2018年06月18日
クラウドクレジットの状況(ペルーは順調、欧州・北欧・カメルーンは遅延)
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今月もクラウドクレジットからの償還がありました
今回はクラウドクレジットの話題です。
カメルーン案件の連続トラブルなど悪い意味で話題になったこともある事業者ですが、最近は案件どころか
事業者ごと吹き飛ぶ事件が起きていますので、悪い意味ではその影に隠れた感じがあります。
その上ガイアの夜明けに取り上げられたり、最近では「ゆうがたサテライト」に取り上げられたりしており
知名度は高い業者と言えるのではないでしょうか。
・参考:「ゆうがたサテライト」にオーナーズブックとクラウドクレジットが登場
ということで、実際に投資はしていませんが、興味を持っている方は多いと思いますので、実際に私の
投資状況を紹介したいと思います。
今月の償還終了後、私の投資案件と金額は以下のようになっています。
(赤文字は延滞中もしくは延滞がほぼ確定)
上記で黒字の案件も、現時点で延滞の気配がないというだけであり、予定通りの償還に目処がついている
というわけではありません。
赤字はほぼ確定で延滞(もしかすると元本割れ)する案件です。
各ファンドの状況(代表例)
それではここから、いくつかの例を示します。
@ペルー小口債務者案件
現在は募集していないペルー小口債務者案件は、現状では全て予定通りの償還です。
ペルー税制の認識違いがあり、予定利率が上下したという事態が過去に起こりましたが、結局のところ
当初予定通りの利率で運用が行われています。
A北欧個人向け案件(延滞)
残り2ヶ月で満期予定ですが、現在の償還状況では1年近くかかりそうです。
元本割れは起きないと思いますが、これまで積み上げた利益額の一部は削られるかもしれません。
B東欧金融事業者案件
これは今も募集している東欧金融事業者案件。
これまでのところ延滞・元本割れもなく運用されているようで、私的に一押しのファンドです。
Cカメルーン中小企業案件(延滞)
当初2017年12月の満期では返済金が集まらず、6ヶ月間期間を延期しています。
おそらく元本割れを起こす案件です。
さて、いくら返ってくるのやら。分かりましたらまた記事にしたいと思います。
クラウドクレジット案件の考え方
クラウドクレジットの案件は、他のソーシャルレンディング事業者の案件と大きく違うということを、まず
心にとめておくべきだと思います。
特に、テレビから興味を持たれた方はこれを強くお勧めします。
クラウドクレジットの事業者そのものは外部資金が多く投入され、抑止力も効いていると思われますので
事業者自体がおかしな事をやってしまう、という危険性は低いと思います。
ですが案件の安定性については、日本のソーシャルレンディング事業者ではかなり低い方です。
・普通のソーシャルレンディング事業者:
特に国内案件であれば、よほどの事がなければ案件は予定通り償還される。
・クラウドクレジットの案件:
元本割れこそ少ないが、予定通りの利率がでないのは当たり前のこと。
というくらいの違いがある、と認識した上で投資を行うべきでしょう。
その上なら、クラウドクレジットの案件は他のソーシャルレンディング事業者ではほとんど投資できない
「海外小口分散債権への投資」という大きな魅力を持っています。
投資すべきではないと言うつもりはなく、リスクを理解した上で投資すべき、というのが私の考えです。
ちなみに私がお勧めするのは、これまで遅延・デフォルトが一切起きておらず、かつ円ヘッジ有りの取引が
可能な「東欧金融事業者案件」です。
・東欧金融事業者案件の例:【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド69号
もしくは、どうしても外貨によるソーシャルレンディング投資を行いたいということであれば、近日中に
サービスを開始する予定の、クラウドバンク米ドル案件が期待大です。
こちらなら、元利金を米ドルのままで運用できるからです。
・参考:クラウドバンクから「米ドル建ファンド」&「米ドル両替サービス」が開始予定
クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 09:00
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