2018年07月08日
ファイアフェレット氏の記事を読んで:maneoとJCサービスに関する考えを転換します
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ファイアフェレット氏のブログは必見です
さて、ここのところグリーンインフラレンディング(GIL社)、JCサービス、maneoマーケットに関係して
いくつかの記事を書いてきました。
最近だとこのあたりでしょうか。
・【7/6続報&まとめ】グリーンインフラレンディング遅延に関する発表(GIL、maneo)
この記事では「JCサービスとmaneoマーケット、いい加減大人の対応しろよ」という感想を書きましたが
今回それを訂正し、考え方をほぼ正反対に転換します。
理由は、ファイアフェレット氏のブログ記事です。
必見です。是非読んでみて下さい。
・グリーンインフラレンディング徹底追求、関係者から仕入れたマル秘ネタを一気放出!
(ファイアフェレット氏のブログ)
内容を簡潔に紹介します
詳細については上記ブログを読んでいただきたいのですが、簡潔にまとめると以下の通りです。
・JCサービスとmaneoマーケットは争っているわけではない
・にも関わらず、JCサービスとmaneoマーケットの発表が異なるのは、maneoマーケットの発表内容は
現時点で、当局によるチェックを受けているから
・maneoマーケットが発表できない内容を、JCサービスが補完していると見るべき
・償還金を供託した理由は、当局からの待ったがかかったため
・GIL社以外のmaneoファミリーには、指導すべき問題は見つからなかった
状況証拠だけを見た場合、私の記事にある対立の構図も、ファイアフェレット氏の記事にある協調の構図も
どちらもあり得ます。
にも関わらず私が考えを転換した理由は、その結論に至ったバックグラウンドの信頼度が異なるからです。
ファイアフェレット氏は記事の中で
「ただ情報源は決して明かせません。あらかじめご了承ください」
と書いてあります。
私もそれ以上の事をコメントできる立場ではありませんが、私自身が持っている限りの情報から考えると
ファイアフェレット氏の情報源は一定の信頼に足るものである、と判断しています。
もちろん、私の判断を正しいと証明することはできません。
私もGIL社に投資している身ですので、希望的観測に縋りたいバイアスもかかっているでしょう。
最終的には投資家の皆様、一人一人の考えと判断によるところになります。
なお、今後予想される内容ですが。
7/6にSESCが行政処分勧告を行ったことから、通常であれば行政処分はその1週間後。
つまり、7/13頃に行政処分が出ると思われます。
・maneoマーケット株式会社に対する検査結果に基づく勧告について (SESC)
SESCの勧告発表では、根拠条文として金商法51条が引用されていました。
51条では業務改善命令しか下せませんので、おそらく行政処分は業務改善命令でしょう。
問題はその後。
maneoマーケットは第二種金商登録で、ファンドの募集を行っています。
そのmaneoマーケットに業務改善命令が下ると、ファンドの募集が停止する可能性があります。
GIL社以外のmaneoファミリーに問題はなくとも、それらのファミリーは独力で第二種金商登録をしている
わけではありませんので、何らかの影響は出てくるでしょう。
さて、その影響がどうなるか。
ソーシャルレンディングの今後を左右しそうなほど重大な事だけに、注意深く見ていきたいと思います。
最後に、ファイアフェレット氏が記事内で出した結論を引用します。
「下手に騒ぎ立てず、maneoマーケットとJCサービスに事業に専念してもらうことにより、投資家への
償還が最大になることを期待する」
私もこれに賛同します。
ですので私は、本件に関しては静観の構えです。
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posted by SALLOW at 19:30
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私も同じく、maneo、LCレンディング、クラウドバンクに再投資を行いました。
現状ではGIL以外の影響は軽微、逆にこれで管理体制の見直しが図られるのであれば、匿名化の解除と合わせてmaneoにとっては良い影響をもたらすと考えています。
JC証券への2.5億円も、その大半が返済完了しているとのことですので、問題はJCサービス内で資金の分別管理が出来ていなかったという問題だけですね。
(政治資金問題は関係ないのでスルーします)
maneoも、maneoファミリーでの不祥事はmaneoブランドそのものの失墜を招くと分かっているでしょうし、できるだけ早く、かつ可能な限り満額を返そうとする強制力は働くでしょう。
maneoマーケットの処分の影響自体は軽微であることを踏まえて投資をしました。
GIについてはJC証券へ貸出専用のファンドとして看板違いで出しているものの他のファンドの資金を流していないのであれば、償還の可能性は事業リスクだけであり、取扱事業の販売が進めば自ずと返って来るように思います。
無責任に騒ぎ立てるのは誰でもできることですが、そういう輩に限ってその騒ぎの責任を取ろうとはしませんからね。
私も公開することができない情報が裏にあるのですが、それも含めると今回の考えが正しいと思っています。だからこその考えの転換です。
inadak 様
申し訳ありません。
私は氏の情報源についてコメントする立場にありませんし、することもできません。
ただ、「私が知っている/推察できる範囲において」氏の情報源は私のこれまでの考えを転換するに足るものであった、ということでご理解いただければ幸いです。
通りすがり 様
意見と判断とは異なります。
判断は、周囲の状況や情報によっていかようにでも変わるもの。今回変わったのは「判断」です。
私の意見は一貫してSL楽観視です。でなければ投資は続けていません。
自分の意見はないの?
自分の希望が入りすぎ
この話が本当だとすると、
情報源はかなり内部の人間と思われます。
瀧本社長ご本人か同等クラスの人物に限られます。
内容も組織の利害に合致したものとなっていますね。
仮に私の仮説が正しいとすると、
内容が客観的な事実なら良いのですか、組織の利害のバイアスが掛かっている可能性も有りますね。
疑いすぎてもしょうがないですけどね。
まずは静観し、見守る。
これが一番正しい判断のように見受けられます。