2016年09月18日
イリュージョン&アンリシャルパンティエのベリーウィッチ
吹奏楽曲で「カッコいい曲を挙げよ!」と言われたら【イリュージョン】
ワタシは迷わずこの曲を推したいと思います!
もう30年以上前に作曲されたものではあるのですが、吹奏楽の魅力をあますことなく引き出してくれている。そんな曲だと思うのです。
高校時代、吹奏楽部でクラリネットを吹いていましたが、先輩・OB共に・・・怖かったです。
特に合奏は緊張の連続です
(うまく吹かなきゃ!)と焦れば焦るほど、楽譜に書いてある臨時記号 ♯ や ♭をポロポロ落としてしまって・・・。
視線を感じてハッと顔を上げると、そこには必ず、こっちをじろりとにらみながら楽器を吹いている先輩方の視線があるのです。
練習にはしばしばOBも指導に来てくださいました。(泣)
た〜っぷりとしごかれた後の休憩時間は、解放感でいっぱいです。
ひととき同級生とのおしゃべりに興じていました。
しか〜し!
OBが帰られた後、どーしたわけだか上級生のご機嫌が悪いのです。
「お前ら〜っ!せっかくOBさんが指導にいてくださっているというのに、休憩時間だからといってホンマに思いっきり休むとは何事かぁっ?!」
「???」(ではどうすれば?)
「休憩時間こそ、OBさんのとこへ行って、個人的にアドバイスを頂こうとは考えんのか?!せっかく来てくださってるのにもったいない!!」
「OBさんはな、お前らからしたら仏さまみたいなもんなんじゃっ!!
後光が射しとるんでっ!!!もっとありがたがれっ!!!」
ご・・・後光かぁ〜。
こんな感じでしょうか?
そんなこんなで、クラブの先輩・OBさんというものは、ワタシにとってはかくも近寄りがたい存在でした。
まさに三歩下がって師の影を踏まず・・・でしたが、大学に入ってみると先輩もOBさんもみんな概して優しくてとても親しみやすくてビックリ!
カルチャーショックでした。
高校のOBさんが仏様なら、大学の先輩方は現人神(アラヒトガミ)だわっ!!
しかもこんなにポップなイメージ。(笑)
今にして思えば・・・高校時代はまだまだイキがる年頃ですものね。
先輩方だってきっと「下級生ごときになめられてたまるかっ!」と一生懸命だったんだと思います。
これも青春の貴重な一ページですね。
あなたはいかがですか?高校時代、コワイ先輩はいらっしゃったでしょうか?
それともあなた自身がコワイ先輩でした?!
イリュージョン
作曲 鵜沢正晴
この曲は全日本吹奏楽コンクールの課題曲でした。当時まだ音楽大学の学生だった鵜沢正晴さんが作曲。
公募に入選して採用されたのだそうです。ご本人いわく、この曲は「夢の中を突っ走る」イメージなんだそうです。若い人のエネルギーを感じますね!
(試聴できます♬)
新品価格 |
1981年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲です。
冒頭のキリリとした部分がどことなく「宇宙戦艦ヤマト」を彷彿とさせます。
中間部の物悲しいコラールとの対比も、メリハリがあって・・・とにかくカッコいいのです。
アンリシャルパンティエ:ベリーウイッチ
この曲に合わせて、スタイリッシュなスイーツをチョイスしてみましたが、いかがでしょう?
サクサクのサブレに挟まれているのは、ホワイトチョコレート入りのクリームと三種のベリーです。(ストロベリー・クランベリー・ブルーベリー)
ベリーの味が、甘酸っぱい青春時代の思い出と重なります・・・。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5447672
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック