2019年09月18日
ネクストシフトファンドに投資完了。一部資金はインパクト投資へ回します。
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モンゴル案件に投資しました
ネクストシフトファンドで募集されているファンドに投資しました。
これで、この事業者に対しての投資は3件目となります。
・【融資先情報公開】モンゴル農家さん応援ファンド1号 10万円
予定利率:5.2%(*USD建て)
期間:12ヶ月
貸付総額:1,200万円
担保:なし(モンゴル金融規制委員会から事業免許を取得した、正式な認可機関への貸付のため)
貸付先はGyals Tugrug(GT社)。
マイクロファイナンス融資を取り扱うモンゴルの大手金融機関であり、モンゴルの金融規制委員会から正式
な事業免許を取得した機関となります。
案件紹介
スキームは以下の通り。
投資家は円建てで投資を行いますが、営業者によって米ドルに両替された上でGT社に貸し付けられます。
実際にモンゴル国内での事業は、モンゴル現地通貨のトゥグルグで行われることになります。
投資家が直接負う為替リスクは円→米ドルですが、潜在的には米ドル→モンゴルトゥグルグの為替リスクも
負っていることになります。
米ドル→トゥグルグの為替リスクを直接的に負うのはGT社ですが、もし大きく為替が動く(特にトゥグルグ
安)ことになれば、TG社の返済にも影響がないとは言い切れないからです。
(TG社が返済できるなら問題はないわけですが)
インパクト投資にも資金を振り分けます
本案件、モンゴルのマイクロファイナンス案件ということで、リスクが高いのは承知の上です。
そもそもマイクロファイナンスは、最終貸付先(個人や小規模事業者)の返済力は高くありませんので、
貸付が焦げ付くことは十分に考えられます。
日本以外の国では慣習や考え方も異なりますので、それもリスクとなり得ます。
また、モンゴルの産業構造も強固とは言えません。
モンゴルはGDPの約1/4、輸出の9割を鉱業に依存しており、鉱物資源価格の下落により経済が大きな影響を
受ける可能性があります。
輸出先の9割が中国向けというのも、今の世界情勢を見ればリスクとなるでしょう。
とは言え、これは考え方一つでもあります。
投資リターンと同時に社会問題の解決を目指しているインパクト投資に対し、今後私は一定の資金を振り分
けていく予定でいます。
リスクを呑み込むことと天秤にかけても、自分の投資が社会のためになるのは良い気分ですし、投資家とし
ての名分も立とうというものです。
寄付は資産家にお任せし、個人投資家にすぎない私は投資で貢献していければと思います。
社会インパクト投資専門・ネクストシフトファンド(広告リンク)
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posted by SALLOW at 17:00
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