2017年11月12日
オーナーズブック 初の京町屋再生案件を紹介します
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目新しい案件です
オーナーズブックから新しい案件が登場しました。
これまでは、23区内の不動産を担保に貸付を行う案件ばかりを取り扱っていましたが、今回は東京都を
飛び出し、京都の案件になっています。
・京都市下京区京町家再生第1号ファンド第1回
予定利率:5%
期間:14ヶ月
貸付総額:4,000万円
担保:物件に対する第一順位抵当権 評価額5,920万円
LTV:68%
京町家を大規模リノベーションして、宿泊施設として営業する予定とのことです。
京都は観光客の増大により、宿泊施設が慢性的に足りない状態が続いています。主に増大した観光客は
海外旅行者であるため、京都ならではの宿泊施設の需要は高いと予想されます。
また、物件は地下鉄五条駅から徒歩5分と説明されています。
町家が立ち並ぶエリアと言う説明文がありますので、おそらく烏丸五条から東山五条方面に向かったところ
ではないでしょうか(単なる予想ですが)。
もしそうなら、清水寺、東本願寺、三十三間堂など人気スポットにもほど近く、需要は多そうです。
案件の特徴
また、本案件には面白いプレゼントが付いています。
20万円以上の出資を条件に、6ヶ月有効の宿泊優待券が配られるというものです。
出資額の20%が優待の上限とのことで、最低額の20万投資なら4万円が優待限度になります。
もっとも、こういった京町家の宿泊相場は一人あたり15,000〜20,000円、一棟貸し切りで40,000〜
50,000円といったところなので、大人数でなければ問題なく優待を使う事ができるでしょう。
京町家の案件と言えば、クラウドリアルティも取り扱っていました。
あちらは不動産所有型の投資型クラウドファンディング、こちらは不動産担保のソーシャルレンディングと
異なっていますが、京町家への関心が高まっているのは間違いなさそうです。
リスクと不明点
一方で、リスクや不明点もあります。
物件所在は非公開ですが、需要はありそうな場所ですのでこれは大丈夫でしょう。
貸付先の不動産屋は設立2年目ということで、社歴の浅さはネックです。
一応第1期は黒字決算、第2期上期も黒字決算ということですが、今後どうなるかは誰にも保証できません。
また、京町家の再生プロジェクトも手がけてはいますが、これが2つめの案件とのことです。
このあたりの社歴、経験の浅さをどう評価するか、ということになるでしょうか。
最大の不明点は、オーナーズブックの評価額5,920万円が「何を対象とした評価額なのか」です。
土地だけの評価額なのか、上物を含めての評価額なのかが、説明からだけでは分かりません。
好意的に受け取りますと、上物は「木造瓦葺2階建+木造瓦葺平屋建の連棟、建築時期不明」とのことで
おそらく上物の評価額はほとんどゼロに近いのではないか、と推定されます。
となると、この評価額は土地のみの評価額であり、LTV68%はそこそこ低い値だと思います。
まとめ
さてこの案件ですが、私は参加するつもりです。
オーナーズブックの初京都案件というのも興味深いですし、インバウンド需要の高まりを受けた京町家の
需要増加は確かな事で、今のトレンドにも合致しています。
また、優待券も魅力的です。
私はこのエリアなら、行こうと思えば気軽に行ける距離に住んでいることもあるのですが、京町家の
一軒貸しには一度宿泊したいと思っていました。
京都にほど近い近畿圏にお住まいの方なら、十分付加価値として検討できるでしょう。
23区を飛び出して新しい案件の募集を開始したオーナーズブック。
マザーズ上場を節目に、こういったバラエティに富んだ案件もどんどん取り扱ってもらいたいと思います。
事業者の安定性はトップクラスだと思いますので、気になる方はまず、会員登録だけでもいかがでしょう。
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 13:40
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