2014年08月22日
薬剤師さんのここを見れば分かる病院の奥にある意外な姿について考えてみたよー
こんにちは(‐ω‐)v
今日は遠方の市立病院さんでお仕事です。
都会のような画期的な病院さんとは違い、”昔からある町の病院さん”って
雰囲気があって、とても気にいっている病院さんのひとつです。
建物は決して新しいとは言いがたいですが、患者さんでいつも混み合ってます。
そして、ご近所さん同士で会うのか、待合室は座談会場になってしまう
ほどの盛り上がりを毎回見せてくれます(笑)
(早く帰れヨーってつっこみたくなるほど長居するから混んでるように見えるのかも)
病院がその地域に1か所ってわけだからではないんです。
近くには民間の病院が3か所と国立系?のデカイ病院もあるし、
車で少し走れば大学病院もあるような地域です。
患者さんにとってはとても安心できるような環境なんじゃ
ないかな?と思いますが、なぜかそのちょっと古めかしい雰囲気の
病院だけが患者さんの集客に成功しているようです。
実は、病院の経営サイドによる陰の努力の賜物でした。
外から見ていると、実際の中のことは見えてきませんが、
視点を変えて注意して見ると、意外なもので驚いたりするものですよ。
わたしの場合ですと、
フラーって来院して、そわそわ・うろうろしてますが(笑い)
目をあらゆるものに光らせてチェックしています。
スタッフの挨拶する態度や、清掃の状況、告知張り紙などの
掲示物を見るだけでも、病院の考えや方向性を感じ取ることができます。
あとは、ドクターの白衣姿もチェックしてます。
エラソーにしている先生は、服装で分かります(笑)
このあたりはみなさんもなんとなく想像つきそうですよね?
あと、わざとですが、経路を教えてもらうのに、必ず歩いている
スタッフを捕まえて院内の案内をお願いします。
もちろん、丁寧に対応してくださった方には、理事や事務局の方とお会いした時に
その案内してくれた方の実名を伝え、上層部の指導がすばらしいなんて言うと
とくに喜んでくれたりします。
病院のトップのほうを見ると、院長が病院を動かしているように
は見えますが、
実際に采配をとっているのは理事長だったり
事務局長だったり組織を動かす要となるブレーンが存在します。
ドクターがオーナーで理事長業務も院長業務もやっているところも
ありますが、相当多忙を極めると思います。
でも、オーナーやブレーンだけでは現場を統率することは困難です。
これがなかなか見えにくい功労者の方々なのですが、
事務局だったり、本部だったりとそう呼ばれる病院経営の中枢があります。
その中枢には、市場リサーチャーや、SEと呼ばれるITのエンジニア、アカウンティングのプロなどが
チームとして機能しています。
医療機関とは多職種連携で機能していますが、それは医療従事者や医事課スタッフだけでなく、
そういった何かに特化したプロフェッショナルもすべて交えて
連携をとり、医療機関という組織を統率していきます。
そのブレーンの采配や、中枢組織のメンバーの力量で、病院の色や方向性、
ビジョン、ミッションなどがすべて変わってきます。
そういったものが、現場の細かいところ、細部に顕著に表れます。
病院ですから、待ち時間は多少あります。
患者さんを飽きさせないための工夫、安全に出入りができる駐車場管理、
スタッフの声かけや配慮、トイレの徹底、待合室の椅子の改善、
ラウンジや食堂の充実など・・・。
あらゆるものに目が行き届いているなーと毎回感心して帰ってきます。
市立病院ですから、そんなに予算もないだろうに・・・と思うのですが。
サービスは有形だから優良とは限らないのです。
無形サービスで費用がかからないものを知恵を出して
いかにアウトプットしていくか。
そして、
出せばいいってものではなく、本当に患者さんにとって良いもの、ためになるものを
提供していくことがこれからのカギとなります。
病院さんもクリニックさんも患者さんの獲得が生命線になります。
生き残りをかけ、アイディアを必死で考えては取り入れ、
工夫と改善を重ねているんです。
そういった医療機関のたゆまぬ努力に、薬局さんの母体も負けないように
ついていかねばなりませんね。
では、またそんな感じでー(‐ω‐)ノ゛
今日は遠方の市立病院さんでお仕事です。
都会のような画期的な病院さんとは違い、”昔からある町の病院さん”って
雰囲気があって、とても気にいっている病院さんのひとつです。
建物は決して新しいとは言いがたいですが、患者さんでいつも混み合ってます。
そして、ご近所さん同士で会うのか、待合室は座談会場になってしまう
ほどの盛り上がりを毎回見せてくれます(笑)
(早く帰れヨーってつっこみたくなるほど長居するから混んでるように見えるのかも)
病院がその地域に1か所ってわけだからではないんです。
近くには民間の病院が3か所と国立系?のデカイ病院もあるし、
車で少し走れば大学病院もあるような地域です。
患者さんにとってはとても安心できるような環境なんじゃ
ないかな?と思いますが、なぜかそのちょっと古めかしい雰囲気の
病院だけが患者さんの集客に成功しているようです。
実は、病院の経営サイドによる陰の努力の賜物でした。
外から見ていると、実際の中のことは見えてきませんが、
視点を変えて注意して見ると、意外なもので驚いたりするものですよ。
わたしの場合ですと、
フラーって来院して、そわそわ・うろうろしてますが(笑い)
目をあらゆるものに光らせてチェックしています。
スタッフの挨拶する態度や、清掃の状況、告知張り紙などの
掲示物を見るだけでも、病院の考えや方向性を感じ取ることができます。
あとは、ドクターの白衣姿もチェックしてます。
エラソーにしている先生は、服装で分かります(笑)
このあたりはみなさんもなんとなく想像つきそうですよね?
あと、わざとですが、経路を教えてもらうのに、必ず歩いている
スタッフを捕まえて院内の案内をお願いします。
もちろん、丁寧に対応してくださった方には、理事や事務局の方とお会いした時に
その案内してくれた方の実名を伝え、上層部の指導がすばらしいなんて言うと
とくに喜んでくれたりします。
病院のトップのほうを見ると、院長が病院を動かしているように
は見えますが、
実際に采配をとっているのは理事長だったり
事務局長だったり組織を動かす要となるブレーンが存在します。
ドクターがオーナーで理事長業務も院長業務もやっているところも
ありますが、相当多忙を極めると思います。
でも、オーナーやブレーンだけでは現場を統率することは困難です。
これがなかなか見えにくい功労者の方々なのですが、
事務局だったり、本部だったりとそう呼ばれる病院経営の中枢があります。
その中枢には、市場リサーチャーや、SEと呼ばれるITのエンジニア、アカウンティングのプロなどが
チームとして機能しています。
医療機関とは多職種連携で機能していますが、それは医療従事者や医事課スタッフだけでなく、
そういった何かに特化したプロフェッショナルもすべて交えて
連携をとり、医療機関という組織を統率していきます。
そのブレーンの采配や、中枢組織のメンバーの力量で、病院の色や方向性、
ビジョン、ミッションなどがすべて変わってきます。
そういったものが、現場の細かいところ、細部に顕著に表れます。
病院ですから、待ち時間は多少あります。
患者さんを飽きさせないための工夫、安全に出入りができる駐車場管理、
スタッフの声かけや配慮、トイレの徹底、待合室の椅子の改善、
ラウンジや食堂の充実など・・・。
あらゆるものに目が行き届いているなーと毎回感心して帰ってきます。
市立病院ですから、そんなに予算もないだろうに・・・と思うのですが。
サービスは有形だから優良とは限らないのです。
無形サービスで費用がかからないものを知恵を出して
いかにアウトプットしていくか。
そして、
出せばいいってものではなく、本当に患者さんにとって良いもの、ためになるものを
提供していくことがこれからのカギとなります。
病院さんもクリニックさんも患者さんの獲得が生命線になります。
生き残りをかけ、アイディアを必死で考えては取り入れ、
工夫と改善を重ねているんです。
そういった医療機関のたゆまぬ努力に、薬局さんの母体も負けないように
ついていかねばなりませんね。
では、またそんな感じでー(‐ω‐)ノ゛
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