2019年08月20日
「仕事はロクにできないくせに口だけは一人前」と言われないように!
「理論より実践」と職場でよく言うものである。理論は実践する事が大切で、理論ばかりでは意味がない。職場の役に立たない評論家は必要ない。保有能力はあっても発揮能力がなければ職場に於いては弊害となる。
あれこれと知識を見せびらかし、優越感に浸る人は、最初は重宝されるが、そのうち相手にされなくなる。保有する理論を実践し、目に見える効果を出し、職場の目標達成に貢献しなければ、その内に存在感はなくなる。
日々学習し、知識や知恵を身に着けそれらを元に実践して、成功体験を積み重ねて、更なる職務能力の向上を目指していく事が必要である。そうしないと「仕事はロクにできないくせに口だけは一人前」と揶揄されるだけの人間になるだろう。
生まれてきた以上、たった一度の人生だから有意義に生きていかねばならない。常に将来のあるべき姿をイメージし、目標とそれを達成する為に自らに課題を課し、一つ一つクリアしていかなければならない。
昨日よりも今日の方が賢くなくてはいけない。今日よりも明日の方が賢くなくてはならない、と人生は生涯学習が必要だという言葉があるように常に進化する自分でなければならない。では何をもって賢くなったかを実感するのかは個人差があると思う。
これだけ世の中が複雑化・高度化・専門化してきたら、せっかく習得した専門知識やスキルもすぐ陳腐化したりして意味をなさなくなることがある。この見極めが必要で、将来経済社会環境がどう変化していくかの先見力が必要である。AIが進化し、どういう仕事がなくなっていくかを知ることは当然に必要で、これは士業とて同様である。
士業のAI代替率がランキングがよく掲載されており、士業を脅かしているが、それを鵜のみにする先生もいないであろう。確かに誰でもできる、忙しいから人に任せる、といった付加価値の低い仕事はなくなったりするだろう。しかしクライアント企業の業績向上に貢献し、且つ、クライアントとの人間関係が構築されていれば脅威ではない。、強い信頼関係があり、盤石な顧客基盤があれば安泰だ。
一般的に、売上の80%は20%の顧客からつくられるといった「パレートの法則」がよく言われる。この20%の顧客との関係をより強固にすると共に、目減りする顧客の補完を常にしていかなければ事業の安定成長はない。
例えば経営コンサルタントを業とするならば、よりクライアントの問題解決の為に、寄り添い最適な提案をしていき、クライアント企業の成長発展に寄与していけば、信用と信頼を勝ち取っていけるはずだ。
コンサルタントはクリエイティブな仕事である。フレームワーク・MECE・ゼロベース志向・仮説思考・5回のWhy・ロジックツリー、は誰もが使う手法だが、それを誰よりもうまく使えるように工夫しなければいけない。それら工夫の積み重ねが他のコンサルタントの違いを明確にし、永続的な顧客として契約を結んでもらえるようになるのである。
激化する競争を勝ち抜くための差別的手段を提案し、それらが効率的・効果的に実行できるように支えていかねばならない。そしてこの先生なら大丈夫というお墨付きをもらえるような仕事を確実にしていく事が肝要だ。
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