2016年10月31日
ドイツのスーパーで寿司を売ってみる
しばらく更新が途絶えてしまいました。
なぜかというと、ここ数週間前からドイツのとあるスーパーで当店のお寿司の販売を始めたからです。
私の住む町の中にあるドデカイスーパーで、シューケースを置いての販売が開始したのが10月14日。
さて、その日は金曜日ということもあって、買い物客の数の多いこと多いこと!
まるで東京の地下鉄のごとくお客さんが通ります。
最近どこのスーパーでも工場で作った不味い寿司が売られていますが、当店の寿司は違いますよ。
なんてったって「日本人」が作ってるんですから。
そうなんです。どこの寿司屋もたいがいは「アジア人であっても日本人じゃない」のです。
当然味もイマイチ。
さて、通るお客さまに試食を勧めてみます。
私の店の経験から言って、寿司を食べたことがない人は「生魚ではない」という言葉を聞くと、安心してトライしてみますので、最初はそれを強調して試食をしてもらいます。
ところがですよ、「寿司はいかがですか〜?生魚ではないですし、ベジタブルですよ。」とべジの寿司も強調してみますが、「ナイン、ダンケ!」(けっこうです!)という返事。
「えっつ?えーっつ?!なにーっつ?!!!」
なんと大半が「ナイン、ダンケ」ではありませんかっつ!!
試食をするどころか、まったく興味も示しません。
ただ通り過ぎるだけ。
しかもまるで日本人の足取りのように・・・!
「あのー、お寿司まったく食べたことがないのですか?」と聞いてみます。
「いいや、よく食べるよ。でもパックに入ってるのは基本的に食べないんだ。明日寿司屋に食べに行くし。」という反応をしめしたり、「俺たちはな、知らないものは口にしないんだよ!」とまるで拒否されたり、「いっらなーいっ。」って言いながら拒絶されたり・・・。
100人聞いて98人に断られるという感じです。
こっ、これは至難の業ですよ。お寿司を浸透させるのは・・・。
スーパーで雨の後の竹の子のようにできてる寿司屋の人気はいったい何なんですか?
この保守的な反応に加えて、「拒絶」ともいえるような反応は・・・?!
何人もの人から、「そのスーパーは客層が違うよ。皆安いのを目当てに来るからね。それにその町もだめだな。田舎だから、すごい保守的だし」と言われました。ああぁ〜、でも今更ぁ〜・・・?
それでも中にはおっかなビックリトライして「オイシイッツ!」と言ってくれる人もいたり、
うちの店にすでに来たことがあるお客様もいて「あー、あの店?」って感激してくれたり、
本当に寿司好きでトライしてくれる人もいたり、
すでにリピターで待ったましたとばかり何箱も買っていってくれたり。
そう言う人は今後期待ができるのですが、それにしてもあの「無関心」はホントーにびっくりっつ!
これでは、ショーケースを置いてる場所代だけで赤字です。
隣のパンに塗って食べるディップやオリーブを売っているトルコ人の店は大繁盛です。
そのトルコ人の店員さん曰く(因みに彼女はイラン人)。最初はここも大変だったよ。
時間をかけてじっくりやらなきゃ。
とのこと。
でも・・・、でもですねー、これは相当大変ですよ。
だって、置いてるだけでは誰も買ってくれないですもの。
一生懸命セールスしなければ・・・。
しかもそのセールスも至難の業。
「お寿司いかがですか〜?試食如何ですか?」
「ナインダンケ!」
「ナインダンケ!」と言われればまだいいほうですよ。
大半は無視ですよ、無視。
これは毎日はできない。
と思案の末、週末だけの販売に切り替えました。
わざわざ当店の常連さんが来てくれたこともあってこの週末はまぁまぁでしたが、今後の成り行き次第ではショーケースを撤退です。
ああ〜、これからどうなることやら・・・。
なぜかというと、ここ数週間前からドイツのとあるスーパーで当店のお寿司の販売を始めたからです。
私の住む町の中にあるドデカイスーパーで、シューケースを置いての販売が開始したのが10月14日。
さて、その日は金曜日ということもあって、買い物客の数の多いこと多いこと!
まるで東京の地下鉄のごとくお客さんが通ります。
最近どこのスーパーでも工場で作った不味い寿司が売られていますが、当店の寿司は違いますよ。
なんてったって「日本人」が作ってるんですから。
そうなんです。どこの寿司屋もたいがいは「アジア人であっても日本人じゃない」のです。
当然味もイマイチ。
さて、通るお客さまに試食を勧めてみます。
私の店の経験から言って、寿司を食べたことがない人は「生魚ではない」という言葉を聞くと、安心してトライしてみますので、最初はそれを強調して試食をしてもらいます。
ところがですよ、「寿司はいかがですか〜?生魚ではないですし、ベジタブルですよ。」とべジの寿司も強調してみますが、「ナイン、ダンケ!」(けっこうです!)という返事。
「えっつ?えーっつ?!なにーっつ?!!!」
なんと大半が「ナイン、ダンケ」ではありませんかっつ!!
試食をするどころか、まったく興味も示しません。
ただ通り過ぎるだけ。
しかもまるで日本人の足取りのように・・・!
「あのー、お寿司まったく食べたことがないのですか?」と聞いてみます。
「いいや、よく食べるよ。でもパックに入ってるのは基本的に食べないんだ。明日寿司屋に食べに行くし。」という反応をしめしたり、「俺たちはな、知らないものは口にしないんだよ!」とまるで拒否されたり、「いっらなーいっ。」って言いながら拒絶されたり・・・。
100人聞いて98人に断られるという感じです。
こっ、これは至難の業ですよ。お寿司を浸透させるのは・・・。
スーパーで雨の後の竹の子のようにできてる寿司屋の人気はいったい何なんですか?
この保守的な反応に加えて、「拒絶」ともいえるような反応は・・・?!
何人もの人から、「そのスーパーは客層が違うよ。皆安いのを目当てに来るからね。それにその町もだめだな。田舎だから、すごい保守的だし」と言われました。ああぁ〜、でも今更ぁ〜・・・?
それでも中にはおっかなビックリトライして「オイシイッツ!」と言ってくれる人もいたり、
うちの店にすでに来たことがあるお客様もいて「あー、あの店?」って感激してくれたり、
本当に寿司好きでトライしてくれる人もいたり、
すでにリピターで待ったましたとばかり何箱も買っていってくれたり。
そう言う人は今後期待ができるのですが、それにしてもあの「無関心」はホントーにびっくりっつ!
これでは、ショーケースを置いてる場所代だけで赤字です。
隣のパンに塗って食べるディップやオリーブを売っているトルコ人の店は大繁盛です。
そのトルコ人の店員さん曰く(因みに彼女はイラン人)。最初はここも大変だったよ。
時間をかけてじっくりやらなきゃ。
とのこと。
でも・・・、でもですねー、これは相当大変ですよ。
だって、置いてるだけでは誰も買ってくれないですもの。
一生懸命セールスしなければ・・・。
しかもそのセールスも至難の業。
「お寿司いかがですか〜?試食如何ですか?」
「ナインダンケ!」
「ナインダンケ!」と言われればまだいいほうですよ。
大半は無視ですよ、無視。
これは毎日はできない。
と思案の末、週末だけの販売に切り替えました。
わざわざ当店の常連さんが来てくれたこともあってこの週末はまぁまぁでしたが、今後の成り行き次第ではショーケースを撤退です。
ああ〜、これからどうなることやら・・・。
タグ:海外、ドイツ、寿司、日本
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