2019年04月17日
アメリカンファンディングがサービス停止。店子ビジネスは難しいですね。
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今度はアメリカンファンディング
maneoファミリーで再び、脱落者が出ました。
今度はアメリカンファンディング(以下、AM社)がサービスを停止するというお知らせです。
経緯を簡単に説明しますと、以下のようになります。
@3/26 AM社の一部ファンドがキャンセル
テキサス州の案件の工事スケジュールが、予定に比べて比べて大幅に遅延しているため
(AM社お知らせ)ファンドキャンセルについて
A4/2 テキサス関連のファンド4種類が遅延
(AM社お知らせ)延滞発生に関するご報告
B4/16 新規募集終了
(AM社お知らせ)新規募集終了に係るお知らせ
新規募集終了に関するAM社の発表は、以下の通りです。
当社は、アメリカンファンディング株式会社との間で業務提携合意書を締結し、当該契約に基づきシステムの提供及びファンドの募集・私募の取扱いを行ってまいりましたが、当該契約に基づく新規のファンド募集・私募の取扱いにつきまして、同社との協議により終了することと致しました。
今後はサービス全体の終了に向けて同社と協力し、現在運用中の案件の適切な管理及び延滞中の案件における投資家の皆様への償還・分配の早期実現に向けて対応してまいります。
所感
まず私の立ち位置を明確にしておきます。
アメリカンファンディングへの投資金額は約80万円。
今回問題になっているテキサス案件への投資はなく、現在投資しているのは以下の2ファンドです。
・カリフォルニア リバーサイド ファンド
・コロラド ローンファンド
今回の遅延と新規募集の発表、どちらかと言えばもちろん悪いニュースなのですが、それでも他の場合と
比べるとずいぶんマシな対応だったと考えています。
大規模な遅延が起こりそうなファンドをあらかじめキャンセル、大規模遅延が起きれば新規募集そのものを
止めてサービス終了へ誘導。
遅延が起きたのは残念ですし、ファンド事業者としてその責任を逃れることはできませんが、おおむね投資
家目線に立った対応と言えるのではないでしょうか。
あるいは、maneoマーケットがmaneoファミリーの店じまいを行っている可能性もあります。
店子ビジネスのリスクはここ1年ほどで嫌となるほど理解したでしょうし、店子の責任は大家の責任と金融
庁に絞められている現状を考えれば、撤退を考えるのも無理はありません。
ただ、日本国内から米国不動産へコンタクトすることのできる商品は貴重です。
AM社の角内氏はもともと米国不動産担保のソーシャルレンディングサービスをやっていましたので、テキ
サスの案件がきちんと手仕舞いできればという前提なら、また投資を検討したいと思っています。
・111 Social Lending
それまでの間、米国不動産はとりあえずクラウドバンクで投資していこうと考えています。
クラウドバンクの米国不動産案件には円建てとドル建てがありますが、中身は一緒(結局は米ドルで運用す
る)ので、米ドル建てでの投資をお勧めします。
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posted by SALLOW at 17:20
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店子ではなく独立というのはあり得ることだと思います。
もともと111Social Lendingをやっていたのですが、日本での知名度があまりないためmaneoの看板を借りたということではないでしょうか。
となれば、現状のmaneoにその価値は無しと判断し手じまいする可能性は十分にあります。
他の店子はどうするのか、これから注目必要ですね。
yos 様
もともとはmaneoマーケットの店子方式が限界を迎えたために噴出した問題なのだと思います。
まさかの友は真の友ではありませんが、要はその程度の関係だったのでしょう(それを知った上でmaneoファミリーに入ったわけなので、店子側に責任がないとは言いませんが)。
もしかすると、問題が発生していない店子も抜ける準備をしているのかもしれませんね。