2019年01月31日
不動産投資型クラウドファンディングが狙う、もう一つのビジネスモデル
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不動産投資型CFとREIT
不動産投資型クラウドファンディングの話題です。
ソーシャルレンディングも別名を「貸付型クラウドファンディング(CF)」と言い、同じCFの一種です。
CFはもともと「不特定多数から資金を集めて金融を行う」という意味なので、その金融を行う対象が貸付
ならソーシャルレンディング、不動産投資なら不動産投資型CFとなるわけです。
ごく一般的には、投資のリスクとリターンは比例します。
不動産を扱う投資である不動産投資型CFのリスクは、不動産の規模が小さい&流動性が低いという理由で
REITよりは高いですが、あまり変わるものではないでしょう。
ということは、不動産投資型CFの利回りはREIT同様か少し上、年利4〜6%くらいになるはずです。
REITを大きく上回る理由
ただ実際は、この利回りを大きく超えるような不動産投資型CFもあります。
その一つがRenosy。GA Technologies社の運営する不動産サービスです。
Renosyのクラウドファンディング案件は、3ヶ月・年利8%。
短期資金で多少は利回りが良くなっていると言っても、なお破格の利率です。
実際、その短期・高利率から人気が集中し、抽選倍率が10倍になることも珍しくありません。
では、この高利率は怪しいのかと言われれば、決してそんなことはないと思います。
おそらくGA Technologies社としては、Renosyのクラウドファンディングで儲けを出すつもりはないのでは
ないでしょうか。
狙っているのは、クラウドファンディングを入り口にした潜在顧客の掘り出し。
そして、大家さん業に誘導することなのだと推定します。
Renosyの購入時仲介手数料は2.5%。
一般的な事業者の3%+6万円よりは安いので、相見積を取る価値はあるでしょう。
一方でもし5,000万円の不動産が売れれば、仲介手数料は125万円。
クラウドファンディングで集めている3ヶ月8%の条件なら、6,250万円分の案件利息に相当します。
Renosyのクラウドファンディング案件は1,500〜2,000万円程度が中心なので、3〜4案件分。
つまり、クラウドファンディング3〜4件で一人の見込み顧客をゲットできれば、それで十分ペイするという
ことになるのだと思います。
こうした理由から、Renosyでは高利率で客を集めているものと推測します。
クラウドファンディングを入り口に、不動産に興味を持つ人も多いでしょう。クラウドファンディングは
資金調達と見込み客の掘り返しという、事業者にとっては一石二鳥の効果を持つことになります。
実物不動産の広告も盛ん
実際、これを裏付けるように、GA Technologiesでは実物不動産の顧客掘り出しにも積極的です。
有名なポイントサイトで、これまた破格の条件を見つけました。
(ただし、この条件はいつまで続くか分かりませんのでご注意下さい)
不動産投資の面談終了で35,000円は高額でしょう。
営業活動がかなり来るものと予想されますが、実際に不動産投資を考えているのであれば、話を聞いてみる
のも良いのではないでしょうか。
このポイントサイト「げんだま」は有名なので登録している方も多いと思いますが、紹介をしておきます。
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もしまだ登録していないという方は、検討いただければ幸いです。
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posted by SALLOW at 18:00
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