2019年04月23日
本日、FANTAS Fundingから大量のファンドが登場。開店セールは終わったけど、これが妥当な利率では?
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7案件同時募集
不動産投資型クラウドファンディング(CF)、「FANTAS Funding(FANTAS)」の話題。
FANTASではこれまで、月に1〜2回くらいにまとめてファンドの募集を行っているのですが、4月はインカム
型ファンドが一つ出ただけ。
少し寂しいなと思っていたのですが、今回一気に7案件が募集となりました。
4/23 18:00〜の募集となります。
7案件の各条件をまとめると、以下のようになります。
FANTAS repro(空き家再生)案件は6.5ヶ月で8%。
FANTAS check(中古不動産)案件は3.5ヶ月で6%。
貸付期間については以前から変わりませんが、利率についてはrepro、checkの両方ともサービス開始当初よ
りも2%ずつ下がっています。
おそらくは通常の利率はこのくらい。以前の利率は開店記念セールだったのでしょう。
利率が下がってしまったのは残念ですが、「短期案件でそこそこの利率」という点を見れば、まだまだ
FANTASの人気は続くと思います。
FANTASの場合、営業者が投資総額のうち20%を劣後出資します。案件が予定通り売れなくとも、20%までなら
営業者であるFANTASだけが損害を被ることになる仕組みなので、リスクは限定的だと思います。
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今回は「キャピタル型」
前回FANTASは初の「インカム型」案件を募集しました。
(↑前回の案件)
今回のキャピタル型とインカム型の間には、元利配当原資に以下のような違いがあります。
この違いは、不動産投資型CFに投資する場合には確実に理解しておくべきだと思います。
・インカム型 → 配当原資は物件の家賃のみ
(収入は比較的少ないが、安定する)
・キャピタル型 →
(転売がうまく行かなければ、値上がり益分は安定しない)
*ご指摘を受け、訂正しました。
今回のFANTAS案件は、キャピタル型配当原資は値上がり益のみです(FANTASの劣後出資はあり)
前回のFANTASのインカム型は、利率4.7%での募集でした。
これは(家賃収入が無くならなければ、という前提付きですが)家賃で十分カバーできる利率です。
そして現在、FANTAS checkの20〜22号案件は全て「入居中」です。
今回のキャピタル型は、インカム型に対して+1.3%の利率上乗せ。
この分は転売による値上がり益で稼ぐ必要がある、ということです。
FANTASの劣後出資が20%あることを考えると、転売を失敗してもマイナス10〜15%くらいで売れるのであ
れば、元本は安全だと言えるのではないでしょうか。
ということで、FANTAS checkの利率6%についてはリスクは限定的。
FANTAS reproの8%はリスクが不透明なところもありますが、FANTASのこれまでの実績と天秤にかけて、
各投資家が判断すればいいことだと思います。
FANTASなど不動産投資型CFのまとめや、FANTASの会員登録方法については、以下の記事をご覧下さい。
・来年(今年)は不動産投資型クラファンの飛躍年? まとめてみました。
・今年の飛躍が期待される、FANTAS Funding 会員登録方法の紹介です
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posted by SALLOW at 10:00
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すみません、誤解を招く表現でした。訂正しておきます。
配当原資は売却益だけですが、FANTASが20%の劣後出資を行っており、そのFANTASには家賃収入も流れ込んでいます。
そのため間接的には家賃収入も入っていると書いたのですが、ちょっと論理が飛躍していますね。
成立前書面の「匿名組合損益の帰属(20〜22ページ)」を読んでいただければ。
(間違ってたら失礼!)