2017年12月25日
Pocket Fundingキャンペーンは年末までです+案件紹介(Pocket Funding、キャッシュフローファイナンス)
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Pocket Funding案件
まずはPocket Fundingの話題です。
スキーム的に面白い案件が出ていたのでその紹介と、キャンペーンの紹介です。
特にキャンペーンについては、少しの手間をかければノーリスクでお金がもらえる内容です。
まだ参加されていない方は、年末までですのでぜひご検討下さい。
・アーバンファンド1号
予定利率:6.5%
期間:12ヶ月
貸付総額:1,500万円(総計)
担保:千葉県の土地建物 評価額2,250万円
LTV:67%
Pocket Fundignは沖縄の案件をメインとして扱うソーシャルレンディング事業者なのですが、今回は
千葉県の不動産を担保としています。
地図を見ると我孫子市を中心としたどこかの土地建物ということで、首都圏近郊ということも考えれば
LTV 67%は十分検討に値すると思います。
(その分、利率は控えめで、新規業者であることをさっ引くと魅力はどうだろう、と思いますが)
本案件で少し気になったのが、スキームです。
案件説明より:
株式会社アセットフォーラム(営業者)は既に法人Qに対して事業資金として、1,500万円の融資を行いました。
ソーシャルバンクZAIZEN(金商業者)は法人Qへの株式会社アセットフォーラム(営業者)のリファイナンスとして、総額1,500万円を以下の要領にて募集させて頂きます。
つまり、
@既にアセットフォーラムが法人Qにお金を貸し付けている。
A今回、Pocket Fundingはアセットフォーラムの借り換えとして、法人Qに貸し付ける。
ということなのでしょう。
法人Qは確かに匿名化していますが、アセットフォーラムという貸金業者はばっちり名前が出ています。
匿名化の本義を考えれば、これは「公開する必要がない情報」のような気がします。
投資家としては、既に貸金業者が審査をしているという情報は投資する上で安心感を増すものであり、
もちろん貴重な情報なので公開してもらいたいものです。
監督官庁の匿名化の要請が少しずつ緩んできている事の現れならいいな、と思ったスキームでした。
Pocket Fundingのキャンペーンは年末まで
期間:〜12/31
@新規登録者全員に1,500円
A初回投資申し込み10万円以上30万円未満で+3,500円
B初回投資申し込み30万円以上で+7,000円
新規登録で自動的に1,500円と、新規業者ならではの大盤振舞です。
投資する必要はありませんので、ちょっとの手間はかかりますが新規登録だけならリスクはありません。
その後、初回投資で10万円以上30万円未満なら+3,500円、30万円以上なら+7,000円。
合計で最大、8,500円のキャッシュバックを受ける事ができます。
なお期間中の投資総額ではなく、初回投資額でキャッシュバック額が決まりますのでご注意下さい。
私も1号案件に30万円を投資して、最大の8,500円キャッシュバックを受領しています。
(投資実行8/29、キャッシュバックは9/26と9/28に受領)
キャンペーン期限は年末までです。まだの方はお小遣い稼ぎと考えて、検討されてはいかがでしょうか。
ポケットファンディング(広告リンク)
キャッシュフローファイナンス案件
キャッシュフローファイナンス(以下CFF)からも、面白い案件が出ていました。
こちらはスキームの面白さというより、純粋に貸付対象となるビジネスの面白さです。
・《インバウンド支援》テクノロジーファンド
予定利率:10%
期間:6ヶ月
貸付総額:4,000万円(総計)
担保:株式質権設定、第三者保証により保全
中国・韓国からの訪日観光客向けSIMバンク事業への貸付、とのことです。
SIMバンクについては不勉強で知らなかったのですが、要は母国で使用しているSIMカードを使用して
レンタルWiFiを使うための機器だそうです。
中国・韓国からの観光客は年々増えており、また日本はWiFiインフラに関して言えば決して進んでいるとは
言えない現状です。
そのため、このような事業には需要が見込まれるものと推測されます。
貸付期間が6ヶ月と短く、利率も魅力的なため、私も余剰資金があれば投資を検討したいと思います。
なお、最近CFFの案件では担保が「株式質権設定」になっているものが多いです。
株式と言ってもおそらく非上場、それも数多くの案件で株式質権設定をしているので、実際の担保価値が
あるのかどうか疑問に思い、CFFに尋ねてみました。
回答:AH社株式そのものにCFFが担保価値を見出して質権を設定しているのではなく、
AH社が保有している資産にCFFが担保価値を見出し、質権を設定している。
ということで、万が一の場合にAH社が保有している資産を自由に処分できるようにするため、AH社の
株式に対して質権設定している、という内容の回答でした。
実際どのくらいの質権設定しているかなど不明な情報はありますが、少なくとも非上場株式自体を担保と
するような、某会社のスキームではなくて一安心しています。
(CFFとあの会社を比べるのも失礼ですが)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 11:00
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いつもありがとうございます。
CFFの案件にはノンリコースの文字は無かったので、確かに他のファンドの資産まで売却される可能性がゼロとは言えません。
ただ、それをすると最悪、その資産を貸している事業者から契約不履行で訴えられる事になると思うので、事実上はノンリコースなのではないかと思います。
(*一つの事業者が複数案件に渡って借入をしている場合は複雑になりそうですが)
また、事業者を分けている理由については損失補填の側面もあるかと思いますが、設備リース業が同時に貸金業者をしていると資金流用の恐れがあり、当局の指導があったのかもしれないと推測しています。
もっとも、代表者が同じである以上内部統制については疑問は残りますが、このあたりはmaneoファミリーの信頼性を丸呑みしているところがあります。
アップルバンクについては失礼ながら笑いました。
いえ、実は私も追加投資していますので他人事とは思えず。
明日にでも記事を上げると思いますが、LTV低めで11%と12%の案件があったので、ついつい。
CFFについて、昨今募集案件については、株式質権ばかりですので、AH社の保有資産の売却が可能というものですが、このスキームだとファンドが飛んだ場合に他のファンドで必要な資産まで売却されることはないのか心配です。
また、元から代表者が同じであるならAH社代表者自身で動産の処分をすればいいのになぜ三店方式のようなことをするのか疑問です。損失補填になるからなのでしょうか。
そして、あれほど手を切ろうとしたアップルバンクに高利回りに目がくらみ投資してしまいました。これは、反省です…