アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2025年01月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリーアーカイブ
検索
プロフィール
料理の別人さんの画像
料理の別人
プロフィール
BIG 購入

2021年12月01日

<シーズン1> 故郷への遠い道(2)(2014年05月05日)


シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2014年05月05日16:23)

○ ○ ○ ○ ○

サバ、昆布、生姜、醤油、味噌、アンチョビ、鶏肉、タマネギ、人参、ジャガイモ、トマト。
材料だけ見れば、不味いものは何ひとつないのだが、
なじんだスープは、まだボディが頼りなかった。

このまま香辛料を足したとしても剛性は補えないだろう。
次のオプションへ進むことにした。
メインの食材によって、味のモノコック構造をめざす。

念のためそのままにしていたフライパンで、
新たにみじん切りにしたタマネギを炒めると同時に、
それまでのスープを吸わせてしまう。

あめ色になったら一旦取り出し、コンビーフを投入。
繊維をすべてほぐしつつ、新たな脂をつくる。
繊維表面を焼きかためたらタマネギ再投入。

そして、例のスープを少しずつ足してゆく。
コンビーフはそのままでも食うのだが、独特のくさみは決して大好きではない。
サバのくさみもそうなので、それをぶつけ合えば消せるのでは、と踏んだ。

それは大成功。
あらかじめ大量のショウガが入っていたことも功奏しているはずだ。
だが、まだ一味二味、足りない。
それ以上に、ミートソース風を目指していたビジュアルが、またしてもカオスなものに。

ハルマゲ丼事件以来、頻度こそ下がっているが慣れてはいるのでいちいちアタマは抱えない。
すぐに次の材料を探す。
残念、いや、ラッキーなことに、プレーンの卯の花(オカラ)があった。
迷わず、だが少しずつ、投入。

カオスは脱した。
だが、ミートソースを目指したそれは、いまや立派なハンバーグの種にwww
いっそのこと、ジャガイモつぶしてコロッケにしてやろうかと思ったが、
これ以上キャストを増やしてどうするよ、と思い直し、
ミートソースへ舵を切り戻す。
大丈夫だ、おれはどこかのフェリーのようにトップヘビーでも過積載でもないぜ。

一瞬、人生が過積載じゃないか、との思いがよぎったが、心を黙らせる。

軍艦乗りにも、船乗りにも、なれなかったけれど、
憧れと目指すところはいつもサブマリナーだったじゃないか。

潜りっぱなしでも、すっから艦でも、最後に勝てれば勝ちは勝ちだ。

( to be continued to next episode ... )



2021年11月30日

そういえば、割り箸



またへんなことを言いよると思われるのだろうが、
お気に入りの割り箸があるだろうか。

真っ直ぐきれいに割れたときは気持ちいい
(左右で割るより上下で割るほうがきれいに割れる確率が高いらしい)。
いい木材が使われていると捨てるに忍びなく、
こっそり持ち帰って洗って使ったことは何度かあるw
あー貧乏くせーwww そもそもこっそりててwww

ともあれ、私は竹の天削ぎ24cmものが大好きで、
普段使いと、長めなので菜箸にも、長らく使っている。
次は気分を変えて、すす竹の天削ぎ、24cmを使ってみようと思うくらいだ。

竹のは、曲がりにくく、汚れても表面をちょいと削ってやれば
新品同様に使えてしまうwww
もちろん、常に洗浄してきれいにしてあることは言うまでもないwww

そんなことしよるけんw買った50本100本入りをすべて使い切ることはなく、
新しいうちに何十本か抜いて、早々に誰かにあげてしまっている。
有効利用してくれる人々が回りにいるので、とてもありがたいことだ。

どうなんだろ、縁起を担ぐという観点からは、
割り箸でない箸を用意しないと金運が逃げるとか言うんだろうか?
まぁええけど。エッグスタンドは要らんのよ、わたしゃw

ワンウェイの利用が一時はエコの目の敵にされていたな。
ほどなくコロナのせいでなかったことになっとったがwww
そもそも間伐材の再利用方法なのだ。エコの闇www

まぁ、コロナが早く収まってもらいたい、というところは皆様ご賛同いただけることと思う。

って、どこからどこへの着地www



<シーズン1> 故郷への遠い道(1)(2014年05月05日)


シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2014年05月05日16:17)

○ ○ ○ ○ ○

たとえばフレンチなどで、せっかくのソースを残さないため
パンでぬぐうのはありだ。

限りなくお客様にお出しできないレベルの話だが、
最初から○○丼、として調理するのではなく、
丼にご飯を敷いて、その日のおかずをトッピングしてしまうのも、
味としてはありだと思う。

が。サバの味噌煮の煮汁の再利用は、恥ずかしながらしたことがなかった。
焼きサバのほうが好きで、自分では煮魚を作らんからだし、
サバ缶なら、これほど大量の煮汁は出ない。

結果から言えば、
もう一度やれといわれたら、
甘利大臣ならぬ身の私でも断るのではないかと思う。

******


ナベの中のサバエキスは、昆布と生姜、醤油と味噌の味なわけだ。
白飯にかけて食うには大量すぎるが、もったいないから捨てるなと母は言う。
また不相応に大量の野菜の炊いたんでも作るつもりなんだろう。

で、別のフライパンの中には、鶏肉、タマネギ、人参、ジャガイモ、トマトを煮た
料理の残り汁が、同じぐらい残っている。

どーすると言うのだ。

料理をリレーさせるわけにも、創業何十年秘伝のタレづくりも、
させるわけにはいかない。
半ギレの頭脳を回転させ、いかに前向きに着地させるかを考えはじめた。

煮汁の味見をしながら、要は魚醤だろ、と思い至り、
冷蔵庫に使いかけのアンチョビがあったのを思い出す。

冷蔵庫を開けるたび陰鬱になるのをこらえて、アンチョビを取り出す。
小さなガラス瓶に、何円引き、というシールが二、三重に張られている。
いや、かわいそうだろ、アンチョビ。
だが、大丈夫だ、お前の真実の姿を俺達は知っている。

煮汁を弱火で暖めながら、アンチョビをしゃもじでくずす。
しばらく混ぜていたら完全にばらっばらになった。イメージと違う。
味見したが今ひとつだったので、
全部たたきこみそうになる自分を抑えながら、
ビンに残っていたオイルとエキスを適当に足した。

温度が下がって味がなじんできても、サバの風味は強烈なままで、
そこにイワシの風味と容赦ない塩辛さが加わった。
だが、香辛料をつかうには、まだ味のボディが頼りなさ過ぎる。

バイクでもクルマでも、コーナーリングにおいてオーバースピードにつける薬はない。

この量のサバの煮汁に手を出すこと自体、オーバースピードだと自覚していた。
力で乗り切るか、流しにコースアウトさせるか。
まだだ。
せっかく地球を半周して日出ずる国へやってきたアンチョビを、
無事に胃袋というゴールまで連れて行かないでどうする。
見せてやるぜ、日本男児の心意気。

フライパンに目をやる。迷わず混ぜることを選んだ。

もちろん、両方をあたためてから混ぜたことは言うまでもない。
そうでないと、エキスと脂分が分離したままだからだ。
極力一滴残さずナベに移す。よかった、これで調理器具が一つ空く!

ひと煮立ちさせ、火からおろし、味がなじむのを待つ。
ここまでの登場は、サバ、昆布、生姜、醤油、味噌、アンチョビ、
鶏肉、タマネギ、人参、ジャガイモ、トマト、だ。
材料だけ見れば、不味いものは何ひとつない。

のだが。

魚油と鶏脂とサラダオイルとで、キラキラ輝くナベのふちは、
お世辞にも宝石の輝きにはたとえられなかったが、
勝算とはいえないまでも、リタイヤせず走りきるという直感があった。
その感覚に導かれ、私はスロットルを開ける。
バイクもフライパンも、ハンドルはハンドルさ。

手のひらに感じていたものは、ブラインドコーナーの先にあるものだったのかもしれない。

( to be continued to next episode ... )



2021年11月29日

時節柄、爪楊枝が減らないw



爪楊枝。ええ、つまようじですな。

一人暮らしをはじめたときに、使うだろうと100本入りを買った。
使い切らないうちにケースがよれよれになって
廃棄、もしくは中身だけよく使う人にゆずるw、などで何度か入れ替えたものの。
使い切ることはなく、今使っているのは何年ものだかw

とくにこの数年、コロナ対策で箸・スプーンをワンウェイに切り替える飲食店が増えた。
つまようじまで使うことはほぼないので、箸とワンパッケージの袋に残ってしまうが、
捨ててしまうのは目に見えているし、廃棄の際、厳密な分類は別になる。

そこで、貧乏性な私は箸袋をそっとしまいこむw
箸袋は自宅で廃棄、つまようじはケースに仲間入りするのだが、
コロナの期間がのびるのびる、つまようじ増える増えるw
半分以下だったケースはほぼ一杯にwww

いろいろ、なんだかなー。

まぁ、コロナが早く収まってもらいたい、というところは皆様ご賛同いただけることと思う。




<シーズン1> 転舵(2013年11月03日)


シーズン1は、先行ブログのデジタルリマスターwです。
(初公開 2013年11月03日18:58)

○ ○ ○ ○ ○


シーズンごとに、体に合わない酒の種類が変わる私、
今季は蒸留酒や蒸留酒ブレンドはダメなようだ。

もっとも、
会社の数少ない飲み仲間とはなかなか予定が合わず。
母は酒飲みが嫌いないので、家飲みもし辛くなり。
いきおい、帰る途中の一人飲みになっていたが。
ある店で、店員に飲んだくれと呼ばわれて以来、店飲み自体に興味が失せた。

夏場は、コンビニで調達した缶ビールをチビチビやりながら、
城や街の風景を肴にして、風に吹かれててくてく帰っていたが、
はるかに気分がよく、
おかげで飲みながらやせたw

健康的で、安上がりだ。いい発見だったが、
さすがに最近、寒うてたまらんw
だが、居場所があるわけでもなく、
結果、残業に勤しむという建設的な選択にwwwww

いっときどれだけ幸せでも、
一日の最初と最後には変わりそうにない現実がいて、すべてをリセットしてくれる。
現実逃避にカネをつっこむのは、やはり愚かだ。

試算したところ、副作用や日常生活の制限を考えなければ、酒より抗鬱剤のほうが安い。
もちろん酒を選ぶがw、
気を遣って飲むのをやめればすむことだ。結果、余計なことだったようだし。

マッチ売りの少女は、マッチを擦りまくった挙句、凍え死んだ。
思い出させてくれた、かの店員に感謝したい。

生きたいような生き方など、
巻きこみそうな親や身内がいなくなってから選べばいいことだ。寿命とカネが余ってりゃ、だが。

もしくは、環境を変えるか。

そんなことを考えながら仕事をしていたら、
出向の話がきた。

実に、面白い。


QRコード
買い物をすると現金が戻ってくる♪【monoka】