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豆まめケアマネ
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2021年12月01日

心配してくれるチーム作り





絶対に在宅無理だよ〜とメンバー全員から言われながら

今年で12年を迎えた利用者さんがいる


認知症で徘徊し、怪我を繰り返していた独居女性

週末同居でヘルプも看護もリハもショートもフル活用で乗り越えて

今も元気に過ごしている


主介護者の娘さんは「私の自己満足やとわかってる」と言いながら

これからも母親の生活を支えていくことを選択した







今日は認知症自立度Wの女性のセカンドオピニオン受診に同行した


介護者の夫も病気があり、要支援でケアマネ担当もしている


前のケアマネの時に、夫が入院し、子供達が調整したショート利用後

本人は全く喋らなくなってしまった

帰ってきてその様子を見た夫は激怒し、

その後はどんなにしんどくても、泊まりサービスを拒否している


夫自身、訪問看護が必要な状態で常時医療のフォローを受けている

「このままじゃダメでしょう」と言う周囲に

「どうもない、しょうがない。あかんかったら共倒れや。」と言う


地域包括にも報告しつつ

この夫婦を取り巻くチーム強化を目指すことにした





在宅主治医に相談し、入院施設のある専門医を受診した

「治らへんねんから、行ってもしょうがない」と夫は言ったが

予約を取ることも、紹介状を書いてもらって受診を受けることも

嫌がらなかった

最大限の譲歩を受けて、セカンドオピニオンになだれ込む



いつも通り脈絡のない話を延々と続ける本人だが、

初めて会う専門医の問いかけに、名前だけはしっかり言えた

夫も私も、顔を見合わせて喜んだ



在宅主治医は紹介状で入院依頼をかけていたが

夫は予想通り断った


専門医も「今の夫の気持ちを変えることは難しい」と判断したが、

続けて

「夫は自分が入院したり判断できない時はどうするのかと聞いたら

子どもらが決めるやろうと言っていた。そうなった時には

家族とともに入院申し込みをしてください。」とのこと

そして、

在宅生活は、既に限界に来ているけれど

ケアマネさんと認識共有出来ていたら良いです、とも言ってもらえた




「良かったね、薬もこのままで良いって言われたし

在宅の先生のところで通院を続けて下さいって言われたね」と

夫と喜び合った



共通目標は、夫婦2人の今の生活をできる限り長く続けること

今までも、これからも、変わらない


今回の受診で得たのは、いざと言うときの資源と理解

心配し続けてくれるチームの一員に病院を巻き込むこと



ちゃんと心配してくれる人がそばにいる

そうすることで、人はきっと強くなる

望む暮らしを続けていける


目指すものは、機能するチーム作り

本気で心配してもらえること

心配しながら、そばで見守ってくれる人たちのチームを作ること

それが叶えば

きっと続けていけるだろう


目指せ!年単位で

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