数年前に仕事用の機器として受け取った「YOGA TAB 3」に、異常発熱・発火の可能性があるとの報道があり、久々にアップデートを実施したついでに、操作した感想をまとめましたのでご紹介します。
ざっくり言うと
・YOGA TAB 3は動作そこそこで使いやすいタブレット
・AnyPenの可能性がすごい!
・内蔵スタンドの端面加工が粗め
・報道された異常発熱・発火の可能性とは
YOGA TAB 3の仕様
・2015年11月発売
・10インチ Wi-Fiモデル
・OS:Android5.1.1→6.0.1にアップデート可能
・CPU:1.30GHz(Qualcomm Technologies, Inc APQ8009)
・メモリ:1GB
・ストレージ:16GB
・ディスプレイ:1280×800、10点タッチ、AnyPenテクノロジー対応
・インターフェース:Micro USB、マイクロフォン・イヤホン端子
・カメラ:800万画素
・ワイヤレス:805.11b/g/n、Bluetooth4.0
・カードスロット:microSD
・センサー:加速度、光、デジタルコンパス、GPS、GLONASS、BEIDOU
・バッテリー:8400mAh
・サイズ:253×185×(3.5-9.5)mm
・重量:655g
・アップデートのビルド番号:S000129
(正式には、YT3-X50F_S000129_200330_ROW)
動作はそこそこ、メモリ不足は否めない
元々Android5系で発売され、Android6へアップデートされている点からも、Androidタブレットにしてはとても良いです。
また、最低限のアプリのみプリインストールされているので、初期動作は軽めに仕上がっています。
メモリは1GBなので、どんどんアプリを追加して使う方には物足りないかもしれませんね。
このYOGA TAB 3は、通常のタブレットと形状が異なります。本体の一部にカメラやバッテリー、内蔵スタンドが集中しているので、少し不思議な形かもしれません。
カメラは機械的に回転するので、手で回して撮影する方向へ、通常の写真は外へ向け、インカメラは手前に回します。
AnyPenの可能性がすごい!
私も忘れていましたが、このYOGA TAB 3には、様々なものをスタイラスペン代わりにできる「Any Pen」という機能がついています。
条件は、一般的な鉛筆や金属製ボールペン等、直径1mm以上の丸みのある先端部を持つ導電性のあるものがすべてスタイラスペンになります!
例えば、家の鍵とかでも操作可能なので、とても面白いです。タブレットの大きな画面でペンタブっぽく絵を描いたり、細かな操作をするゲームに活用できます。
内蔵スタンドの端面加工が粗め
個人的に気になったのですが、本体に内蔵されているスタンドの端面加工が粗いと感じます。ふちが全体的に角張っているので、手の添え方次第では切創してもおかしくないような印象を受けました。日々手に触れるものなので、少しやりすぎなくらい安全にしてほしいと感じます。
報道された異常発熱・発火の可能性とは
これはLenovoが公式に公開・サポートしている情報ですが、充電時に異常な発熱が発生する可能性があるそうです。
電池等ハード自体ではなく、ソフトウェア的な制御が影響しているようなので、アップデートでの対応をしてくれました。
もちろん対象製品に該当していても、全てのLenovoタブレットで絶対に発生するわけではないそうなので、ちゃんとアップデートすれば安心ですね。
・症状:異常発熱・発火の可能性
・アップデート内容:バッテリー充電最適化
まとめ
元は発火の可能性を下げるために触ったのですが、久しぶりに操作するとクセがあって面白いタブレットでした。
今後も、Lenovoさんには、YOGA TAB 3のような操作していて楽しくなるようなタブレットを作ってほしいですね。
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