2018年07月10日
Pocket Fundingから、グリーンインフラの一件を受けて発表がありました
広告
オーナーズブックに続いて
今度はPocket Fundingより、グリーンインフラレンディング(GIL社)の一件を受けて発表がありました。
ソーシャルレンディング業界は匿名性の縛りのため、通常の金融業界以上に信用が命。
他社の出来事だから、と言って軽視するわけにもいかないのでしょう。
(特に、まだ小さな業者であればなおのことです)
内容を所感とともに記事にしていきたいと思います。
内容と所感
最近、一部のソーシャルレンディング事業者の報道について当社へも幾つか問合せを受けております。
これらの報道に不安を抱いているお客様も多くおられると思います。
このような状況を踏まえて、改めて当社の管理体制についてご説明いたします。
なお、当社の管理体制は、第二種金融商品取引業協会の協会規則に基づいて実施しております。
ということで、お知らせに至った原因は明らかにmaneoマーケットの一件です。
まあ、ソーシャルレンディング最大手の処分勧告となれば、事情を知らない人にはソーシャルレンディング
そのものの危機にも映るでしょうし、この反応は真っ当だと思います。
個人的には、みんクレはまあ真っ黒として、ラッキーバンクもかなりグレー。
ただ、maneoマーケットの一件やSBI SLの遅延は、それらとは分けて考えるべきだと思います。
(maneoマーケットは、JCサービスが少しグレーですが)
事業者リスクはさておき、そもそも投資なのですから貸し倒れくらい起きます。
*ポケットファンディングの分別管理体制に関して
当社へのお客様からの入金は、当社自身の口座と分けて分別管理をしております。案件の募集を完了した後に投資を申し込まれたお客様の資金は営業者のお客様専用の口座へ送金されております。
つまり、当社と同じように営業者においてもお客様の資金は厳格に分別管理されております。
そして、毎月当社のコンプライアンス部長により営業者の担当者と面談にて営業者の分別管理状態を銀行通帳の確認も含めて書面で行っております。
分別管理は確実に行われている、ということ。
言葉では何とでも言える、と疑う事もできますが、証拠に残る書面での回答であるだけに、一旦はこれを
呑み込んでおこうと思います。
チェック体制についても、分別管理体制は銀行通帳というエビデンス付きで行われているとのことですので
ただ「大丈夫だろうな」「はい」というよりは、よほど信ぴょう性があるでしょう。
*投資された案件の保全に関して
当社の投資案件は不動産担保付の案件が中心となっております。
営業者の融資の貸出限度額は原則70%としており保全性を高めております。
また、融資実行後の貸付先の状況の変化等に関しても営業者と緊密に連絡を取り合い情報の共有に努めております。
不動産担保付きの案件が中心、というよりは、今のところそれしかありません。
Pocket Fundingは今後、エクイティ型なども募集する展望はあるようで、それはそれで楽しみですが。
LTV70%というのも本当です。というか、時々LTV20%などというコチコチの案件もでます。
Pocket Fundingの不動産所在は沖縄が多いので、大都市圏と比べれば担保の堅さは見劣りします。
そういう意味でも、70%以下というのは良い数字だと思っています。
*親族会社またはグループ会社への貸し付けに関して
当社では、親族会社またはグループ会社への貸し付けは営業開始以来一度も行っておりません。
これはありがたい情報です。
みんクレ、ラッキーバンク問題の根っこにあったのは、同族貸付です。
他人相手なら容赦なく取り立てができても、同族相手ならその手も緩んでしまいます。
なおのこと、「取り立てをしない」という方法が同族内での利益を最大化してしまう事さえあります。
それは、投資家と利害関係が一致するどころか、相反してしまう危険な行為です。
*モニタリング体制に関して
当社では、毎月既に融資を実行した案件について営業者へのヒアリングや書面の提出を介して融資実行後の状況についてのモニタリングを行っております。
また、匿名形式ではありますが、そのモニタリングの結果をお客様へHPやメール等の適切な方法により定期的にレポートしております。
これも本当です。
Pocket Fundingの場合、貸付案件に関する状況(相手の返済が順調か、経営に問題のある情報はないか)を
投資家に対し、適宜メールで連絡します。
今のところ問題のある貸付先はありませんが、実際に何か問題があった場合にどうするのか。
それは今回遅延したSBI SLと同様、Pocket Fundingの腕の見せ所でしょう。
(経営母体の財全ソリューションは経験豊富な貸金業者なので、あまり不安には思っていませんが)
ポケットファンディングでは、お客様の大切な資産をお預かりしているとの認識を役職員全員で共有しております。
また、定期にコンプライアンス研修を役職員全員の参加で行っております。
今後もコンプライアンスを遵守し、お客様に安心して運用して頂ける態勢を適宜、適切に整備して行き、よりお客様に信頼される業者となるように邁進してまいります。
沖縄へ実際に出向いた方から、情報をいくつかいただいております。
まず、地元においてZAIZENグループの悪評はあまり聞こえないということ。
沖縄における景気は(トリクルダウンしているかどうかはさておき)悪くないということ。
また、軍用地取引もなかなか活発であるらしいこと、などです。
これらを総合すると、Pocket Fundingの投資は少し増額を検討しても良さそうだ、と思っています。
財全ソリューションについても以前、TDB企業サーチで調べた事がありますが、健全な利益でした。
自己資本比率も8%以上と健全なようです。
ポケットファンディングへの投資はこちらからどうぞ(広告リンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:25
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| 投資の話題
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7877806
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック