2017年07月11日
新しいソーシャルレンディングサービス?「LENDEX」
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7/14追記:
本内容に関する追加記事をップしました。
ネガティブ情報を含みますので、こちらも併せてご覧下さい。
・LENDEXに関する追加情報(ネガティブ情報を含みます)
7/12追記:
コメントをいただき再確認したところ、東急リバブルの役員の名前を見間違えていました。
「LENDEXの社長が東急リバブルの役員である」という内容を削除、訂正します。
申し訳ありません。コメントをいただいた方、ありがとうございました。
Webサーフィンをしていましたら、偶然新しいソーシャルレンディング事業者を見つけました。
LENDEX、という名前です。
いつスタートしたのかは分かりませんが、第一号案件は7/6に募集開始されているようです。
・不動産担保付きローンファンド 1号
予定利率:10%
期間:6ヶ月
貸付総額:1,950万円
担保:足柄下郡にある土地・建物(評価額4,850万円)、貸付先代表者連帯保証
LTV:40%
正直、かなりいい条件の案件で、どうしてこれが埋もれていたか分かりません。
(*現在、投資申し込み金額はゼロでした)
ソーシャルレンディングのブログなどを調べた限りでは、まだこの業者は取り上げられていないようです。
宣伝をしていないということなのでしょうか?
(それにしては、私が偶然見つけたのはYahoo検索画面のスポンサーサイトでしたが)
何かデメリットやリスク、ツッコミどころがないかと調べてみました。
結果は下記の通りです。
LENDEXはソーシャルレンディング事業者に必要な貸金業と金融商品取引業の免許を持っています。
・貸金業登録番号 : 東京都知事 (1) 第31631号
・金融商品取引業登録番号 : 関東財務局長 (金商) 第2460号
いずれも、実際に免許を保持していることが下記のページで確認できました。
・登録貸金業者情報検索入力ページ
・金融商品取引業者登録一覧
免許を保持していることが即、安全な業者であるという証拠にはなりませんが、少なくとも監督官庁の
指導を受ける立場にはあるということになります。
また、LENDEXの資本金は1億円、従業員数6名。
これはソーシャルレンディング事業者としては標準的な規模だと思います。
一つ不思議なのは、設立が2000年8月であるということ。設立後17年何をやっていたのでしょうか。
ソーシャルレンディング事業者が単体でローンチする場合もありますが、大方のケースでは何かしらの
経営母体や親事業者があり、その下でローンチする場合が多いように思います。
LENDEXのトップページを見ますと、下記のリンクが大きく張られていました。
・弁護士法人ITJ法律事務所
・東急リバブル
弁護士事務所の方は良く分かりませんでしたが、東急リバブルは私でも知っています。
東急グループで、不動産仲介業や販売業を営む会社です。
従業員約3,000人、営業収益824億円、営業利益113億円ですので、かなり大きな会社と言えるでしょう。
その東急リバブルとLENDEXの関係ですが、調べて見るとLENDEXの社長は東急リバブルの役員でした。
資本関係まであるかどうかは分かりませんが、関係会社であることは間違いないでしょう。
・LENDEX 企業情報
(代表取締役:筧 悦生氏)
・東急リバブル 機構改革ならびに人事異動についてのお知らせ:参考資料1
(執行役員:筧 悦生氏)
東急リバブルがバックグラウンドに着いているのであれば、それなりに安全性は高そうです。
(7/12:コメントでご指摘をいただき、上記内容を削除します)
また、東急リバブルのWebサイトに、事業内容として出資事業やファイナンスアレンジがありました。
そのページにあった下の図、よくあるソーシャルレンディングのスキームと似ています。
(東急リバブルのこちらのページより転載)
不動産会社がソーシャルレンディングに進出するケースは、オーナーズブックという前例もあります。
LENDEXは、2番目のケースということになるのでしょうか。
ここから先は、私の勝手な私見です。
東急リバブルほどの規模と実績があれば、ソーシャルレンディングによらずとも資金調達はできそうです。
にも関わらず、(LENDEXが東急リバブルと何らかの関係があるとして)LENDEXを設立したということは
ソーシャルレンディングの可能性を探るテストケースの意味合いがあるかもしれません。
もしくは、東急リバブル関係者によるスピンアウトという可能性もあります。
(*ただこの場合、設立前にプレスリリースなりを出して宣伝しそうなものですが)
設立の意図や東急リバブルとの繋がりなど、いくつか確認すべきことはありますが、バックグラウンドが
安定している会社ですので、投資を検討しても良さそうです。
早速、口座開設の申し込みと確認書類の送付を行い、認証コード到着待ちです。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
本内容に関する追加記事をップしました。
ネガティブ情報を含みますので、こちらも併せてご覧下さい。
・LENDEXに関する追加情報(ネガティブ情報を含みます)
7/12追記:
コメントをいただき再確認したところ、東急リバブルの役員の名前を見間違えていました。
「LENDEXの社長が東急リバブルの役員である」という内容を削除、訂正します。
申し訳ありません。コメントをいただいた方、ありがとうございました。
新しいソーシャルレンディング業者を見つけました
Webサーフィンをしていましたら、偶然新しいソーシャルレンディング事業者を見つけました。
LENDEX、という名前です。
いつスタートしたのかは分かりませんが、第一号案件は7/6に募集開始されているようです。
・不動産担保付きローンファンド 1号
予定利率:10%
期間:6ヶ月
貸付総額:1,950万円
担保:足柄下郡にある土地・建物(評価額4,850万円)、貸付先代表者連帯保証
LTV:40%
正直、かなりいい条件の案件で、どうしてこれが埋もれていたか分かりません。
(*現在、投資申し込み金額はゼロでした)
ソーシャルレンディングのブログなどを調べた限りでは、まだこの業者は取り上げられていないようです。
宣伝をしていないということなのでしょうか?
(それにしては、私が偶然見つけたのはYahoo検索画面のスポンサーサイトでしたが)
何かデメリットやリスク、ツッコミどころがないかと調べてみました。
結果は下記の通りです。
事業者の調査
LENDEXはソーシャルレンディング事業者に必要な貸金業と金融商品取引業の免許を持っています。
・貸金業登録番号 : 東京都知事 (1) 第31631号
・金融商品取引業登録番号 : 関東財務局長 (金商) 第2460号
いずれも、実際に免許を保持していることが下記のページで確認できました。
・登録貸金業者情報検索入力ページ
・金融商品取引業者登録一覧
免許を保持していることが即、安全な業者であるという証拠にはなりませんが、少なくとも監督官庁の
指導を受ける立場にはあるということになります。
また、LENDEXの資本金は1億円、従業員数6名。
これはソーシャルレンディング事業者としては標準的な規模だと思います。
一つ不思議なのは、設立が2000年8月であるということ。設立後17年何をやっていたのでしょうか。
バックグラウンド調査
ソーシャルレンディング事業者が単体でローンチする場合もありますが、大方のケースでは何かしらの
経営母体や親事業者があり、その下でローンチする場合が多いように思います。
LENDEXのトップページを見ますと、下記のリンクが大きく張られていました。
・弁護士法人ITJ法律事務所
・東急リバブル
弁護士事務所の方は良く分かりませんでしたが、東急リバブルは私でも知っています。
東急グループで、不動産仲介業や販売業を営む会社です。
従業員約3,000人、営業収益824億円、営業利益113億円ですので、かなり大きな会社と言えるでしょう。
資本関係まであるかどうかは分かりませんが、関係会社であることは間違いないでしょう。
・LENDEX 企業情報
(代表取締役:筧 悦生氏)
・東急リバブル 機構改革ならびに人事異動についてのお知らせ:参考資料1
(執行役員:筧 悦生氏)
東急リバブルがバックグラウンドに着いているのであれば、それなりに安全性は高そうです。
(7/12:コメントでご指摘をいただき、上記内容を削除します)
また、東急リバブルのWebサイトに、事業内容として出資事業やファイナンスアレンジがありました。
そのページにあった下の図、よくあるソーシャルレンディングのスキームと似ています。
(東急リバブルのこちらのページより転載)
不動産会社がソーシャルレンディングに進出するケースは、オーナーズブックという前例もあります。
LENDEXは、2番目のケースということになるのでしょうか。
まとめ
ここから先は、私の勝手な私見です。
東急リバブルほどの規模と実績があれば、ソーシャルレンディングによらずとも資金調達はできそうです。
にも関わらず、(LENDEXが東急リバブルと何らかの関係があるとして)LENDEXを設立したということは
ソーシャルレンディングの可能性を探るテストケースの意味合いがあるかもしれません。
もしくは、東急リバブル関係者によるスピンアウトという可能性もあります。
(*ただこの場合、設立前にプレスリリースなりを出して宣伝しそうなものですが)
設立の意図や東急リバブルとの繋がりなど、いくつか確認すべきことはありますが、バックグラウンドが
安定している会社ですので、投資を検討しても良さそうです。
早速、口座開設の申し込みと確認書類の送付を行い、認証コード到着待ちです。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 16:00
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| 投資の話題
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コメントありがとうございます。
大変申し訳ありません。単純な読み間違いでした。
記事内容の削除を実施しました。ご指摘いただき、ありがとうございました。
東急リバブル 機構改革ならびに人事異動についてのお知らせ:参考資料1
資料からは名前が確認できないようですが、どちらに記載されていますでしょうか?
コメントありがとうございます。
所得で弾かれる例があるかどうかは分からないのですが、資金の用途や投資方針で弾かれる事はあるようです。基本的には、ハイイールド狙いという意志を示す必要があるように思います。
ちなみに私の場合、給与所得は大した事はないので、ソーシャルレンディングの雑所得も合計して登録申請を行いました。
LENDEX投資家登録に弾かれたのですが、それなりの所得等がないと登録できないみたいですね。