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2014年11月25日

ホンダ 米運輸省に1700件余の事故報告漏れ



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大手自動車メーカーのホンダは、アメリカ運輸省に報告を義務づけられていた事故のうち、2003年からことしにかけて、全体の60%に当たる1729件について報告漏れがあったことを明らかにしました。

これはホンダが24日明らかにしたものです。
それによりますと、ホンダは、アメリカ運輸省道路交通安全局への報告が義務づけられた2003年7月からことしの6月までの11年の間に起きた2873件の事故のうち、全体の60%に当たる1729件について、報告が漏れていました。
その理由についてホンダは、データを入力する際に日付を入れ忘れていて、正確にデータが送られていなかったほか、ホンダが使用しているシステムと運輸省のシステムが一部合致していなかった事が原因だとしています。
また、報告がもれていた事故の中には、日本の自動車部品メーカー「タカタ」のエアバッグの不具合による事故8件も含まれていましたが、ホンダはこれらについては道路交通安全局に別の形で報告しており、リコールの判断などに影響はなかったとしています。
ホンダは、タカタのエアバッグを装備した車のリコールが相次いでいることについて、20日にアメリカの議会上院で開かれた公聴会に、タカタの幹部と共に呼ばれ、議員から事故やリコールへの対応の遅れを厳しく追及されており、ホンダの事故管理体制への批判が高まりそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141125/k10013459551000.html




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