2021年09月02日
精神疾患を学ぶ
仕事を始めた時、一番苦手だったのが精神疾患
ケアマネ一年生の時、気分障害の利用者さんにクビになって以来
「精神(疾患)は、自分には無理」と線を引くようになった
ターミナルや難病の方の経験を積ませてもらい
多くの利用者さんに育ててもらう中で
学ぶ機会はたくさんあったのに
いつも心のどこかで
「精神疾患は理解できない、支援は無理だし難しい」と思い
学ばずに逃げてきた
今は、精神疾患に対する自分自身の偏見に気づき
「苦手と思っているからこそ、学ばないといけない」に変わった
きっかけは
娘が社会人一年目で精神的に追い詰められた経験と
その後、見事に転身を果たした姿から得た学びである
今では、精神疾患やメンタルケアについてわからないことは調べ
偏見を持つ同僚に助言が出来る程度には勉強するようになった
それでも足りない時には、今では精神科に勤める娘に
アドバイスをもらう
不勉強で偏見だらけだった未熟なケアマネが
今では精神科領域担当ケアマネか?と言われるようになった
人は誰でも精神を病む
風邪をひくのと同じくらい、きっかけも原因も条件も様々で
誰もがなる病気なのである
それを知って、自分の前に引いていた線を消すことができた
学べたこと、学べる環境があったこと、学べる機会があったこと
この全てに感謝して
後に続くケアマネに
伝えていきたいと思う
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