ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　2018年、ソーシャルレンディングは激動の1年でした。

　ブログのネタという意味でも、ソーシャルレンディングを（良いところも悪いところも）紹介するという
　意味でも色々な事業者に口座開設していた私としても、多くの損害を受けました。

　とは言え、年間総合成績はプラス。
　株価が大納会において年初割れした今年において、1年単位で考えれば株価より良い投資パフォーマンスを
　出せた、という考え方もあるのかもしれません。


　来年はソーシャルレンディングにおける最大の問題点である「匿名性」も解除される予定です。
　そういう意味では、来年こそソーシャルレンディング飛躍の年となるのかもしれません。
　それと同時にもう一つ、不動産投資型クラウドファンディング（CF）も忘れてはいけないでしょう。

　今回はそのあたりを少し紹介します。初心者の方用の記事になるでしょうか。


　


　不動産を担保とするソシャレンと、不動産投資型CFの違いは以下のようなものがあります。

　　�@不動産投資型CFは「匿名性」がない
　　�A商品の特徴はJ-REIT（不動産投資信託）と似ているが、毎日の値動きがない
　　�Bこれまでのところ、事業者が劣後出資するため事業者との利害が一致している


　日本における不動産投資型CFのはしりと言えるのはTATERU Fundingですが、今年9月不動産投資に関わる
　融資について、投資家の銀行残高を偽装していた事が発覚し、サービスを停止しました。

　ただし、問題発覚後すぐに投資家の出資金を買い取ると発表し、実際に買取を行いました。
　このあたりの速やかな対応は、さすがに上場会社と言うところでしょうか。
　私は買取を申し込まず、そのまま投資を続けていますが、今のところ問題なく償還されています。
　やらかしてしまったのは仕方ないので、問題を改善し復活を望みたいところです。


　もう一つの不動産投資型CF事業者と言えば、Renosy。
　事業者が出資金の30%を劣後出資（もし担保価値に何かあれば、30%までは事業者が損害を被るしくみ）
　となっており、高利率・短期間からとても人気が高いところです。

　ただし問題点は、「出資が先着順ではなく、抽選であること」。
　実質の競争率は6〜10倍とかなりエグいので、投資できるかどうか分からない、という
　事が唯一、かつ最大のネックです。


　おすすめできる事業者、一つは「CREAL（クリアル）」。
　300億円あまりの不動産を運用する、プロが行う不動産投資型CFです。

　私も実際に、第一号ファンドに100万円を投資しました。
　来年1月には次のファンドも用意されているということで、こちらも楽しみです。
　会員登録方法は以下の記事でまとめていますので、こちらをご覧下さい。

　　・CREAL（クリアル）の会員登録方法を説明します。私も投資準備完了。

　CREAL　（アフィリエイトリンク）
　



　もう一つは「FANTAS Funding」。
　2017年実績で売上高80億円の会社が運営する、不動産投資型CFです。

　戸建ての空き家や中古ワンルームマンション等を対象にしています。高利率・短期間ということでかなりの
　人気がありますが、先着順なので準備をしっかりしていれば投資はできると思います。。
　案件が出てきた時のために、まずは会員になっておいた方がいいでしょう。
　（会員登録方法の記事は、ただいま準備中です）

　FANTAS Funding　（アフィリエイトリンク）
　


　そして、不動産投資型CFで来年の注目事業者はこちらでしょう。

　　・ビットリアルティ


　ケネディクスと野村総研が共同出資した不動産CFが、ついに始動とのこと。
　ケネディクスが不動産金融商品の開発や投資対象サポート、資産運用業務などを行い、野村総研は本事業の
　ITサポートを提供するという棲み分けを実施。
　時価総額は2018年終値でそれぞれ1,130億円、1兆240億と、押しも押されもせぬ大手企業。

　大会社が出資する事業者だけに、あらゆる意味で慎重になってしまうことだけが懸念点ではありますが、
　来年の目玉になることは間違いないでしょう。

　ソーシャルレンディングで色々起きたこの1年、分散投資という意味でも一部の資金を不動産投資型CFに
　回してみるのも、検討の余地はありそうです。
　私は現在、不動産投資型CFへの投資額は総額で400万円程度ですが、少なくとも1,000万円までは増やして
　いくことを考えています。



　ランキングに参加しています。
　リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。