2023年09月11日
京都府京都市伏見区 十石舟で酒蔵のまち伏見を巡る 2022年5月4日来訪
京都・伏見の歴史を伝える遊覧船「十石舟」です。
京都を訪れる度に、いつか乗ってみたいと思っていた十石舟(じゅっこくぶね)。
十石舟では、伏見の酒蔵と水辺が美しいコースを巡る遊覧が楽しめる。
春は桜シーズン、秋は紅葉シーズン、冬は運休しているためなかなか予約が取れずにいたが、ようやく予約できたGWに伏見へ訪れてみた。
京阪本線の中書島駅から徒歩5分。
乗船場に到着して受付をすますと、すぐ船内に案内された。
早く人数が揃ったとのことで予約時間よりも早めに出発。
船頭1人と乗客十数名。
往路は月桂冠大倉記念館を横目に、伏見みなと広場へと向かう。
風に揺れるたくさんの柳と初夏ならではの風が爽やかで心地よい。
十石舟は江戸時代、宇治川派流や米と言った重量物を積載し、水運を利用しながら輸送していた。
船内ではそのようなアナウンスも流れており、乗船中に伏見の歴史についても学ぶことができる。
15分ほど揺られていると、大きな閘門が見えた。
そこの下を通り抜け、伏見みなと広場に到着。
ここでは、三栖閘門(みすこうもん)資料館があり、15分ほど見学の時間が設けられている。
資料館では、パネルや1/60サイズの動く模型が展示されており、伏見の歴史や閘門について詳しく学ぶことができた。
復路は反対側に乗船できたので、往路とは違う景色を楽しみながら50分の遊覧が終了。
乗船後に向かったのは、酒蔵見学。
伏見は日本三大酒処のひとつで、約20の酒蔵が集まっている。
その中でも、気になっていたカッパキザクラカンパニーの「黄桜記念館」を訪れた。
入場は無料である。
こちらでは酒造りの工程やお酒に関する資料の他、河童をイメージキャラクターにした黄桜懐しCM集も放映されている。
懐かしいであろう世代も、当時生まれてなかったであろう世代もこぞって見入っており、微笑ましい気持ちになった。
黄桜記念館では、「お酒と河童(カッパ)のことなら何でもわかる」と謳っているだけあり、河童資料館も併設されている。
河童資料館では、河童の起源から歴史、日本各地の伝承、世界の河童などを分かりやすく解説。
小さい資料館だが、隅々までパネル解説を読むと河童について深く知ることができた。
キャラクターみたいな可愛らしい河童から、子供が見ると泣き出しそうな河童まで、河童の世界も十人十色である。
今回は伏見の歴史と日本酒の知識を学びに来たが、河童についても詳しくなることができたのは思わぬ収穫だった。
改稿・編集 HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
NPO法人 伏見観光協会 https://kyoto-fushimi.or.jp/fune/
キザクラカッパカントリー|黄桜株式会社 https://kizakura.co.jp/index.html
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