ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　タイトル通り、maneoの記念案件の紹介です。
　私は第1弾の方には投資しました（参考記事）が、それで予算を使い切り、この案件は不参加です。


　・【第2弾】成立ローン総額700億円突破記念ローンファンド

　　予定利率：8.2%
　　期間：6ヶ月
　　貸付金額：4,000万円（総額8億円、最大16億8,500万円予定）
　　担保：千葉県内土地・建物（評価額27億800万円）に対する抵当権（第1順位）
　　LTV：62%

　　


　maneoの大型案件です。現時点で8億円、最大で16億8,500万円というと、過去に募集されたSL案件の
　中でも最大規模の案件となります。

　貸出先はヘルスケア施設の運営管理会社で、資金の用途はヘルスケア施設の購入。
　貸付期間6ヶ月（繰り上げ返済可能性あり）ということで、短期間かつ大規模な貸付となりますので
　銀行としては旨味がなく、貸付を渋る案件だと思います。
　その意味で、銀行ではなくソーシャルレンディングを使って資金集めをする合理性はあります。

　一つ疑問に思ったのは、担保物件の売却活動が進んでいて、売却予約契約が締結済みというところです。
　担保物件がどういった業態の建物かという記述はないのですが、素直に読みますと

　「ヘルスケア施設を買うために別の施設を売る。その繋ぎ資金をSLで募集する」

　ということになるかと思います。
　一つ買って一つ手放すというのは経営的にあり得る事なので気にする事ではないかもしれませんが、
　少しだけ引っかかりました（杞憂だと思いますが）。

　案件自体の安全性は高いと思います。
　理由は、売却予約契約が締結済みなこと、万が一この契約が反故になったとしても担保余力が多いので
　時間はかかるかもしれませんが、元本が毀損する可能性は低いと思われるからです。


　これを書いている時点であと2億円ほど募集枠が残っています。
　さらに、案件の文面から本募集の後に8億以上の追加募集が来る可能性も高いと思います。
　短期間の貸付でもよければ、投資を検討してもいい案件ではないでしょうか。


　OwnersBookから新案件の登場です。


　新宿区オフィス第1号ファンド第2回

　　募集開始：6/12（月）18:00〜
　　予定利率：4.5%
　　期間：11ヶ月
　　貸付金額：5,000万円（主案件部分、総額で1億1,000万円）
　　担保：新宿区西新宿　オフィスビルの区分所有　評価額3億3,300万円
　　　　（先順位約1億5,500万円、担保余力1億7,800万円）
　　LTV：80%

　　


　西新宿にあるオフィスビル（区分所有）を担保にしたローンファンドです。
　9階建てのビルの5階と6階（と、相当する分有土地）が対象となります。

　オフィスビルの坪数が分からないので、賃料収入がいくらなのかは計算できませんでした。
　ただ、貸付期間が11ヶ月と短いので、返済原資は賃料収入とは思えません。
　（もし返済原資が100%賃料収入なら、この収益物件の表面利回りは30%を超えてしまいます）
　おそらくは、貸付先である不動産会社の運転資金と思われます。

　シニアローンも入っている事から、銀行のお墨付きをもらっている案件になります。その上で、

　　・貸付先はここ3年安定した黒字を出していること
　　・LTVが80%とあまり高くないこと
　　・万が一貸付が焦げ付いても、西新宿の立地で担保価値が11ヶ月の内に20%低下するとは考えにくいこと

　を考慮しますと、安全性は高い案件だと思います。
　（参考：西新宿の地価　→　土地価格相場が分かる土地代データ ）


　最近、OwnersBookは案件が埋まる速度が速いように思います。
　利率は低いですが堅い案件が多いことも魅力の一つですし、親事業者の業績が順調なことも一役買って
　いるのでしょう。
　　参考　→　事業母体のロードスターキャピタルの決算公告

　今現在、私はOwnersBookに450万円ほど投資していますが、今後SLへの投資をさらに進めていく中で
　OwnersBookへの投資増額を検討しています。


　オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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