2019年07月19日
話題性は抜群? 「田村淳と東進ゼミナール社長が作る、新しい教育」
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教育×エンターテイメント
株式投資型クラウドファンディング(CF)、「FUNDINNO」の話題です。
これまで様々な案件を募集してきたFUNDINNOですが、今回の話題性は抜群ではないでしょうか。
東進ゼミナールの飯田代表が手がける新たなスタートアップは「DEFアニバーサリー」。
ABCクッキングスタジオグループの人材サービスを手がける「エービーシースタイル」の横井代表、そして
タレントの田村淳氏をメンバーとしています。
・株式会社東進代表が、「教育×エンターテイメント」で言語学習のアップデートに挑む!
募集開始:7/20 9:00〜
募集金額:2,700万円(上限5,000万円)
ビジネス領域:EdTech(教育×テクノロジー)
サービスの内容は、言語学習アプリ「英音楽」。
英語の学習において、日本人が最も苦手にしている「聞けない」「話せない」といった部分にアプローチを
行うというものです。
アプリによる学習において、現状のスピーキング発音評価にはできなかった「属人的ではないシステムでの
評価」を行うことができるようになるとのことです。
FUNDINNO(広告リンク)
英語の実力の
実際に日本人の英語学習では「書ける」「読める」はできても、英語を実用レベルで「聞ける」「話せる」
という人は数少ないのではないでしょうか。
これは私も身に覚えのある話で、英語はそれほど不自由ありませんがそれは読み書きがメイン。話すのと
聞くのは、スイッチが入らないとなかなかスムーズにはいかないのが実情です。
しかし実際には、2021年からの「大学入学共通テスト」における英語の評価方法は、これまでの「読む」
+「聞く」だけではなく、「書く」「話す」といった能力も測られるようになるそうです。
自然そこには、新たな教育ニーズとビジネスが生まれます。
「英音楽」は新しい言語習得方法を開発し、手軽なスマホアプリで学べる環境を提供することで、日本人の
言語理解能力の向上や、日本の言語学習環境の効率化を実現するのが目的となっています。
ビジネスの進め方
「英音楽」はビジネスの進め方の上でも、アドバンテージがあると考えられます。
一つは業務提携。
英語語学留学最大手の一つである「CNE1」と業務提携し、スピーキングテストを提供予定とのこと。
また、料理教室最大手ABCクッキングスタジオのユーザー28万人、東進ゼミナール塾生とNAYUTAS生徒の
計約4,500名を対象に、先行無料体験版をリリースする予定とのことです。
(FUNDINNO投資家にも同様に、先行無料体験版を提供予定)
最初からこれだけの人数にリーチできるというのは、ビジネスを進める上で大きな強みとなるでしょう。
実際に使用した意見を元にしたサービスの改良も見込めますし、多くの人間が認知するということはそれだ
け拡散速度も速くなるというもの。
さらに上記の「大学入学共通テスト」の導入でニーズが高まると予想されることから、他の塾や教育機関
などに導入ができればビジネスの急拡大も考えられます。
一方でベンチャー企業に投資するという性格上、株式投資型CFにはリスクがあります。
もちろん担保や、実物不動産の裏付けもありません。
そういった意味では堅実なリターンを望むものではなく、応援する気持ちで投資すべきでしょう。
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また、会員登録をすることで見られる情報が増えますので、興味のある方は下記の紹介記事も参考にして
会員登録を検討されてはいかがでしょうか。
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posted by SALLOW at 16:30
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国の学習制度改革もありますし、現状でも確かに日本人の英語能力は平均としては良くはないと思います。
私もそこそこ英語を使う仕事ではあるのですが、どちらかと言えば読み書きがメインで話す・聞くは苦手。スイッチが入ればなんとかなりますが、しばらく使わないとスイッチも錆び付いてしまいます。
おっしゃる通り、英語のサービスアプリや勉強法は星の数ほどあり、このサービスがそれらと一線を画するようなめざましいものであるかと言うと、それには疑問があります。
ただ、そうは言っても勉強は「やる気」であり、言ってみればプラシーボのようなもの。
東進と田村淳氏が絡み、そこに興味を示してやる気になる人にとっては、意味のあるサービスではないかと思います。
なおのこと投資家の視点で言えば、このサービスに明らかな優位性がなくともこれまで同様の能力があると思われるのなら、話題性も優位性と捉えてもいいのではないでしょうか。
田村淳氏の大学受験チャレンジで知識偏重の英語に苦戦し、、、と言った記述が(FUNDINNOから来たメールのQ&Aに)ありましたが、そうした認識ならこのサービスは少なくとも新制度の大学入試英語に対する望み薄ですね。
大学入試の英語は、その名のとおり大学入試ですからそれなりの教養が求められるのは当たり前で、その教養を元にインプットだけでなくアウトプットも出来るようにしよう、それも論理的に、が制度改革の目的のはずです。(なにやら早くも暗雲垂れ込めていますが)
このプロジェクトがその辺りに目配せしているようには思われず、したがって、いくら発音や流暢さを磨いたところで大学入試に対しては大してアドバンテージを得るに至らないでしょう。
また、スピーキング力向上を目指す英語アプリは既に数多くあり、それらを凌駕する優位性が感じられませんでした。
東進の人が噛んでるので、その辺り当然分かっているはずなのですが。市場調査に不足があるのか、あるいは分かっていてごまかしているのか。