ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　貸付投資の事業者「Funds（ファンズ）」の話題です。

　Fundsが新しい提携を発表しました。
　今回はマザーズ上場のKudan社（コード：4425）です。

　　


　Kudan社はもともとイギリスの会社。
　機械の眼に相当する、人工知覚のアルゴリズムを専門とするDeep Techの研究開発企業となります。
　私も少し（ロボット関連という意味で）この業界には関わっていますが、カメラ画像を用いた空間の自動認
　識というのは、人工知覚のキモの一つになります。

　機械が人間の世界をどう見て、どう判断するかを開発研究していくのは、自動運転やドローン、ロボットな
　どの技術の発展には必要不可欠。
　逆に考えればすぐに分かりますが、「人間を生き物と認識しない」自動運転車はただの凶器にしかならな
　いわけです。


　これまでFundsが提携していたのは、基本的には不動産事業が主。
　今回のような技術企業との提携は、貸付型クラウドファンディングの業界を見回してもあまり多くはないと
　思います。今後の展開が楽しみです。
　

　先日Fundsは、伊藤忠商事とも戦略的事業パートナー契約を締結しています。
　サービスの開始からこの短期間のうちに、伊藤忠を始めとしてこれだけ多くの提携を成し遂げた事業者は
　そうそうありません。それもこれも、Fundsのサービスの魅力ゆえでしょう。

　　
　　・参考記事：Funds（ファンズ）があの有名大企業と戦略的事業パートナー締結。


　投資家としては、自分が利用しているサービスの提携話は嬉しいもの。
　しかしそれ以上に嬉しいのは、その提携が実を結んで優良な案件が登場し、それに投資できることです。
　数多くの提携を成し遂げているFundsだからこそ、その豊富な関係を生かして多くの優良な案件を組成し
　投資家に「選ぶ楽しみと悩み」を与えてくれることを期待したいと思います。


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