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2019年04月15日

自社に合った経営戦略を策定しよう!





「組織を鍛え、独自の能力を構築し、それを活かして戦えば破れる事なし」との信念に基づく戦略論がある。戦略策定の際「組織の能力重視」と「事業環境の魅力重視」とがあるがどちらを採用するかは経営者次第だ。「組織の能力重視」は、既存の組織能力を分析し把握した上で、市場を細分化し、狙うべき市場を設定し、その市場内での位置づけを明確にして競争優位に立つ戦略である。一方で「事業環境の魅力重視」は、先に魅力ある市場を選定し、そこで勝つ為に必要な経営資源を調達し勝てる組織を構築していく戦略だ。社長の舵取り次第だ。





企業の3つの成長阻害要因として、@安定収益を生み出している既存事業に経営資源を優先配分し不確実な新規事業には回らない、A既存の組織能力を無力化する投資はしない、B顧客の声に耳を傾け過ぎてその顧客満足の対応に終始し市場変化への適合が遅れる、等がある。

@ 安定収益を生み出す事業があればそれに安住し、その事業の改善に注力していくものである。その安定事業がいつまでも収益を生み続けるように漸進的改良に注力し創造的破壊には踏み込まないケースが多い。将来に向けその安定事業に代替するような新技術開発も安定事業の成功者が抵抗勢力となり進められないのが実情であろう。
A 運営が円滑に回るように組織設計(分業と調整のメカニズムの組み合わせ)がされ、構築された組織能力が最大限に発揮できるように確立されたシステムや蓄積された組織能力が無意味になるような新規投資には精神的なストレスが生じるので抵抗勢力が多く実現しないケースが多い。
B 顧客満足との社内方針から既存の顧客を満足させることに終始一貫し、その顧客が要望しないことには何らアクションを起こそうとはしないし、組織内でもそのことは特に問題にならないものである。その間に技術や市場の環境は大きく変わっているのに自分たちは既存顧客の言う事だけの仕事をして、気づけば競合他社に大きく後れをとってしまうことはよくあることである。

一度、自社の分析をしてみよう。





飲食店経営で先の売上を保証してくれるのは絶対的な固定客だ。固定客基盤が強固であれば、精度の高い売上予測が可能で経営が安定する。そして事業継続も可能になる。顧客基盤は最も大切な無形資産である。新規客→常連化→固定化の仕組みが確立され、長期スパンでの良好な関係が大切だ。常に浮動客で店を経営するということは開けてみないとわからないといった不安定経営になる。固定客である筈なのに、いざという時に他店に行かれてはいけない。今回の大阪府選挙を見て思ったが、「自民党」の半分は「維新の会」に投票していた。今回、府知事・市長選挙で「維新の会」が圧勝したのは、自分たちの党員はほぼまとめられたのに対して「自民党」が党員をまとめられなかった、いわゆる自滅状態の選挙であったように思える。

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中村 中小企業診断事務所
中小企業診断士として中小企業の経営支援をしています。外食企業出身で飲食店コンサルティングを得意分野として活動しています。もちろんその他の業種・業態の創業支援、経営改善、経営革新、資金調達、事業承継等も支援いたします。事業承継に於いては後継者育成から相続問題も含めサポートします。ご相談はご遠慮なく申し付けください。保有資格=中小企業診断士、行政書士
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