ここ最近ChromeOS Flexの面白さと使い勝手の良さに夢中になっており、いろいろ試しています。
ここまで試した感じ、「Windows10や11には物足りないな・・・」くらいのスペックならChromeOS Flex導入は"アリ"です。
というわけで、私が普段からお世話になっているイオシスさんのオンラインショップにある商品から、桃太郎の経験と勘で「こいつなら楽しめそう」なWindows機をピックアップしてみましたので、ご紹介します。
(ちょうど年末年始で休業中なので、在庫は動かないと思います)
※私が実際に動作確認しているのは「ARROWS Tab Q736/P」「Let's Note SX2」2機種だけです。動作を保証しているわけではないのでご了承ください。
ざっくり言うと
・ChromeOS Flexとの相性問題が起きそうなのはAtom系
・ライバル想定はAmazon Fire HD 10
・独断と偏見のおすすめ機種3選とおまけ
・タッチパネルを使わないなら、Ubuntuで十分
ChromeOS Flexとの相性問題が起きそうなのはAtom系
100%偏見ですが、Core系を選択すると普通に使えそうです。
1.ChromeOS Flexの動作環境(最小要件)
・アーキテクチャ:Intel または AMD x86 の 64 ビット互換デバイス
・RAM:4 GB
・内部ストレージ:16 GB
・USB ドライブからの起動をサポート
・BIOS:すべての管理者権限 - 問題が発生した場合、管理者は ChromeOS Flex USB インストーラから起動して BIOS で設定する必要があります。
※プロセッサとグラフィック: 2010 年より前に製造されたコンポーネントは、動作が不安定になる可能性があります。
注: Intel GMA 500、600、3600、3650 のグラフィック ハードウェアは、ChromeOS Flex のパフォーマンス基準を満たしていません。
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11552529?hl=ja
2.動作環境を最低限満たす機種と、全体的に稼働する機種は別物
格安Windowsタブレットで、動作環境を満たすハードルは、メモリ > GPU ≒ CPU > ストレージかと思います。
メモリが4GBある格安中古品と考えると、CPUはAtom x5-Z8350の場合が多いかと思いますが、ネットの情報を見る限りARROWS Tab Q506系は本体スピーカーから音が出ないそうです。
一方、私がChromeOS Flexをインストールして使っているARROWS Tab Q736/PはCore系CPUで、本体スピーカー等も普通に使えています。
さらにCore i5-3320Mという、かなり前のCPUでも普通に稼働することから、Core系なら古くても動く場合が多いと考えます。
よって購入機種選定時には、以下を確認すると良いでしょう。
・CPU:Core XXXか(できればiシリーズ)
・メモリ:4GB以上か
ライバル想定はAmazon Fire HD 10
Amazon初売りセールで格安になっているFire HD 10(1万5千円〜2万円くらい??)をライバルに設定しました。理由は以下の通りです。
・コンテンツ消費に使う想定
タブレット端末って、基本的には動画視聴や電子書籍等、コンテンツ消費に使うかと思います。ゲーム目的ならiPad一択といっても過言ではないかもしれませんが、動画視聴だけでiPadはコスパが悪い気もします。
そんなときFire HDは価格が安いのでコンテンツ消費にはもってこいです。
もちろん、中古WindowsタブレットをChromeOS Flexにするのも同じ発想でコンテンツ消費に向いています。
・独自OSによって、相対的にアプリの選択肢が少ない
Fire OSもChromeOS Flexも、公式ストアのアプリ数が少ないです。
動画視聴といえばYouTubeですが、Fire OSの場合アプリ版はないため標準ブラウザ「Silk」を使うしかありませんが、ChromeOS FlexにはYouTubeアプリがあります。
むしろブラウザから使えるサービスなら、シェア最強のGoogle Chromeが動作してくれるChromeOS Flexの方が有利だと考えました。
軽く調べた限りの各ストアの総アプリ数を載せます。年代とかガバガバです。
ChromeOS Flex:Chromeウェブストア:19万以上(2019年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Chrome%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A2
Fire OS:Amazon Appstore:48万以上(2022年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon_Appstore
iOS:App Store:200万以上(2018年)
https://type.jp/et/feature/7899/
Android:Playストア:1,000憶以上??(2022年)
https://japan.googleblog.com/2022/07/google-play-10.html
・コスパ重視で雑に扱う
Amazon Fire HDの良いところは、そもそもコスパ重視の端末で所有欲を満たすタイプではない分、雑に扱っても罪悪感がない点ですよね。
同じように、中古のWindowsタブレットも頑丈で雑に扱える機種が選べたり、そもそも中古品なので故障したとしても「壊れちゃったか〜、また別なの買うか!」と思える!のは私だけかもです・・・
Amazon Fire HD 10のスペックは以下の通り
・ディスプレイ:10.1インチディスプレイ(1920x1200)
・CPU:2.0GHzの8コア
・メモリ:3GB
・ストレージ:32GB
・microSD:最大1TB対応
・Wi-Fi:Wi-Fi5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
・充電端子:USB Type-C ※UBS2.0
ここまで書いていて、むしろAmazon Fire HDを購入したら良い方もいると感じました。そんなときはヤマダウェブコムがおすすめです。ここ1年くらい観察していた傾向として、Amazonセールと同価格程度で同じ商品を販売してくれるだけでなく、ヤマダ電機のポイントとポイントサイトのポイントを2重でゲットできます。
まだポイントサイトへ登録していない方、私の紹介URLを使ってポイントもらってください。私もポイントもらえてありがたいです笑
ハピタスはこちら→ https://hapitas.jp/register/?i=20923490&route=text
モッピーはこちら→https://pc.moppy.jp/entry/invite.php?invite=Ju7Be121
独断と偏見のおすすめ機種3選とおまけ
2024.1.1時点のイオシスオンラインショップの情報を確認して、「タッチパネル搭載」「ChromeOS Flexが動きそうなスペック」「コンテンツ消費用と」「1.5万円未満」をポイントに、「私が欲しい!」と思う機種をいくつかおすすめとして挙げてみました。
価格は常に移り変わるものなので記載していませんが、イオシスで検索しやすいように、イオシスの商品名をコピペしています。
1.【ACアダプタ欠品】ARROWS Tab R727/R FARR05008【Core i5(2.6GHz)/4GB/256GB SSD/Win10Pro】
・Core i5-7300UとSSD 256GBで隙なし
・ACアダプタは2,000円前後で入手可能
→CPU性能が高めの、私が使っているARROWS Tab Q736/Pと同じ系統のWindowsタブレットです。法人や文教用途の頑丈さに自立スタンド内蔵でどこでも使えます。充電器は新品も互換品も中古品も安く購入できますし、既にARROWS Tabシリーズを過去に購入している方は持っていることも多いと思います。
2.【電源アダプタ欠品】Surface Pro4 9PY-00013 【Core i5(2.4GHz)/4GB/128GB SSD/Win10Pro】
・Core i5-6300U
・Surface用ACアダプタなら2,000円前後で入手可能
→Microsoft公式端末Surface Proシリーズです。Windows11にアップグレードできない分、中古品の価格が落ちてきましたね。自立スタンド内蔵のスマートな見た目、持ち歩きたくなるデザイン性が魅力です。
3.【ACアダプタ欠品】VAIO S13 VJS131C11N【Core i5(2.3GHz)/8GB/256GB SSD/Win10Home】
・Core i5-6200U
・USB PD充電可能な機種
→今回、唯一モバイルPCの選出です。タッチパネルディスプレイ搭載でChromeOS Flexと相性が良いと考えました。もちろんVAIOなのでデザインも良いですし、USB PD充電対応なので、ACアダプタ欠品でも困らないと思います。
その他(基本1万円以下)
・ARROWS Tab Q616/P FARQ12001【Core m3(0.9GHz)/4GB/128GB SSD/Win10Pro】
付属品:ACアダプタ、拡張クレードル、スタイラスペン
・VersaPro タイプVS VK902/SQ-U PC-VK902SQGU【Core m3(0.9GHz)/4GB/128GB SSD/Win10Pro】
付属品:ACアダプタ、ドック機能付きキーボード
・【電源アダプタ欠品】Surface Pro4 DQR-00009 【Core m3(0.9GHz)/4GB/128GB SSD/Win10Pro】
付属品:なし、Surface用ACアダプタなら2,000円前後で入手可能
すべての機種のCPUがCore m3 6Y30で、i5に比べたら性能は劣りますが、経験としてChromeOS Flexはi5-3320Mでもサクサク動くことと、Coree系であることから、問題なく動作するものと推測しています。
タッチパネルを使わないなら、Ubuntuで十分
ここまでまとめた内容すべて元も子もなくなるのですが、私はタッチパネルを使ったコンテンツ消費ベースでコスパを重視したときにChromeOS Flexをおすすめしています。
古いPCを復活させるだけなら、UbuntuやZorin OS、その他Linuxディストリビューションを選択する方が現実的だと思います。
まとめ
中古のWindowsタブレットにChromeOS Flexを導入するのは、操作感が良く雑に使えるコンテンツ消費端末として、Fire HD以上にコスパが良いです。
普段からGoogleのWebサービスを多用している方なら、キーボードとマウス、外部モニタも組み合わせて、メイン端末として使うのもお勧めです。
イオシスは、状態の良い中古品や未使用品等のお買い得品を提供してくれるショップです。私も普段からお世話になっています。ぜひご興味あればサイトを見てみてください。
アウトレットと中古パソコンの「イオシス」
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