2018年11月29日
日本の起業環境
会社数が減少している中で起業の動きもめだ
つ。起業家の年齢構成を見ると「若い人=起
業家」のイメージがあるが、一番多いのは6
0歳以上のシニアだ。定年退職後のセカンド
キャリアとして起業を選択する事が推察され
る。確かに今のシニアは元気で知識・経験・
人脈など起業するうえでの基盤は整備されて
いる。まだまだシニアが経済社会を牽引する
のだろうか。若者も頑張らねばならない。
日本は欧米諸国と比べ起業無関心者が多く7
7%が無関心だ。開業率が英国の14%と比
べ5%と低いのは安定志向が多いという事だ
けでなく、開業コストが高い、起業に要する
日数・手間がかかるのも原因だ。また失敗し
た時の敗者復活制度が昔に比べれば整備され
てきているが欧米諸国と比較するとまだまだ
のようだ。安易な復活制度の確立もモラルハ
ザードになるので加減が難しいが。
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