2019年09月18日
maneoの瀧本前社長の株がNLHD社へ。今後の動きを注視します。
広告
大きな転機になりそうです
すでにブログ村のランキングは同様の記事で埋め尽くされており、遅きに失した感は否めませんが。
それでもビッグニュースということで、やはり無視はできないと思います。
(全ての記事を読んだわけではありませんので、もし類似のデータなどありましたらご容赦下さい)
さて、maneoで大きな動きがありました。
maneo瀧本前社長(そういえば今どこで何してるのでしょうね)の持つmaneo株の全てが、NLHD社に譲渡
されることになったそうです。
これはさすがにビッグニュースらしく、Yahooニュースでも東京商工リサーチをソースとして取り上げられ
ていました。
・maneoマーケットの8割超の株式をNLHDが株式取得、信頼回復を目指す
(Yahooニュース)
NLHD社というのは聞き覚えがなかったのですが、調べてみると「藤澤信義」氏がキーワード。
NLHD社は藤澤氏の個人経営持株会社で、SAMURAI&J PARTNERS社やJトラスト社とも関係があります。
(というか、Jトラスト社の経営者が藤澤氏です)
図にしてみました
このあたりはかなり面倒くさいので、調べたものを図にしてみました。
藤澤氏、SAMURAI&J PATNERS(SAJP社)、Jトラスト社、そして今回のmaneoマーケット(MNM社)の
関係は以下のようになっています。
(今回の株譲渡が赤線部分に相当します)
なお、NLHD社の所有している株の割合については、下記がソースとなります。
(https://kabutan.jp/holder/lists/?holdername=NLHD より引用)
今回の提携により、MNM社は大きな転機を迎えたことになると考えます。
失墜した信用は致命的なものですが、東証2部上場のJトラスト、JASDAQ上場のSAJP社と同じグループに
なることによって、これまで甘かった管理体制が強化されることを期待します。
所感と関連リリース
MNM社と最近つながり深めていたGMO社が出張ってくるかもしれない、と勝手な予想を立てていたのです
が、これは外れました。
何にせよ、この提携がMNM社の問題解決(信頼回復とはまだ言いません)に繋がってくれればと思います。
上記の東京商工リサーチの記事も、最後に
「「maneoマーケット」の信頼回復がソーシャルレンディングの地位向上に繋がるか、NLHDの取組みに注
目が集まる」
と結んでいますし、注目のニュースであることはまちがいないでしょう。
ソーシャルレンディングの投資家、ブロガーとして今後もアンテナを高くしていく必要がありそうです。
また、SAJP社の子会社であるSAMURAIとの関係もどうなるか注視が必要です。
個人的な意見で言えば、ここまで色々やらかした以上MNM社の看板ではもう商売するのは難しいかもしれま
せんので、MNM社の問題が片付いたらSAMURAIに移行するのも一つの方法だと思います。
少なくともSAMURAIでの募集商品なら、実名化案件しか扱わないことになっていますし。
(他にもSAMURAIは第一種金商登録していますので、色々な商品が組成しやすいという利点もあります)
SAMURAI(広告リンク)
以下、SAJP社及びJトラスト社の関連リリースです。
・maneoマーケット株式会社に係る方針決定及び当社取締役による取締役兼任に関するお知らせ
(SAJP社)
・当社子会社によるmaneoマーケット株式会社への業務支援に関するお知らせ
(Jトラスト社)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:45
| Comment(2)
| TrackBack(0)
| 投資の話題
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9208897
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
ソーシャルレンディングも色々と業界再編が起きてきました。
そのきっかけとなったmaneoマーケットの問題は残念という他なく、許されることではありませんが、今後の見通しについては私もポジティブです。
クラウドバンクにおける元スマートレンド香港案件にもまだ投資できていませんし、SAMURAIにおけるさくらSL案件も含めて、募集されたら投資をしていきたいです。
決算時期でもあるのでmaneoファミリーに預けてある資金を引き出そうかと思っていたのですが、今すぐ潰れる危険もなくなったと思うので、もう少し様子を見ようかと思います。
関連会社のSamurai JPがビー・アイ・ジー・キャピタルや日本保証と業務提携したというニュースもあり、ポジティブに捉えています。