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2024年03月12日

我が家のくせ毛遍歴

実は私も二人の娘たちも、くせ毛でかなり苦労してきました。
もとはと言えば私の母方の祖父がチリチリの持ち主。
それを受け継いだ母もくせ毛ですが、うまくクセを利用してオシャレにおさまるタイプ。
で、私は幼少期は良い感じのカールのかかった髪でした。
ところが、成長するにつれクセが頑固に強く出るように。
特に顔の周り、前髪がクセがきつく思春期の頃は本当に嫌で嫌で悩んだことも。
高校生の時はドライヤーを持って学校へ。
こっそり誰もいない校舎のトイレで前髪伸ばしたりしてました。

短大生ころから世の中にストレートパーマでは伸びないくせ毛を伸ばしてくれる「縮毛矯正」の走りのような技術が出てきました。
当時は今の倍ほどの時間がかかり、金額もかなり高かった気がします。
しかも新しい技術なので、店によってかなり仕上がりに差があったんですよね。
バイトで稼いだお金を握りしめ、いろんな店に行きました。
きれいに仕上がるときもあれば、失敗されて毛がビビッてしまったり。
理想の美容院探しは時間がかかりました。

そして今通っている美容院にたどり着いたわけです。
子どもが生まれる前からお世話になっているので20年通い続けていることになるます。
途中、出産や育児で間が空いたこともありますが、信頼してお任せできるお店。

余談ですが、出産後はしばらく髪質が変化してクセが緩くなった時期が。
さらに育児中は自分のことにかまってられなくて、かなりクセが戻ってからしか行かなくなっていました。

そして子供たちも生まれたときからわりと強めのくせ毛。
自分が子供のころつらい思いをしたので、子供たちにはくせ毛の事で臆病になったり引っ込み思案になってほしくなかった。
髪の毛ごときで・・って言われるかもしれません。
でも年頃の女の子にとって、どれだけ手入れをしてもきれいにまとまらない髪は自信喪失の理由になり得ます。
「子供のくせに」とか「子供に甘い」とか「子供には贅沢だ」といわれたとしても、キレイな髪にしてあげたかったんです。

現に中学生で初めて縮毛をかけた長女に、事情を知らない先生がかけた言葉。
それは、「お、今日はちゃんとしとるな」でした。
やっぱりくせ毛の頭は、いくら結んでととのえてもなんだか「ちゃんとして」見えてなかったんだ・・と若干のショックもありながら、生まれ持った性質だから仕方ない。
今は技術でなんとかできるんだから、ムダに悩まずに利用すればいいのでは?と思ってきました。
続く
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