2016年03月27日
ドイツのイースター休暇に訪れた町 シュヴェービッシュ ハル
3月25日(金)からドイツではオースター(復活祭)という移動祝日です。学校もその日から1週間休みに入りました。 (ドイツはやたらと学校と会社のお休みがあります。) 復活祭前の金曜日のことを、ドイツ語ではカーフライターグといって全国的にお休みです。 そして中の土曜日を挟んで、日曜、月曜日にまた休みなので、この3日間店をお休みしました。 |
あちこちで黄色のラッパスイセンと様々な模様のついたオースターアイヤー(複数)(イースターエッグ)、そしてウサギが飾られます。
この卵をキリスト教では、イエスの蘇生と復活を現す、新しい生命の誕生のシンボルとしています。
ウサギは古代には雌雄同体だと広く信じられていました。
処女性を失わずに繁殖することができる、という考え方から、聖母マリアと関連付けられるようになり、装飾写本やルネッサンス絵画で聖母マリアや幼子キリストと共に描かれることも多かったそうです。
オースターゾンターグ(世復活祭の日曜日)には、うさぎと卵型のチョコ(今では卵型に限らず、普通の形のチョコ)やスイーツ等を草木のある場所に隠して、子供たちに捜させる習慣があります。
最近では大人も一緒にやることがひとつのリクレーションとなっています。
このイースター休暇に、ローテンブルグの友達の家を訪ねました。
ドイツ人のご主人と日本人の奥さんであるこの古い友人たちは、ローテンでお土産物屋さんを経営しています。
最近の多発テロのせいで観光客が減るかも知れないと、彼女たちは心配していました。
もし機会があったら寄ってみてください。
一晩泊めてもらって、翌日車で約50分ほどの、私がかつて通っていたドイツ語の学校、ゲーテ・インスティトゥートのあるシュヴェービッシュハル(Schwäbisch Hall)という町を訪れました。
私個人的にはローテンもいいけれど、この町も綺麗で、見るところも沢山あるし好きです。
コッハー川が公園の真ん中を流れ、ところどころに木組みの橋が川の支流をまたぐようにして作られています。
しかしかつて私が居た28年前よりも(年が分かる・・・。)相当観光地化していて、人も店も増えていました。
教会のある広場では、暖かくなると野外劇場が催されます。
教会前の階段を利用して舞台を作り、広場に観客の座席が設置されます。
私が始めてドイツ語を勉強した学校を息子に見せたくて親子で訪れ、天気も爽快だったし、そこで1日中公園を散歩したり、ミニゴルフをやったりして過ごしました。
でも途中で寝不足だったのも手伝ってか、はたまた天気の良い暖かさのせいか、急に眠くなり、ベンチに横たわってうたた寝。
となりでは息子が例のケイタイのクロッシーロードというゲームをピコピコやっているという、奇妙な親子の昼下がりでした。
夜はイタリアンで食事をして帰路に付きました。
普段経験しないイースターの休暇でした。
因みにイースターの日曜日からサマータイムが始まりました。
今までより1時間時間が早まります。
なので日本との時差は7時間になります。
価格:3,000円 |
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