2019年07月04日
今度は高利率8%、SBIソーシャルレンディングから新ファンド登場。
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今度はディベロッパーズローンファンド
SBIソーシャルレンディング(SBI SL)から新しいファンドが登場しました。
今度はディベロッパーズローンファンド、つまり不動産の開発にかかわる資金の募集となります。
・SBISL不動産ディベロッパーズローンファンド16号
募集開始:7/4 10:00〜
予定利率:8%
期間:24ヶ月
貸付総額:25億4,000万円(最終的に総額33億2,000万円となる予定)
担保:事業用地(更地)に質権を設定
評価額 3億2,800万円
今回の資金用途は、貸付先が静岡県熱海市で行うリゾートホテル開発のための、土地の購入や建物の建築
を行うプロジェクト資金となります。
まず案件をぱっと見て気づくのは、強烈なオーバーローンであること。
どうも関係当局からの指導なのか、開発プロジェクトの担保については「開発が終わった後」の価値ではな
く「現況の価値」を表示しなければならないようです。
これから開発を行うのですから、開発プロジェクトの資金をまかなえるだけの担保がある方が少数派なわけ
で、今回についてもLTVを計算すると1012%というエグい値になっています。
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案件紹介と所感
一方で、熱海が従来の温泉保養地からリゾート化しており、ホテルの需要があるというのは確かでしょう。
開発さえうまくいけば、そこそこの利益は見込まれるのではないかと思います。
そもそもソーシャルレンディングの考え方からいけば、オープンまでこぎつけて最初の出足が調子よければ
将来的な経営数字を気にしなくてもいい、というのは大きなメリットでしょう。
貸付のスキームは通常のSBI SLと変わるところはありません。
個人的に言えば、オーバーローンである以上は貸付先の出資持分にも担保設定をしてもらいたかった(要は
貸付先の会社も一蓮托生にしてほしかった)ものですが、そのあたりは何か事情があるのでしょうか。
私の判断ですが、今回は見送りとします。
ホテル開発がうまくいくかどうか、その判断が私にはできないからです。
貸付先の会社も一蓮托生になっているとか、そういった利害一致があるなら考えましたが、1/10の価値しか
持たない土地だけが担保なのは少し怖いところがあります。
一応資金は少しあるのですが、それは別の案件に回します。
ただ、8%という高利率案件であることから人気の集中は必至。投資をされる方は、下記のアクセス集中に
関する注意事項を良く理解の上、サーバレースに参戦ください。
・ファンド募集開始時のアクセス集中について
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posted by SALLOW at 09:40
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