さて、前回のiPhoneの総費用に関する記事のアクセス件数がとても多くてうれしかったので、iPhone購入に大きく関連する情報をご紹介いたします。
大手3キャリアから発表された「ライト版かけ放題」
auからスタートし、3社ともに似たようなプランを「ライト版かけ放題」を出してきました。5分以内の通話は回数関わらず、すべて無料通話になります。内容はほぼ同一ですが、若干の違いがありますしお得になる方もいらっしゃいますので、ここでご紹介いたします。
※ 従来のかけ放題プランの月額は6,500円です(基本プラン2,700円+ISP 300円+パケット定額3,500円)。
※0 家族割引関連サービス加入で家族間は5分超えても無料
※1 データMパック(標準:5GB)5,000円(税抜)、データLパック(大容量:8GB)6,700円(税抜)、シェアパック15(標準:15GB)12,500円(税抜)、シェアパック20(大容量:20GB)16,000円(税抜)、シェアパック30(大容量:30GB)22,500円(税抜)
※2 データ定額3(V)(3GB)4,200円(税抜)、データ定額5(V)(5GB)5,000円(税抜)、データ定額8(V)(8GB)6,700円(税抜)、データ定額10(V)(10GB)8,000円(税抜)、データ定額13(V)(13GB)9,800円(税抜)
※3 データ定額パック(標準:5GB)5,000円(税抜)、データ定額パック(大容量:10GB)8,000円(税抜)、データ定額パック(大容量:15GB)12,500円(税抜)、データ定額パック(大容量:20GB)16,000円(税抜)、データ定額パック(大容量:30GB)22,500円(税抜)
※4 スマホプランM(3GB)の場合3,980円(税抜)、スマホプランL(7GB)の場合5,980円(税抜)、
上のようにまとまりました(参考として、ワイモバイルさんも入れてます笑)。さて、このプランがお得なのか、さらに掘り下げていきましょう。
・通話無制限かけ放題との価格差
一般的な「かけ放題(2,700円)」と「ライト版かけ放題(1,700円)」では、1,000円の価格差があります。そして、5分を超過した場合の通話料が30秒20円として計算すると、1,000円は25分通話したときの料金ですね。普段の生活で30分以上の長時間通話をされる方には、従来のかけ放題をお勧めします。逆に、普段の通話がどこかへの問い合わせ中心で、5分を超えたとしても6分とか7分程度の方は、「ライト版かけ放題」でも良いかもしれませんね。
・家族間通話無料サービスの有無
auさん、ソフトバンクさんにはある家族間通話無料のサービス、ドコモさんはありません(Foma回線にはありますが、カケホーダイライトは対象外です)。現在ドコモさんを使っていて、家族と離れて暮らしている方にはカケホーダイプランがいいと思います。たまの長電話で愚痴をこぼしあったり声を聴いて安心する時間を大切にしてください。
・データ定額プランの選択肢
従来のかけ放題プランでは、高速通信2GB(3,500円)という安価なサービスがありましたが、「ライト版かけ放題」ではauさんは3GB(4,200円)以上、ドコモさん、ソフトバンクさんは5GB(5,000円)以上のパケット定額を選択しなければいけません。ご家庭にはネットワーク環境があり、外であまり通信をしない方は2GBも高速通信が必要なかったりしますし、月額を安くするために選択する方もいらっしゃると思いますのでこれが選べない点はつらいですね。
・通話従量制プランとの比較
ドコモさんは廃止していますが、auさんとソフトバンクさんには、通話従量制(同社間1〜21時通話無料)のプランがまだ残っています。若干合計月額は上がってしまいますが、高速通信が7GBまでとなりますので、あまり通話はしないけどネットはたくさんするという方には、旧プランがいいかもしれません。
まとめ
以上から、「ごく短い通話をする、外でWeb閲覧やメール、SNSをよく使う」ような、通信も通話もある程度する方には、今回の「ライト版かけ放題」が良いと思います。パケット定額の上限が低いプランを選択できないため、月額をミニマムにする効果は薄いかもしれませんが、我々消費者から見ると、「5分以内なら通話料金を無料にするプラン」という選択肢が増えたことは大きな意味があると思います。ぜひ、ご自身の通話・通信のご利用状況(Webで確認したり、電話やショップ問い合わせもできます)を確認し、最もマッチする料金プランを選択できるといいですね。(月額でみると、ワイモバイルさんのスマホプランMで事足りてしまいそうですが・・・)
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