2024年11月23日
北海道札幌市 都会と自然が共存する町 札幌の名所を訪ねる 2024年8月18日来訪
都会と自然が共存する町、北の都 札幌市の魅力を発見する旅です。
まずは、「白い恋人パーク」を訪ねる。
北海道のお土産として、昔から根強い人気なのが銘菓「白い恋人」。
白い恋人は、札幌市の菓子メーカー石屋製菓(いしやせいか)が手がける洋菓子で、ラング・ド・シャでチョコレートを挟んだその甘さがたまらない一品だ。
白い恋人パークでは、その白い恋人の製造ラインが見学でき、観光客からの人気を集める。
創業者は石水勲(いしみずいさお)氏。
イギリスの美しさに魅了され、地元の人にもこの美しさを伝えたいと考えて創られたのが、白い恋人パークらしい。
足を踏み入れると、まるで異国であるイギリスにいるかのように感じられる、魅惑の世界が広がる。
おかし作り体験ができ、チョコレートの歴史も学べる園内を、ゆっくり時間をかけて巡り楽しみたい。
お隣には、プロサッカーチーム 北海道コンサドーレの練習場もある。
その名も「宮の沢白い恋人サッカー場」。
練習が行われる日であれば見学も可能だ。
「野外博物館 北海道開拓の村」は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、移築復元や再現をしている観光名所。
野幌森林公園内に、北海道開拓にかかわる歴史的建造物が52棟、展示されている。
市街地群、漁村群、農村群に分けられた展示エリアは広く、54.2ヘクタールの敷地に所せましと展示物が並び、どのルートで見学しようか迷ってしまう。
写真の左奥は「旧来正旅館(きゅうくるまさりょかん)」。
東永山(ながやま)兵村に屯田兵として入植した来正策馬(くるまささくま)が開業した、旅館兼待合所だ。
退役後、開通直後の宗谷本線の永山駅前に移って1898年(明治31年)に待合所を開業したが、1978年(大正7年)に大水の被害を受け、翌年に旅館兼待合所を新築したと説明書きがある。
手前の路線上には鉄道馬車が見える。
これに乗って村内を移動できるようだ。
各ポイントには気さくなボランティアの方がおられ、展示物の説明を分かりやすく教えてくれた。
開拓して150年ほどしか経っていない北海道だが、短くとも濃い先人たちの軌跡を、直に感じられる北海道開拓の村。
北海道開拓の歴史を知るうえで、大変貴重な施設といえるだろう。
レンガ造りの外観に目を惹かれる「サッポロビール博物館」。
1987年に開園した、日本で最も歴史のあるビール博物館で、1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を体感できる。
道民にとって、サッポロビールはおなじみのビールだ。
北海道の開拓後、札幌を拠点に多くの事業が始まり、そのうちの1つがビール事業だった。
北海道の涼しい気候はビールの原料になる大麦の育成に適しているといわれ、開発が願われたものの、実際にビールを作るのは苦労の連続だったらしい。
しかし、サッポロビール創業者に当たる村橋久成と中川清兵衛の名コンビが、1877年5月にビールの醸造に成功。
当時は「札幌冷製麦酒」の名で販売されていた。
展示スペースでは歴代のポスターやラベルを実際に目にして、サッポロビールの長い歴史を知ることができ、思わず感嘆の声が漏れる。
テイスティングが付いた館内のツアーガイド、「プレミアムツアー」(料金1,000円)もあるようなので、事前予約のうえで参加したい。
北海道といえば、海鮮やラーメン、ジンギスカンを想像する方も多いのではないだろうか。
北海道は、実はスープカレー発祥の地でもある。
1970年代に札幌市で提供した薬膳カレーが、スープカレーの起源といわれる。
一般的なカレーとの大きな違いは、スープがさらさらとしていて、具材が大きくゴロゴロとしていること。
札幌市内には、200店舗以上もスープカレーを提供しているお店があるようだ。
今日は、札幌市中央区に店を構える「Soup Curry Suage」へ。
早速お目当てのスープカレーを注文。
お店オリジナルの味わい深いスープが食欲をそそる。
スープが鶏肉に染み込み、肉の旨みを引き立てる。
あと引く旨さに舌が躍り続ける。
写真は道民に「さつえき」の愛称で親しまれている「札幌(さっぽろ)駅」。
一日に15万人もの人が利用するというこの駅は、グルメはもちろん、ショッピングを楽しめるお店が充実している。
その中で取り上げたいのが、札幌ステラプレイス センター6階にある店舗、「十勝豚丼いっぴん」。
ここで提供される豚丼を求めて、実に多くの人が足を運ぶ。
札幌で1番の人気メニューと言ってもいいだろう。
本店は北海道式豚丼発祥の地である帯広にあり、札幌でも本場の味を楽しめるのはうれしい。
炭火で焼かれた香ばしい北海道産豚ロースを口に運べば、誰もが幸せに満たされる。
また、徒歩10分圏内には「札幌時計台」「大通り公園」など人気の観光スポットが数多くあり、観光拠点としても大きな役割を担う札幌駅。
北海道を訪れた際に巡る場所として、やはり外したくはない。
一日の最後に、繁華街「すすきの」を散策。
にぎやかなすすきのを見守っている、大きな「ヒゲのおじさん」のネオン看板は、1969年に設置されたもの。
すすきのの交差点を彩るニッカウヰスキーの広告看板だ。
実は、札幌には「すすきの」という地名はない。
諸説あるようだが、明治時代に政府がこのエリアに遊郭を設け、「すすきの遊郭」と名付けたことに由来を求められる。
今や東京の歌舞伎町、福岡の中州と並び、日本三大歓楽街ともいわれるすすきの。
今夜もネオンがきらびやかに輝き、観光客はもちろん、娯楽を求める市民を吸い寄せていた。
改稿・編集 会長HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
白い恋人パーク https://www.shiroikoibitopark.jp/
北海道開拓の村 https://www.kaitaku.or.jp/
サッポロビール博物館 https://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
札幌初のスープカレー専門店|Suage https://suage.info/
札幌|駅の情報検索 https://www.jrhokkaido.co.jp/network/station/station.html#1
一般社団法人 すすきの観光協会 http://www.susukino-ta.jp/
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