2019年09月03日
【説明記事】クラウドバンクとスマートレンドの関係について
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内容を説明します
先日、クラウドバンクでスマートレンドの案件が扱われるというニュースがありました。
相次ぐ問題でmaneoが開店休業になっており、それ自体は当然のことだと思うのですがとばっちりを受けて
これまで問題の起きていなかった事業者においても案件の募集が停止しています。
その一つがスマートレンドの案件。
そして今回、クラウドバンクがFinance One Limited社と業務提携することになりました。
その情報は、以下の記事で紹介しています。
・クラウドバンクでスマートレンド案件が扱われます。
ただこのお知らせですが、注記部分に以下のようなことが書いてあったりと、あまり内実を知らない方から
見るとわかりにくいところがあるかもしれません。
ということで、少し追加で説明したいと思います。
なお、過去にSmart Lend株式会社が、「スマートレンド」を通じFO社を融資先とするファンドの募集、運営を行った経緯もございますが、当該ファンド等について直接的に当社が関与するものではなく、当社がSmart Lend株式会社を営業者とするファンド等の募集の取り扱いを行う予定はございません。
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これまでの状況
これまでのスマートレンドを取り巻く状況は、以下の通りです。
オーシャン・キャピタル(OC社)という投資会社が出資を行っている会社の一つがスマートレンド。
そしてスマートレンドが案件を募集していた貸付先の全ては、同じくOC社が出資している事業者です。
つまり実質スマートレンドにおいては案件は実名化されていたわけで、それは私がスマートレンドに投資を
していた理由の一つでもあります。
(実際はOC社は他にも出資していますが、それは省略)
今回、maneo問題によりmaneoのプラットフォームを使う全ての事業者で案件募集が一時停止したことに
より、これら3社への貸付はいずれも停止しました。
クラウドバンクの提携
そこで、これら事業者のうちもっとも多くの案件を募集している(言い換えれば、もっとも資金需要が旺盛
である)Finance One Limited(FO社)が、クラウドバンクと提携したわけです。
図に示すと、以下のようになると思います。
レディースエステ向け包括信用あっせんを行うジェーシーアンドジー社や、家賃保証を行う新日本保証社の
案件をクラウドバンクが集める、というわけではありません。
あくまでもクラウドバンクで集めるのは、FO社のみです。
(私見ですが、ジェーシーアンドジー社はともこあく新日本保証については、年2回多額の資金需要がある
ので対策が必要だと思いますが、それは今後の話でしょう)
FO社は香港で個人向け融資を行っており、これまでも遅延・貸し倒れはありません。
貸付上限利率が高い香港なら、ソーシャルレンディングによる資金調達を行っても十分に利益が出るビジネ
スモデルだと思いますので、クラウドバンクでの募集が始まればさっそく投資したいと思います。
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posted by SALLOW at 20:00
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記事を書いた後で見ました。情報が遅かったですね。
まあ、スマートレンドの例を見る限り今後も募集は続くと思われますし、それを考えれば無駄な記事ではなかった・・・と、自己弁護しておきます。
それにしても20ヶ月で6.8%ですか。貸付利率もそれほど高いわけではありませんし、スマートレンドの時(特に後半の金利ラッシュ)と比べると利率は落ち着いていますね。
スマートレンドの後半部の金利ラッシュは何か嫌な予感がしてあまり手を出さなかったのですが、もしかしてこれもmaneo関連の動きを掴んでいたための予兆のようなものだったのでしょうか。
(先週末に「香港中小企業支援型ローンファンド」の名で募集されました)
第1回の融資予定額からは3号で終わりと思っていたのですが
約15Mx4号の募集が行われました
今のところ次回は未定