2016年08月26日
アフリカンシンフォニー
熱闘甲子園
今年も、夏の高校野球大会が終わりましたね〜。
選手の皆さんの、全身全霊で野球に取り組む、ひたむきな姿には毎年ほんとうに感動します。
勝っても負けても、みんな涙、涙で・・・。わたしもつい、もらい泣き。
一人一人が、本当にまぶしいくらい輝いてる。
あ〜、まさに、彼らは青春の真っただ中にいるのだなあ、美しいなあ、と。
ところで、甲子園で必ずと言っていいほど、耳にする吹奏楽曲。
それが、今日の一曲「アフリカンシンフォニー」という曲です。
皆さんも、これからここでお聴きになったら「あ〜、これか!」と納得されると思います。
私は高校時代、吹奏楽部でクラリネットを吹いていました。
このアフリカンシンフォニーは、私が一年生の時の文化祭で吹きました。
本番の最初のほうは、なんとか先輩方についていけていたのですが、途中からなんだかだんだんと音が出なくなってきて・・・かと言って演奏中に吹くのをやめるわけにもいかず・・・。(なにしろ、先輩方がめちゃめちゃ怖かったものですからっ!)
すると、突然キーに当てていた右手の指が、キーごとガクッと下にずれたのです。
なんとっ!! 楽器本体に取り付けられているキーのネジというネジが抜けて、キーがパーツごと本体から外れてしまったのでした。
それが原因で音が鳴らなくなってしまったのです。
その時の私の様子を、乗り物の運転に例えるならば、
運転中にハンドルが外れ、車輪も車体から離脱し・・・
そんな感じです。
いや〜ん、もう、ギャグマンガの世界・・・。
でも笑うなんて不謹慎。そう、先輩に気づかれたら最後、あとでどんなお仕置きが待っていることやら・・・。
だからとにかく周りに悟られないように、何食わぬ顔してひたすら吹きマネ。
でもこの曲って無情にも、最後に ものすごく早い半音階のスケールが出てくるんです。
低い音から高い音へ一気に上がる。
すると当然、キーを押さえている指の本数も少なくなっていきます。
クラリネットの本体からゴソッと外れたパーツは、低い音のほうのキー群なので・・・
指が離れれば当然、パーツを支えるものがなくなり・・・
哀れ、キー群のパーツは音階を吹き終わると同時に、本体から完全に脱落して、体育館の床に
ころりんっ!!
「ギョギョッ」
それを見た先輩方の驚愕した表情と、そのあとの般若のような顔・・。
以上、わたしのアフリカンシンフォニーにまつわる、悲しくもばかばかしいエピソードでございました。
(長ったらしくてごめんなさい!)
アフリカンシンフォニー
原曲 ヴァン・マッコイ(1974年)
編曲 岩井直溥(1977年
この曲が甲子園の応援歌に採用されたのは、1987年のことです。
智辯学園和歌山高校の野球部が甲子園に初出場したとき、
吹奏楽部の顧問の先生が、応援歌として使われたのが始まりなのだとか。
曲の冒頭からのダイナミックでリズミカルな打楽器もアフリカらしいし、
ホルンの「唸り」はまるでゾウの鳴き声みたいです。
とってもスケールの大きくてカッコいい曲だったのですね。ホントは。(笑)
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