、今年4月に建築されたほぼ新築マンションが対象となります。
　立地は杉並区下井草。地価は安定しています。
　リーマンショックでも地価変動はマイナス20%くらいでしたので、LTV80%あれば安定性は高いでしょう。

　　・杉並区下井草地価　（土地価格相場が分かる土地代データ）


　

　一方、稼働率は57%と不安が残ります。
　案件説明によると、B1F〜1Fが店舗、2F〜4Fが住居で、店舗部分は稼働率100%なのですが、住居部分が
　稼働率26%と振るわない様子。おそらくまだ入居者が集まっていないのでしょう。

　オーナースブックはもともと利率が高い案件を集める事業者ではないのですが、今回はさらに低くなって
　しまい、25ヶ月で利率4.2%という条件です。
　さらに、昨今のソーシャルレンディングを取り巻く環境も、ネガティブな影響を与えるでしょう。


　もっとも、現在業界を騒がせている問題の主たる原因が、事業者リスクであることもまた事実。
　（SBI SLは除きます。あれは単なる不払い、ソーシャルレンディングの当然のリスクです）
　経営母体が上場しており、内部統制が優れていると思われるオーナーズブックは、事業者リスクという点に
　おいては低いと考えられます。

　正負、両方の影響がある中でこの案件、どのくらいの時間で埋まるのか興味深いです。
　埋まりきらないということはないでしょう。
　しかし瞬間蒸発も無いと推測しますので、時間通りに貼り付いていれば投資は可能ではないでしょうか。


　オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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