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北アフリカのモロッコで大雨が降り続いて南部を中心に洪水が相次ぎ、少なくとも３２人が死亡し、軍がヘリコプターなどを出して救助活動を進めています。

モロッコ南部では先週末から雨が降り続いて各地で洪水が相次ぎ、１００軒余りの住宅が流されたり、道路が寸断されたりする被害が出ています。
現地からの報道では、この洪水で南部のゲルミンなどで少なくとも３２人が死亡したということです。
モロッコのモハメド国王は関係機関に対して被災者の支援に当たるよう緊急の指示を出し、軍がヘリコプターなどを出して救助活動を進めています。
また、洪水の影響で南部の観光地ワルザザートではフランスなどからの観光客２００人余りが立往生し、救援に向かうため航空機２機がチャーターされたということです。
モロッコ南部ではこれまでも洪水がたびたび起きていて、モロッコ政府は外国人に人気の観光地マラケシュから南にかけての山あいの地域で洪水対策を強化しているところでした。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141125/k10013455721000.html




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